第9話「Stage④結果発表」
さて、文化祭プレ企画、『生徒会からの挑戦状』Stage④『野球しょっか?』の結果発表にいきたいと思います。では会長、よろしくお願いします。
「はい。Stage④『野球しょっか?』ですね。椅子に座った状態で、ピッチングマシーンが投げてくるボールを10球連続で避ければクリアという企画でした。昨日の放課後に、10名の方にご参加いただいたのですが、なんと!1人目の参加者の方に、いきなりクリアされてしまいました!」
おお~!おめでとうございます!
「すごかったですね。いきなりクリアされちゃっので、これは難易度調整ミスしたのかなと思ったのですが、結局クリアできたのは最初の挑戦者の方だけで、残りの9名の方はクリアならずでしたね」
おお!実はギリギリだったのですね。
「はい。では、本日は唯一クリアされた挑戦者の方をお招きしております。卓球部3年の星野銀河さんです!どうぞこちらへお越しください!」
「こんにちは。星野です。よろしくお願いします」
はい。よろしくお願いします。星野さんは、実は1年の時にインターハイに出場経験があるということで、これはこの高校始まって以来の快挙だったということです。
「はいwうちの高校は卓球部弱いのでw興味ある人はぜひ入って下さい!私はもう引退してますけどねw」
「星野さんは中学時代に伝説の"ペンギン"と呼ばれていた名選手ですよ」
「ちょっとw恥ずかしいのでやめてくださいw」
「実は中学時代にわたし、ペンギンさんと対戦したことあるんですよ!練習試合で。何もできずに完敗しました」
「えっ!?そうでしたか、すみません。全然覚えてなくて⋯⋯。でも生駒さんが県大会で無双してたのは覚えてますよ。大会では対戦してないですよね?」
「はい。ペンギンさんはケガで試合に出てなかったと思います。わたし練習試合で完敗してから、かなりトレーニングして鍛えました」
「そうだったのですね。でも生駒さんはメインはサッカーですもんね。片手間であれくらいやられちゃうとね、もう。才能に嫉妬しましたよw」
「いえいえ、どっちも中途半端です」
へぇ~、会長って卓球もされてたのですね。はじめて知りました。
「生駒さんは卓球やってたっていうレベルじゃないですよ。本気で卓球一本でいってたら、今ごろ代表レベルだったと思いますよ」
「そんなことないです。ペンギンさんこそケガがなければ⋯」
「いやいや、それ込みで実力ですから」
ところで、どうして星野さんは"ペンギン"なのでしょうか?
「ああw卓球の戦型にペン表前陣速攻型っていうのがあるんですよ。"ペン"っていうのはラケットのタイプですね。ペンを持つように握るタイプのラケットのことです。それで名前が"銀河"なので、"ペンギン"です」
そういうことなんですね〜。なんだかかわいい二つ名ですねw
「ありがとうございますw」
「いやほんとに、悪魔のような強さでしたから。わたしはペンギンさんにコテンパンにやられてから、戦型変えましたから」
「へぇ~、それでカットマンに」
「そうですそうですw前陣速攻憧れます」
なるほど〜。お二人の卓球トークがめっちゃ盛り上がっているところですが、文化祭のプレ企画の話に戻りましょうか!
「そうですね!すみません。わたしの興味で脱線してしまって⋯。それではペンギンさんがStage④『野球しょっか?』に挑戦された様子を見てみましょう!」
はい。特設サイトにアップロードしてもらっている動画を見てみましょう。はい。これですね、再生しま〜す。
1球目、おお~、バッチリ避けてますね。
「はい。普通の球は全然大丈夫ですが、ワンバウンドがけっこうギリギリでしたね。3球目?4球目だったかな?」
これか、確かにギリギリ!イレギュラーしてますね。
「ワンバウンドでみんなけっこう脱落してましたね」
いや〜、これ反射神経すごいですね。さすがだわ。はい。10球目も避けてクリアです!おめでとうございます!
「ありがとうございます。改めて自分で見ると面白いですねw」
はい。と言うことで、生駒会長、Stage④は星野さんの大活躍で見事クリアということでよろしいでしょうか?
「はい。もちろんStage④クリアでオッケーです!」
いえ〜い。パチパチパチ。はい。ギャラリーの皆様も拍手ありがとうございます!
さて、星野さんはこの辺でご退室いただきましょうか。ありがとうございました。
「ペンギンさん、ありがとうございました!また今度ぜひ一度試合してくださいね!」
「いいですねw楽しみにしてますwでは失礼しま〜す。ありがとうございました」
はい。と言うことで、星野さんはすごく爽やかで素敵な方でしたね。小柄で、どことなくペンギンのような雰囲気の方でした。
「そうかも」
さて、続きまして、Stage⑤の企画の説明をしていただきましょうか。




