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Numerous Divided Life ニュマラスディビデッドライフ  作者: 靄然 翠
〈第1章 水面に映りし月の影〉
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46話 『話し合い』.54

「多分そうだろうね」


 関係者以外立ち入り禁止と書かれた紙が貼られている道の先にある、会議室のような場所、そこでエフメリア・グラウベン、藹然 翠、ディルクルム・ブラック、アメニギシ・アルクス、ブリシュトリ・へーパディアン、シリウス・レヴェーバが話している。


「俺は全然感じなかったけどな」


「ブリシュは戦えねぇだろ」


「黙れ、クズ」


「しょうもないことで争うなよ。ブリシュは戦えないんじゃなくて、戦わないんだ。戦闘時は頼もしいだろう?」


「褒めてくれるのはありがてぇが、メクラナルシスクソキモドブガオゴミムシ丸は黙ってろ」


「何そのメクラチビゴミムシの進化系みたいな名前」


「この俺の良さがわからないなんて、二人ともまだまだだね」


「「黙れ」」


「おぉ怖い」


「黙るのは三人ともだよ。普通にうるさい」


 悪口を言い合う三人に対し、エフメリアが注意する。


「とりあえず、本題に移る。今回、俺とエフ、アルクス、そしてディルクルムとシリウスの判断の結果、数日間にわたって、なんらかの影響を受けていた。そして、それはおそらく戦争が関係していると思われることもわかっている」


「多分攻撃力の低下、それを風圧等の影響が強くなるようにして誤魔化してるな。坤への攻撃があんまり効果が出なかったのはそのせいだろ」


「そうだね。私も、あのダメージの悪さはそのせいだと思うよ。本来のディルクルムなら木の数本くらい一凪で霧倒せるだろう?」


「そこについては疑ってない。エフとの検証でも確認したしな」


「僕も、周囲への影響が大げさになってるのを確認しました。一体何があったんでしょうか」


「そこに関してはまだなにもわからない。が、ここから先、大きな戦いがある可能性を胸に戦うことを覚悟した方がいいね」


「大丈夫だろう。なんせ、俺がいるんだから」


「はいはい」


「表に出ないかい?ディルクルム」


「いいな。ウォーミングアップついでにデスペナをくれてやる」


「【飛識】」


「【夢幻】」


「すまんな、アルクス」


「後片付け宜しくできるかい?」


「あっ、はい」


 アメニギシ・アルクスは忙しい人達だなと思うのであった。

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