漫才『テーブルマナー』 by ぺんぎんサテライツ(REC. 2025.9.29)
おっけー、撮れてるよ。二人とも準備はいい?
るう「だいじょうぶだよ〜」
ちゃんみく「うちもオッケー!」
はーい。じゃあそろそろ始めよっか。
皆さん、今日は残ってくれてありがとう。成川さんと、御厨さんがコンビを組んで漫才をやることになりました。生徒会の企画に参加するためです。せっかくなので、クラスの皆にも見てもらいたいって、二人の希望で。もし時間のある方は見ていって下さい!
ぺんぎん?「二人ともがんばって〜!」
じゃあ始めましょうか。ナベ、俺が呼び込みしたら出囃子流してくれる?おっけー。ではみなさま拍手をお願いします!
エントリーナンバー2番「ぺんぎんサテライツ」です!どうぞ〜!
(Because we can, can, can, Yes we can, can, can, can, ⋯⋯)
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るう「どうも~、るうで~す。よろしくおねがいしま~すw」
ちゃんみく「御厨です。よろしくお願いします」
るう「ね~。なんでうちらが漫才してんだよってことなんですけどね。御厨さんw」
ちゃんみく「はい。でも目標がありますからね」
るう「うんうん!」
ちゃんみく「こちらのるうさん、ゴリゴリのギャルのくせに、生駒会長が大好き過ぎて、優勝して会長と1日デートするために必死で漫才を頑張っております!」
るう「そうなんです!でもまあ優勝はするとしてさ、デートでご飯とかいくでしょ?生駒ちゃんでしょ?けっこういいお店いきたいじゃん。でもうちさ~、高級レストランとか行ったことないからさ。マナーとか全然わかんないし、どうしたらいいんだ~!!って感じで困ってるんですよ。生駒ちゃんの前でだけは恥をかきたくないっ!」
ちゃんみく「もう優勝した気でおります」
るう「そりゃあね~。漫才とかはバイブスでなんとかなるっしょw」
ちゃんみく「はい出ました。ギャル特有の無根拠な自信です!じゃあデートのご飯もバイブスでなんとかなるでしょ?w」
るう「それはさ~…。ちょっと話がちがうじゃん…、緊張もするし…」
ちゃんみく「もじもじしております。乙女のようです」
るう「乙女だよ!」
ちゃんみく「乙女でした!」
るう「だからさ、ナイフとかフォークとか外側から使うとか、内側から使うとかあるじゃんか。どっちだったっけ~、とかなったら困るでしょ!」
ちゃんみく「そうだね。じゃあさ、私が高級レストランのギャルソンの役をやってあげるからさ、マナーに気を付けて食事をする練習をしてみよっか。とりあえずナイフとフォークは外側から使ってください!」
るう「おお~、助かる~。てかこれが噂のコント形式に移行する漫才ってやつね」
ちゃんみく「そういうバイブスです」
るう「アゲ~w」
ちゃんみく「はい。お客様、こちらがお通しの"たこわさ"になります。ドリンクのご注文はタッチパネルからお願いしま~す」
るう「居酒屋w!どこ行ってんのよ!未成年じゃん。もうw」
ちゃんみく「ごめんごめんw え~と、ニンニク入れますか?」
るう「ニンニク少なめヤサイマシマシで~、って二郎じゃん!胃もたれするからさ~w 早く高級レストランいってよw」
ちゃんみく「はいはい。お客様、こちらがアミューズの鴨のパテを乗せたクラッカーになります。お手にとってお召し上がりください」
るう「なになにwアミューズって。手で食べていいんだwぱくっ、おいし~w」
ちゃんみく「アミューズは前菜の前に出るお料理になります。お次は、前菜のプチトマトとモッツァレラチーズを使ったピンチョスになります。こちらはピックに刺さっていますので、手でいっちゃってください」
るう「へえ~、おしゃれ~wぱくっ」
ちゃんみく「こちらがメインのお肉料理のタンドリーチキンになります。骨を手で持って、豪快にそのままいっちゃってください」
るう「え~wなんかちがくない?w」
ちゃんみく「続きまして、お寿司になりま……」
るう「素手っ!ぜんぶ素手じゃん!お寿司て。ナイフとかフォークの使い方学びたいって言ってんのにさ!!さっきからぜんぶ素手のやつじゃんか」
ちゃんみく「ギャルのくせにw、学びたい?w」
るう「そうだよ!もっとちがうお料理出してよ!」
ちゃんみく「わかりました。へいお待ち!」
るう「それだと寿司屋の大将でしょ!お寿司はもういいよ」
ちゃんみく「はい。じゃあ焼きとうもろこしです」
るう「素手!それも素手じゃん。焼きとうもろこしってお祭りかよw」
ちゃんみく「カレーです」
るう「カレーかい!」
ちゃんみく「左手は不浄になりますのでご遠慮いだたいて、右手でどうぞ」
るう「本格的なのやめて!インドのガチのやつじゃんw」
ちゃんみく「じゃあ、焼きガニです」
るう「カニ!?w」
ちゃんみく「ネイルで身をほじるとうまく取れると思います」
るう「きもいよ!ネイルそんな使い方させないでw」
ちゃんみく「ハチミツです」
るう「ハチミツ!もはや素材じゃん!w」
ちゃんみく「いやいや、ハチミツの壺入りのやつです。熊みたいに、手をこうグリンと突っ込んで、豪快に舐めてください!」
るう「ぷーさん的な?wいや、いらんしw」
ちゃんみく「じゃあ、この先っぽがぐるぐるの棒みたいなやつ使いますか?ハニーディッパーです」
るう「いや、ナイフとフォークは?」
ちゃんみく「きらしてます」
るう「は?」
ちゃんみく「だからナイフとフォークが全部出払ってて、ナイフとフォークを使わない料理を中心にご提供しております」
るう「逆じゃない?wなんでハチミツの棒はあんのよw」
ちゃんみく「仕入れの関係です」
るう「は?w」
ちゃんみく「担当者がやらかしました」
るう「そいつドンキの担当者でしょ!wしくじり市のやつじゃん!ドンキをクビになったやつ雇ってんじゃないよw」
ちゃんみく「私です」
るう「あんたかい!」
ちゃんみく「もう!さっきから、あなたうるさいですね。出されたものは黙って食べなさいよ!」
るう「何それ、お母さんか!もういいわ。もう生駒ちゃんとのデートのことで、御厨さんに相談するのはやめるよ!」
ちゃんみく「えっ!ひどい!じゃあ誰に相談するのよ?」
るう「いつも行ってるネイルサロンのネイリストのお姉さんに相談するわ!w」
ちゃんみく「アゲ~w」
るう「アゲ~ってwもういいよっ!ありがとうございました~w」
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おー!めっちゃよかったじゃん!
なべりょ「なあ、がんばってたよ!ぜんぜん噛んでないし!」
るう「はぁ~、緊張した〜」
ちゃんみく「緊張したね〜。みんなもありがとね〜!残って見てくれて」
るう「ほんとありがと〜」
なべりょ「めっちゃウケてたよね。これ生駒のコンビに勝てるんじゃない?」
ほんとだわ。こっちの方がわかりやすいから、絶対勝てるよ!
るう「うんうん!だといいけどな〜。生駒ちゃんとデート!デート!」
ちゃんみく「勝ちたいね。だってあれだけ特訓したんだから。ぺんの鬼スパルタに耐えて」
るう「ほんとだよ。ねえ、ぺんちゃん?あれ??ぺんちゃんいなくない?」
ちゃんみく「ぺんどこ行った?」




