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今日も頑張れ黒幕(仮)くん!~ユニークスキル【深化】で黒幕になりたいけど、それどころではないぐらい巻き込まれています~  作者: 御神酒
二章 黒幕(仮)進出

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26.5話 オーガと勇者パーティー(名無しの斥候視点)


○.5話にしたのは、主人公が関与はしてないけど、時間は進んでるからです。○話と○+1話の間。


△話裏は△話の主人公と同じ時間の別視点です。


ちゃんと分けてます。

 

 キツイ。今までは森の魔物だったから慣れた相手でサクサク倒せたけど、元凶のオーガ達が出てきて余裕が無くなった。


 こいつらどこから来たんだよ。【識別】で見て分かったが、レベルだけでも俺と同じかそれ以上だ。そんなのが百近くいる。


 4日目にこれとかゲームバランス考えろよ。



「【疾走】、【範囲拡張】、【ダブルスラッシュ】!」




 効いてなさそうだ。やっぱり短剣二刀流じゃオーガの分厚い筋肉を斬れない。



 スキルは補助系と、短剣のしかないし、勇者パーティーが来るまで足止めに専念するしかなさそうだ。


「【ダッシュ】、【速度上昇】」


 とにかく走り回って鬱陶しいハエみたいなことをする。


「な!? 速ッ !」


 ひと回りでかいのが俺に追いついてその大剣を振り下ろす。死んだわー


「【流水】」


 間に入った人がでかいオーガの攻撃を受け流した!


「【斬鉄】、よし。大丈夫ですか?」


 あっさり首を切断してしまった。目の前の人は紫の髪を編み込み、浴衣を着た美人だ。多分俺より年下だ。


「JD?」


「は?」


 やべっ、うっかり本音が漏れた。引かれてる。


「JKですけど、普通に気持ち悪いです」


 はい、OUT! しかも汚れた物を見る目で見られてる。俺にそんな趣味は無い。


「それよりオーガ倒すの手伝ってくれ」


「次セクハラしたら通報しますので」


「あ、はい」



 やっぱり誤魔化せなかった。



「あんた何やってるのよ?」


 この声は、懐かしの……


「ミオか! やっと着いたのか」


 勇者パーティーご到着。


「自己紹介は後で、まずこいつらを倒さなきゃ」


「俺の攻撃は通らんからオーガは任せた」


「わかったわ。全体の指揮は頼んだわよ、SYU!」


「あいよ」




 と言ってもオーガ以外は割と安定して倒せてるから特にやることがない。雑魚狩りしながら観戦しよっかなー。





 オーガをバッタバッタと倒してく黒髪の子と、紫の子。


 黒髪の子が勇者みたいだ。装備は盾と片手剣。紫の子は刀を使ってる。ミオも弓でいい感じに援護してる。残りの1人は回復をして回っているようだ。



 この調子ならすぐ何とかなりそうだ。






「ようやくお出ましか」


 俺を倒しかけたやつよりさらにでかくて胸の辺りが黒くなってる個体が出てきた。ボス戦だろう。俺も手伝った方がいいかもしれんが、あの連携に入れる自信はない。やめとくか。


 オーガのボスも強いが、勇者パーティーが少し押してる。


「勝ったな」



「フラグ立てんな!」


 雑魚狩りが終わって観戦に加わった剣士がなんか言ってるが、リア充は無視だ。




「ん? オーガの体が黒くなってないか?」


「え? 言われてみればそうかも」


 なんかの予備動作か?


「第二形態って感じだな」


 その可能性もあるな。










 雨が降りだした。視界が悪くなったのと、敵の強化もあって、勇者パーティーが押され始めた。俺もしかしたら一級フラグ建築士かも。





「【限界突破】!!!!」




 勇者がスキルを叫んで、赤い光を纏った。1人で押し返し始めた。さすが勇者だな。




「【乾坤一擲(けんこんいってき)】!!!!!!!!」




 更に黄色い光を纏って、飛び上がり、剣を振り下ろす。オーガも大剣を勇者目掛けて振り上げた。





 バトル漫画みたくぶつかり合ったエネルギーの余波がここまで伝わってくる。




 砂埃が晴れて出てきた方が勝者だ。アツイ戦いだった。



 オーガは縦に真っ二つになって倒れていて、勇者の姿もない。相打ちか。



「でも防衛は成功したから俺らの勝ちだな」


 あ〜あ、後始末とかしなきゃいけねぇ。明日普通に仕事なんだが、疲れが残らないといいなー。


 雨もまだ降ってるし、憂鬱だ。普通勝ったら晴れるだろ。空気読めよ。




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