表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

祭壇

《ねぇ~、リーフ祭壇の祭具ってどんなのかな…。私とっても楽しみだよ~》


《もう…フラル、これはとっても大事なお役目なんだよ。お母様が祭具はとても大切な物で、無かったらフラワーガーデンは出来ないって言ってたもん》


《うん、分かってるよ…でも大丈夫だよ、今まで祭壇に行って帰って来なかったエルフは居ないよ》


《そうだけど気をつけてねフラル》


2人は祭壇までの道のりを警戒しながら進んだ。


祭壇についた時すっかり日は暮れていて、フラルとリーフは魔法で結界を張り眠りについた。


その夜フラルはリーフに叩き起こされた。


《ねぇ…フラル。何か祭壇の奥の方で音がするんだけど…》


《ふぁ…リーフまだ眠いよ…。ぐーぐー》


《ちょっと…フラル見に行ってみようよ。このままじゃ私眠れないよ~》


《う~しょうがないなぁ…》


フラルはリーフに言われ祭壇の奥に近寄った。


すると祭壇は真っ暗だったが何かが動く気配がした。


《あっ!!リーフあそこに何かいる》


《えっ!!何!?きゃ~》


慌てたリーフに引っ張られたように、フラルは前のめりに倒れ込んだ。


何かにぶつかったようだが、この時のフラルとリーフには気づけなかった。


暗闇の中、物音のする方に見ると、動物の鳴き声がして祭壇から走り去った。


《リーフ、大丈夫?動物が迷い込んだだけ見たい。今日はもう遅いし、明日又見に来よう》


《うん、怖かった~早く戻ろう》


2人は翌日改めて祭壇に来る事にして、その夜は不安を感じながら眠りについた。


翌朝2人は改めて祭壇を訪れた。


祭壇はフラル達のせいで驚いた何かの動物がいたのだろう、動物の足跡が残っていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ