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プロローグ

「ねえ。僕はなんで生きているの?」

昔から自殺願望が強く何故自分が生きているのか分からなかった。その原因として一つはお母さんが自分のせいで死んでしまったともいえる。それからお父さんは死ね死ねいっては酒を飲んで、僕を殴っていた。そして泣いていた。

「お前なんか生まれなかったら。あいつは、あいつは・・・・うっ」

といいながら。そしてある日家からついに追い出された。とぼとぼ歩いていると施設に引き取られ、里親に引き取られた。小さい頃のことだからあまり覚えてない。引き取られてところは、僕の1つ上がいた。花梨かりんといった。そのお姉ちゃんにぼくは何回もいって困らせた。

「ぼくはなんで生きているの?」

お姉ちゃんはいつも困った顔をしながら言った。

「なんでも。生きなくてはいけないの。そう神様が生かしてくれるまで精一杯生きて。そして神様に言うの。“私は精一杯生きました。だから、天国に行かせて下さい。”てね。」

そして死んだ。もともと病気気味でそれで死んだ。死ぬ前に言っていた。

「精一杯私は生きたから、きっと私は天国行きね。あんたも精一杯生きてね。わたし待っているからね。地獄にいったら勝地しないんだから。分かった?精一杯私の分も生きてね。」

そう言って逝った。

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