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今日も頑張れ黒幕(仮)くん!~ユニークスキル【深化】で黒幕になりたいけど、それどころではないぐらい巻き込まれています~  作者: 御神酒
四章 黒幕(仮)結託

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70話 名付けと解答


 〈朝は四本足、昼は二本足、夕は三本足で歩く生き物は何か〉



「いい加減くどいな」



 一発芸は何発もするもんじゃないな。



「……」



 ネアは正式なペットにするとの事で名前を考えている。スフィンクスをペットにするのは世界広しといえども他にいないだろう。いたら困る。



「テキトーにチャイローとかで良くない?」


「……ネーミングセンス……壊滅的」


 いやいや、俺はネーミングセンスある方だと思う。姉さんよりかはマシだし。



「…………決めた」


「お?」


「スフィン」


「は?」


 〈朝は四本足、昼は二本足、夕は三本足で歩く生き物は何か〉


「……そう」



 え? まんまだし、スフィンクスは相変わらず無表情で鳴いてるだけなのに、勝手に気に入ってもらえてよかったみたいな雰囲気出すの何なん?



「天然?」


「?」



 いや、これで作られたキャラだったら俺、人間不信になるわ。不信の“信”は信用の方だ。信頼は姉さん以外もとからしてない。



「……見えてきた……スフィン、減速」


 〈朝は四本足、昼は二本足、夕は三本足で歩く生き物は何か〉



 鳴き声変えてくれ。鬱陶しいにも程がある。


「そこの人間、止まれ、です」


 〈正解! ウガガガッ!〉



 スフィンクスが急に止まってUターンしたせいで乗っていた俺たちは振り落とされる。


 〈ウガガガガッ!〉


 走り去ってしまった。


「…………」


「あー、どんまい」


「……死んだ?」


「まあ、原典通りなら間違いなく」


「そう…………」


 人間っていう言葉が出たら死ぬ仕様なのはずっと問題を出しっぱなしだったからかな。口を塞いどけばよかったな。


「えーと、ごめんなさい、です」


 今回の惨劇の原因の、赤髪を腰まで伸ばした少女が、いや、ロリが謝りながら近づいて来た。



「……風の槍よ……」

「ストップ! 大人気ない!」


「ピエッ」


「ほら、怖がってる!」


「…………ロリコン?」

「ちゃうわ!」



 子供が、スフィンクスが死んだくらいで殺されるのは流石に可哀想だ。俺だったら世界中のスフィンクスを呪うレベルだ。個体数は少なそうだけど。



「えーと、お母様が待ってる、です。案内する、です」


「……」

「ありがとう、お願いするよ」



 ここからは黒幕モードでいこう。


 それにしても、この子の拙い敬語、コレがホンモノなんだよ。この子を見習え、ハクサイ。ロリとはこうあるべきだ。別にロリコンではないが、焦げ茶色の目を爛々と輝かせて、取ってつけたような敬語を使う、素晴らしいと言わざるを得ない。真のロリの称号は君の物だ!



「えくちっ」



「くしゃみ可愛いな」


「……ロリコン」


「ちがう」


 ロリコンではない。俺はどちらかというと年上好きだ。……待て、それ姉さんのせいか? シスコン疑惑出てきてない? 大丈夫?


 ノーマルの立証の難易度が高くなってる気がする。どんどんあらぬ疑惑が出るのは嫌なので何も考えずに着いて行こう。



「…………ロリコン以外にも?」

「無い」



 やっぱりこいつ読心してない? こわ。


作者はロリコンではありません!

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