62話 『天衣無縫』.70
毎日投稿をするとォ設定に矛盾が生まれたりしてェ(言い訳)
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リヒトを正式にガイウス・ユリウス・C・リヒトとします。
ガイウス・ユリウス・C・リヒトになってなかったら報告してください。
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Q.なんでお前の小説は◆◇◆◇じゃなくて◇◆◇◆なの?
A.知らん
下弦より少し削れた月が夜空に輝き、窓から入る光はあかりの灯っているはず店内をより明るくする。
決勝戦の後、兄VS兎と亀の試合は一瞬で終わった。
試合開始直後、餓亀のNOWが兄を貫こうと地面から出てくるが、兄の装甲を貫けず。スキルを込めて放った兄の斬撃が一瞬にして二人を飲み込み呆気なく終わる。
それから、兄さんが全員の前で艮を倒すことを宣言。そして、現在に至る。
現在は店の中で雀卓に座っている。
遡るは数時間前。
兄さんが俺にとある課題を出す。
「ルーベル辺境伯の街の奥にある山。あそこの頂上にいるモンスターを倒せ」
「はぁ?なんで急に」
「一つ目はお前らのレベルアップのため。今まで戦ったことあんのはゴブリンとホブゴブリン。ゴブリンキングにウォーリア。鋼兜に鋼鍬、クリスタルビートルにクリスタルスタッグ。ダイヤモンドビートルにオブシディアンスタッグ。カーボンビートルにウルヴァイスくらいだろ経験が少なすぎる。
二つ目は強化。こいつは月の光をMPに変換する。お前の持ってる黒渦シリーズ。あれもいいが、あれは攻撃を受ける前提だ、魔法のな?他にもMPを変換させるものは必要だ。いいことに、このゲームのアバターはログアウトしていても残る。ログアウト中に月光を溜めることができる。最後に、俺の武器の強化だ」
「私情挟むな殺すぞ」
「ディグニ、怖い」
きれたディグニにノーシュが反応する。
「兄弟ってこんなもんだよ。でもまぁ、言ってることは正しい。で、その倒して欲しいモンスターってのは?」
「あの山に住む蝙蝠、ルナヴァッサ。別名セリニバットの進化個体ギガントセリニバット。そのさらに特殊個体、NOMの一体。名はリレーベン語でダームンライン」
リレーベン語とは、NOWの舞台である星の名前、リレーベンで使われている、召喚者によって言語がこの世界に染みる前から使われている言語である。ちなみに、ダームンは月でラインは光である。
「わかった。あ、最後に一つ。今度エフメリアさんを貸して欲しい」
エフメリアさんがいないと倒せないだろうし。
「あ?なんで⋯⋯って、まさかアイツの件か?」
「なんでお前は俺の動向を把握してんだよ」
「そういうのが得意なやつに任してるから。今この場にもいる」
いや、普通にキモいんだが。て言うか、この場にもいんの?凄すぎでしょ。
「まぁそう言うこと。いいだろ?別に兄さんは一人で戦えるんだから」
「エフメリアは大事な戦力だ。お前なんかには使わせない。アルクスでいいだろ」
「いや、アルクスじゃあアイツと戦えない」
多分弓を放っても防がれるか壊されて終わる。
「おい、本人がここにいるんだが?少なくとも、このゲーム内ではお前より強いはずだぞ」
アルクスが少しキレ気味で話す。
「相性の問題だ。あと、ダーム⋯⋯なんだっけ?」
「ダームンライン」
「ダームンラインとの戦いの時はついて来てもらう。メンバーは俺とノーシュとアルクスだ。で、それは良くて。エフメリアさんを貸してくれ」
「僕は別にいいんだけど」
いいんかい。
「ほら、エフメリアさんも言ってることだから」
「なら勝負だ」
「勝負?」
「麻雀で勝ったら許してやる」
ほぅ。麻雀で俺に勝つと?
◇◆◇◆
で、今に至る。勝負方法は俺とノーシュが勝てば手伝い、兄さんとエフメリアさんが勝てば手伝わないこととなった。
席順はエフメリアさん→俺→兄さん→ノーシュだ。
んでまぁ俺→俺→エフメリアさん→兄→俺の順で上がってオーラス───東風戦でやってるので───の現状。俺がトップ目だから立直だけでも上がれば俺の勝ちだ。
そして、配牌が終わる。
「これって、数字が3つ並んでる場合と同じのが3つ揃ってる場合って形ができてるんですか?」
「あぁ、そうだな」
おっ、遂にノーシュが上がるか?さっきから何一つできてる気配してなかったが。配牌運が回ったな。
「あっなら、形できてますね」
「え、まじ?ノーシュ天和だすの?」
おいおい、天和かよ。まぁどうにせよ俺らの勝ちだな。
「ビギナーズラックって怖いね」
一一一二三四伍六七八九九九 赤伍
「「「え?」」」
「えーっと、天和?何点ですかね」
「ノーシュ⋯⋯お前死んだな」
「え?え?え?なんで?」
「あぁ」
「え?なんでそんな感じなんです?」
「ノーシュ。お前それな、九蓮宝燈ってのもついてて、しかも九連宝燈って形の中でも純正九連の形だから。トリプル役満なんだよ」
「え?そんなすごいのになんで俺はなんかご愁傷さまみたいな感じになってんの?!」
「あのね、九蓮宝燈を上がると死ぬって言われる程確率が低いんだよ⋯⋯それをノーシュくんは天和&純正で出したわけ」
「とりあえず、親のトリプルだから全員飛び。兄さん、時が来たらエフメリアさんを借りるよ⋯⋯って兄さん?」
その後、ディルクルム・ブラックは3時間微動だにしなかった。
ちなみに、ディグニに付き纏ってるのは忍者ジョブに就いてるNPCです。そりゃバレないよね。
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頭上のネームプレートは設定で───自分から相手のが───見えなくすることができます。
ディグニは既にしています。結構前から。
スキル【匿名】でネームプレートを相手から隠せます。【鑑定Lv1】で相手のステータスと名前を除けます。【鑑定妨害Lv1】で【鑑定Lv1】を弾けます。【鑑定Lv2】で【鑑定妨害Lv1】を突破し、【鑑定妨害Lv2】には弾かれます。以下略。




