表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Numerous Divided Life ニュマラスディビデッドライフ  作者: 靄然 翠
〈第1章 水面に映りし月の影〉
79/90

63話 『トレードボーグ』.71

詠唱魔法=精霊魔法の話したのに、「あ」×20の二重詠唱時の一般魔法は詠唱してることについて。

一般魔法は詠唱を破棄できますが精霊魔法は詠唱ができません。一般魔法は無詠唱が主流なので詠唱魔法という形で親しんでいないだけです。

──────────

.54の『話し合い』に追加文章を入れました。

ディルクルムと喧嘩してたのはヴィクトリア・ヴィス・フォルティス

 さて、そろそろ寝ようかな。

 兄が言うには、ダームンラインは1週間後の方が戦うにはいいらしい。理由は聞いてないが。


 どうしようか⋯⋯明日は暇なんだが、明後日から丁度七日後までログインできねぇんだよなぁ⋯⋯。


 その時、スマホから着信音が鳴る。


「なんだよ兄さん」


 あれから3時間経ったけど動けるようになったのか。で、今更なんのようなんだ?しょうも無いことなら今すぐに切って寝るが。


「いや、凛って移動系のモンスターとか、持ってないよな?」


 言われてみれば⋯⋯。困ってたっちゃ困ってたんだよな、俺足遅いし。


「結論から言うと、それ系を貰えると?」


「そういうことだ。械獣ってのがあっただろ?あれを作って貰おうと思ってな。その為に、トレードボーグに行こうと思う」


「え、サイエンレンジじゃなくて?械獣ってサイエンレンジのプレイヤーが作ってるやつだろ?」


『サイエンレンジに知り合いがいてね、その知り合いの特注品なんだけど』。王兎さんが試合中に言っていた言葉だ。つまり、その人に注文するならサイエンレンジに行くのが正しいはず。


「そのサイエンレンジのプレイヤーと知り合いなんだが、知り合った時にフレ申するの忘れてな。で、アイツもアイツで移動したらしいから、今どこにいるかわからない。だから、トレードボーグのとある商人に聞きに行く。凛も付いてこい。アイツに会うことはお前の役に立つ」


「えぇ⋯⋯まぁわかった」


 時は進んで翌日

 俺はエフメリアさんの真田栗毛に乗って兄ととある場所へ向かっている。

 因みにエフメリアさんの後ろに俺が座って、兄に関してはホバーバイクに乗っている。


 え?なにそれ。そういうのあるんだ⋯⋯


「それはサイエンレンジの人に作ってもらったうやつ?」


「あぁ、そうだ。俺の魔法適正は風と炎。その魔法を利用して飛んでる。魔法じゃない魔法があってな。属性そのものを出すだけってやつ。水属性なら水の玉を、風属性なら風が吹き、火属性なら火が灯る的な。ぞんあかん時のを利用してる。MPは外付けだな。このホバーバイクが日光と月光をMPに変換してくれる」


 魔法適正か。


 魔法適正とは、その人がなんの魔法につけるか決めるもの。

 火属性を使える者は、強く逞しく勇敢でリーダー気質の者。または戦闘狂の者。

 水属性を使える者は、冷静、慎重、そして意見を纏めることができる者。

 雷属性を使える者は、社交的で元気溌剌な者。または、圧倒的勝利を望む者。

 樹属性を使える者は、穏やかで皆に優しく接する者。

 光属性を使える者は、一番を目指す者。

 氷属性を使える者は、冷徹で勤勉な者。

 土属性を使える者は、固い決意を持ち地道に物事を進めることができる者。または、手段を選ばないもの。

 聖属性を使える者は、正義の心で人を救い、闇属性を使える者は人を殺すことに何一つ抵抗がない者。そしてどちらも二面性がある者(・・・・・・・)


 俺はまだ診断を受けていないので何の魔法が使えるのかは知らない。


「じゃあ、スピードを上げるか」


◇◆◇◆


 トレードボーグ。プレイヤー(・・・・)の中で最大規模の超大型貿易都市である。ここはこの島で取れる者全てを手に入れることができ、さらに現状どこで取れるかわからないアイテムも出回っている、謎に包まれた場所だ。


 ここでは至る所に露店があり、どこも客で賑わっている。武器や防具、アクセサリーに食べ物、道具やドロップ品、etc.⋯⋯あらゆる物が売られているトレードボーグ。中でも一際目立つのは中央交易上だろう。値段は張るがどれも上物ばかり。文句なしの一品が揃う、トレードボーグ一番の交易場だ。


 そして、俺たちはそこから遠く離れた場所に来ている。遠く離れていると言っても中央交易上が見える範囲には居るが。


「アイツを呼んでくる。ここで待っててくれ」


 そう言って兄が路地裏へと消えていった。


「エフメリアさん。どうします?」


「僕は待ってるよ。よかったら近場でも見てきなよ。いくら中央交易上から離れているとはいえここはトレードボーグの中だから。思わぬ掘り出し物があるかも」


「そうですね。探して見ます」


 俺はそう言ってこの場から離れる。

このゲーム内でもなく、召喚者でもなく、プレイヤーの中でです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ