ちゃりつう(5)2025.9.28②
21:14
いーろん「漫才はもう一段落ついたね。あのさ、生駒に相談に行った録音のやつ聴いたよ。星野さん、真剣にやばいよ」
21:16
ぺんぎん?「やっぱり?」
21:18
いーろん「誰かに嫉妬されてるとか、恨まれてるとか、ほんとに心当たりないの?」
21:20
ぺんぎん?「特にないかな」
21:22
いーろん「じゃあさ、病院送りにされた5人とトラブルになってた人は知ってるの?」
21:24
ぺんぎん?「う~ん」
21:25
るう「ぺんちゃん、ほんとは知ってるでしょ。でも言いたくないんだよね、生駒ちゃんにも言わなかったし」
21:27
ぺんぎん?「いや、知ってるというか、確定じゃないからねー。ていうか生駒さんのこと、100%信用してるわけじゃないしな⋯」
21:30
ちゃんみく「あー、水地か。元卓球部の。あいつでしょ、2年の時にぺんを怪我させたし。あいつが部活辞めるまでずっと、ぺんに絡んで来てたじゃん」
21:32
ぺんぎん?「怪我はさ、あれは試合中の事故だから、水地さんのせいってわけでもないし⋯。まあ怪我のせいで、治るまでチャリ通ができなくて、バス通学になったのはだいぶ面倒だったわ」
21:34
ちゃんみく「普通にしててあんなぶつかり方するわけないじゃん!あの怪我でぺんは一年棒に振ったんだから。てか練習の時だってさ、痛めてる膝の方ばっかり狙って打ってきてたでしょ。セコいシュートドライブばっかでさ」
21:36
ぺんぎん?「そういうのはあったねwちょっと姑息なところw」
21:39
るう「ていうかさ、水地さんがあの5人に絡まれて、頭から氷水かけられてるところを見ちゃったんだよ。うちとぺんちゃんが一緒にいる時たまたまなんだけど。そのトラウマで、うちは氷バケツ恐怖症になったんだから」
21:41
ちゃんみく「そうだったんだね」
21:41
ぺんぎん?「まあね」
21:43
るう「怖いのはさ、水地さん笑ってたんだよ。氷水かけられても全然平気で。もちろん迎合する感じじゃないよ。どうやって仕返しするのかを考えて、楽しくて仕方ないみたいな。不敵な笑みって感じで。ゾッとしたよ」
21:45
ぺんぎん?「そんなことはないと思うけど」
21:47
いーろん「もう確定でしょ。どう考えても水地じゃんか」
21:50
るう「それ見てしまった後でさ、ぺんちゃんが水地さんに話しかけに行ったんだよね。5人にイジメられてるの?先生に言おっか?って。じゃあさ、余計な事するな!ってめっちゃ怒られてたよね」
21:52
ぺんぎん?「うん。あの人プライド高いからねw」
21:57
なべりょ「どうすんのさ。生駒に言うの?水地のこと」
21:59
ぺんぎん?「いや、それはダメだよ。証拠がないから確定じゃないし」
22:01
いーろん「そんなもん、水地は犬神だか怪異だかで、なんか悪いことやってるんでしょ?証拠なんかあるわけないじゃんか。状況証拠で十分だって」
22:02
ちゃんみく「てか、ぺんは水地の肩持ちすぎじゃない?なんでよ」
22:03
ぺんぎん?「だって卓球仲間じゃんか」
22:03
ちゃんみく「まあそうだけど⋯」
22:05
ぺんぎん?「それにさ、生駒さんもしっかりしてそうに見えてノープランだったよ。ただただ殴るって言ってたからね。そんなの本当に水地さんが犬神遣いなら、逆に生駒さんが返り討ちにあうじゃんか」
22:07
なべりょ「生駒って、あいつほんとはバカなのか?」
22:10
るう「いや、殴るってやつ、意外に正解なんだよ。お父さんに聞いたんだけどさ」
22:11
ちゃんみく「るうのパパって神主さんだよね。犬神倒す方法わかったの?」
22:14
るう「ちがくて、逆なのさ。犬神は凶悪過ぎてどうしようもないの。倒せないからやりようがないんだって。だから犬神遣いと殴り合いでもして、拳で会話すれば、ワンチャン友情が芽生えて解決するかもしれないって。犬神なだけに」
22:16
ちゃんみく「犬神なだけにとは?」
22:17
いーろん「ワンチャンのワンと犬神のイヌだね。犬神遣い本体が持つ、嫉妬とか怨みの感情が無くなれば、犬神から狙われることも無くなるってことね」
22:18
るう「そんな感じだと思う」
22:19
ぺんぎん?「じゃあ生駒さんのやり方で正解だったんだね。ほんとにわけわかんない人だねw」
22:22
なべりょ「生駒w」
22:25
ぺんぎん?「とりあえず、水地さんのことを生駒さんに言うか言わないかはもうちょっと考えるよ。生駒さんから聞いた説明も、完全に信じられるかと言えばそうでもないし」
22:26
るう「ぺんちゃんさ、ぺんちゃんが直接殴りに行くとかは止めてね。危ないから絶対ダメだよ」
22:29
ぺんぎん?「わかってるよ。ていうかさ、そろそろ寝ようよ。明日漫才だし。テスト勉強もちょっとはやらないといけないし」
22:31
ちゃんみく「そうだね。水地のことは、もう少しゆっくり考えよう」
22:32
いーろん「オッケー。まあ星野さんの問題だから、星野さんに任せるよ。でもほんとにヤバくなったら、俺らの判断で生駒に言うからな」
22:35
ぺんぎん?「うん。みんなありがとね。おやすみ〜」
22:36
るう「おやすみ〜」
22:37
ちゃんみく「おやすみ」




