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第16話「Stage⑥『公開告白』実況中継」

「どうも。生駒です。本日も始まりました、お昼の放送。曽我部さんには『公開告白』の中継で、グラウンドの方に行っていただいてます。では早速中継先と繋いでみましょうか。グラウンドの曽我部さーん」


 は〜い!曽我部で〜す。生駒会長、わたしの声届いているでしょうか?


「はい。しっかり聞こえてます!」


 よかったです。中継は初の試みですので上手くいってよかったです。


「本日は『公開告白』と言うことで、エントリーはたくさんあったのですが、告白される方で了解が取れたのがお二人だけでした。ですので、お二人にチャレンジしていただくことになりました!」


 なるほど〜。告白される方も恥ずかしいですもんね。


「実はそうなんですね。さて、ではお一人目の方にスタンバイしていただきましょうか」


 はい。お一人目の告白される方にこちらにお越しいただきました。3年女子の成川さんです。ゴリゴリのギャルの方ですね。ちょっとお話聞いてみましょうか。

 成川さん、いかがでしょうか?緊張されてますか?


「はい。なんでうちが呼ばれたの?って感じですけどwめっちゃビックリしてますw」


 誰から告白されるとか、心当たりはありますか?


「いやいや、全然わかんないでーすw」


 えっ!?そうでしたか。なるほど〜。成川さんはお美しいので、おモテになりそうですもんね。しょっちゅう告白されていそうです。


「やめてよwそんなわけないからw」


 ではそろそろスタンバイいいですかね?生駒会長いかがでしょうか。


「はい。告白する方も大丈夫みたいでーす。では、3年C組の窓にご注目下さい!お願いしまーす!」


 はい。あっ!窓が開きました!成川さん、誰だか分かるでしょうか?


「えっ!?嘘!なんで⋯?渡辺??」


「うおーー!!成川ー!!好きだーー!!!大好きだーーー!!!俺とー、付き合ってくれーーー!!!成川ーー!頼むーーー!!!うおーー!!!」


お〜お!まさに絶叫ですね!素晴らしい。青春が加速しております。さあ、成川さん、いかがでしょうか?答えをお願いします!


「え!?えっ?これ本気のやつ?ガチなやつですか??」


 もちろんです!さあ、お願いします!


「えーー!どうしようどうしよう。えー!なんで渡辺?えっ、ちょっとマジで焦ってますけど」


 さあお願いします!


「んー、あー、どうしよう。即答すんのこれ!?うーん、じゃあ取りあえずお友達からお願いします!」


 はい!ありがとうございました〜。お友達からと言うことでした〜。


「成川ーー!友達からってーー!俺ら、幼馴染じゃんかーー!!うおーーー!!」


 まだ叫んでおります。生駒会長ジャッジをお願いします!


「うーん。お友達からのパターンか。どうしよう。考えてなかっな⋯。そうだな、保留です!」


 まさかの保留!と言うことになりました。これは二組目との兼ね合いで、アウトにもできないし、かと言ってクリアにもできないので、会長なりの苦肉のジャッジですね。


「そう言うことです。成川さん、渡辺さんありがとうございました!素晴らしい青春を見させていただきました!数年後振り返った時に、きっと最高の思い出になっていることでしょう」


 はい。ありがとうございました。では二組目にまいりましょうか。

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