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今日も頑張れ黒幕(仮)くん!~ユニークスキル【深化】で黒幕になりたいけど、それどころではないぐらい巻き込まれています~  作者: 御神酒
幕間 CM素材集

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イベント風景(中立)

 



 《水鏡の間》


 白髪が薄くなりかけ、肌にも皺のある老人が、全く同じ容姿の老人と向かい合っている。



「ふむ、鏡そのものじゃの」



 老人が手や足を動かすと、もう1人は鏡写しのように真似をしている。



「儂と相性のいい仕掛けじゃな【幻斬剣(げんざんけん)】」

「【幻斬剣】」


 老人が手本のような斬撃を放つと、もう一方も同じように斬撃を放つ。


 片方はポリゴンとなって消え、もう片方は無傷で立っている。


「ほう? ユニークスキルとな? ……なるほどな、これはまた強そうじゃの」



 何かを考えながら開いた奥の部屋に入っていく老人。



「これを触ればいいのかの?」


 そう言って奥の部屋の石に触れると石が光だした…………






 《障壁の間》


「他のプレイヤーより先に来れたのでしょうか?」



 部屋の中には二本の青い角を生やした、くすんだ緑色のショートボブに、瞳の色と同じ金色のメッシュを入れ、メイド服を着た少女が一人。


「何も起きない?」


 少し突っ立っていると、奥の扉が開く。


「?」


 首を傾げつつ奥の部屋に入っていく…………






 《黄泉の間》


 焦げ茶色のボリューミーな髪をたなびかせた女性が入ってくると、大きな熊が女性と向き合うように現れた。


「あ〜! あの時の〜!」


 驚きながらも懐から小さな木が絡み合った杖のような物を取り出した。


「〖ザ・ゼロ〜〗」


 杖を向けてそう言うと熊が一瞬で消えた。


「だいしょ〜り〜」


 のんびりとした足取りで奥の部屋に歩いていく…………






 《血肉の間》


「先程手に入れたばかりの新入りじゃろうて」



 老人が呆れたように溜息を吐きながら腰から刀を抜く。



「まあよい。初代剣聖と言うからにはこのげえむで相当強い方なんじゃろう?」


「【次元斬】」


「なかなか威力は高いが、少々剣速が足りんのではないか? 【幻斬剣】」


「【宣告・我は最強の剣】」


「ケケッ、今までで一番の使い手じゃの! 儂も本気を出すかの! 【心眼】、神薙(かみなぎ)流奥義・鴉雀無声(あじゃくむせい)



 老人と青髪の青年が、数合、数十合、数百合と目にも止まらぬ速さで剣戟を繰り広げる。


 隔離されたはずの狭い空間は既に傷だらけで、所々打ち合いによる余波で穴が空いているほど。


 決着は未だ着かず…………


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