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Numerous Divided Life ニュマラスディビデッドライフ  作者: 靄然 翠
〈第1章 水面に映りし月の影〉
66/74

51話 『魔滅堕威吹vsアルカード・上』.59

ああああああああああああああああああああ

どんなゲームにも絶対一人は居る名前

「【超新弾爆発(スーパーノヴァ)】」


 堕威吹のスキル発動と同時にアルカードの真横で爆発が起こる。それにより、砂が舞い、堕威吹が作り出した弾幕が吹き飛ぶ。


「堕威吹選手。魔弾特有の、自分が思う位置で爆発を引き起こすことができる弾を使い、アルカード選手の横を突くぅ!」


「やっぱり、アルカードって子目がいいな。撃ち落とすべき球の判断もそうだが、爆発する弾って認識するのが早かったと見れる。この俺が言うんだ、間違いない。後ろに飛びながら撃つことで魔滅堕威吹の意思関係なく爆発できたからもう少し被害抑えれたのにな。戦闘経験の無さ故の対応の遅れか。まぁ、俺は避けれるけどな」


 フォルティスがそんなことを言っている間に砂気無理が晴れ、轟音と共に


「マジかいな」


 堕威吹の左耳が吹き飛ぶ。


「何が起こったぁ?ものすごい轟音と共に、魔滅堕威吹選手の右腕が吹き飛びまし⋯⋯て、なんとぉ、アルカード選手、ほぼ破損したスナイパーを持っています」


「シュティーアか。美しいな」


「シュティーア?」


「対戦車ライフル⋯⋯君たちでもわかるように言うなら巨大なモンスターを一発でぶちぬくものだよ。シュティーアは現代で作られた最新の対戦車ライフルで、膨大な威力のかわりに、撃てるのは一発限り。打てば銃身は壊れ、使用者にも危険が及び、反動も強く狙いも上手く定まらない。最強で最恐で最狂で最凶で最兇の銃だね」


「なるほど。それ故の轟音ですね」


「あぁ。ここの壁が特注で良かったよ。下手すれば闘技場に穴が空いてたからな」


「それは怖いですね」


「ちなみに、掠っただけでもいいくらいだよ」


「なるほどと、両者ここで動けなくなるぅ」


 現実世界で、戦車二台数分は易々と撃ち抜く対戦車ライフルを撃ち抜く威力を持ったライフルは、NDL内でさらに威力を増す。そんなライフルを撃ちでもすれば、反動で動けなくなるのは必然。アルカードの体は痙攣し、腕の節々からピクセルが噴き出ている。

 堕威吹は、爆音と爆風により左耳が壊れ、三半規管がやられ、動けなくなる。


「我が命じ、我に応えよ。御霊、汝を癒したまえ。【部位回復魔法(パーツヒール)】」


 キルと戦闘中だった『あ』×20が部位破損した堕威吹に部位回復魔法を使い、堕威吹の耳が治る。そして、『あ』×20の魔法発動より先に、キルが状態異常回復ポーションと下位回復ポーションをアルカードに投げたことにより、ほぼ同時に2人が回復する。


「ナイスや」


 三半規管が治ったことにより、目眩等の状態異常が回復した堕威吹が、即座にアルカードへと乱射を始める。


「ああああああああああああああああああああ選手とキル・ビー・ギルド選手がほぼ同時に相方を回復ゥ!直ぐさま魔滅堕威吹選手がアルカード選手を狙うぅ。おっと、アルカード選手が弾の方向に前転して立ち上がったぁ!立ち上がったはいいが、どう避けるんだぁ?」


 立ち上がったアルカードの目の前まで弾丸が迫り。


「【瞬歩】」


 誰もが当たると思ったその弾は、アルカードを通り抜ける。


「どういうことだァ!弾丸がアルカード選手を通り抜けたァ!」


「なるほど、面白い」


 仕組みを理解したフォルティスは微笑む。


「どういう仕組みかは分からんけど、コレやったら避けられんとちゃうか?」


 その発言と共に、堕威吹が武器を変更する。

 それはサブマシンガン。両手にサブマシンガンを持ち、アルカードに向けて発射する。


「魔滅堕威吹選手。アサルト型からサブマシンガン型に変えて、弾の壁を作ったぁ⋯⋯アルカード選手、それに対し自らもサブマシンガン型に変え対抗するぅ!」


 しかし、アルカードには1発も当たらない。

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