君には内緒の秘密の話
誰にでも平等に優しく
誰にでも均等に愛を注ぎ
誰をも分け隔てなく認める君
君にとって僕はきっと
そんな大勢の中の一人
けれども僕にとって君は
僕に優しく接してくれる
僕に愛を注いでくれる
僕を認めてくれる
数少ない中の一人でした
平等で均等で分け隔てない君だったから
僕は思いを寄せたのだと
頭じゃ理解できるけど
本当は寂しかったりもして
僕は君の特別でしたかなんて
君には意味のない言葉を飲み込んで
僕は君に笑顔だけ残して
一人荒野へ旅に出る
行先なんて決めてない
たどり着く場所がどこかも知らない
だけど何を探したら良いのかは
なんとなくわかっている
もしも探し終えたなら
もう一度君に会いに行くから
そしたらどうかその時は――