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鋼の墓守  作者: 都総司
序章 自動人形
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自動人形 その歴史

 人類が文明を発達させてからはや3500余年。

 

 人類の文明レベルは、WWⅢやWWⅣを通じて、中世レベルまで落ち込んでしまった。

 落ち込んだのは、地球上人類の人口も同じように、一時期は太陽系さえ支配しようか、という勢いだったが、二度にわたる世界大戦後の世界は当然の如く、様変わりしていた。


ヒトが作りし自動人形、またの名をオートマタ、又はバイオノイドと言われていて、人類はその手助けなしには文明を維持することすら、不可能な程に人口を減らしてしまっていた。


 一時は、その数を地球上だけでも60億人を超える文明を築いてきた人類は遂に、全人口でも1億人に満たない、という所まで来てしまっっていた。


 そこに救世主として現れたのが、自動人形である。

 太陽系外周のとある惑星でその素子は見つかった。これが設計図みたいなものである。

 しかし、何故だかその素子で自動人形を製作すると、女性型しか出来なかった。これは、本来の目的と合っているかが議論されたが、人類の人口減少とその分野の工学博士達が研究に研究を重ねても結論が出ない為、先送りにされた。


 その素子は自動人形を主に作る事から、『人形素子』と命名された。


 そして、自動人形は今やこの社会を成立させる上で、重要な要素となり市民権を得るまでになった。


 これは、自動人形の中でも最も苛酷な職場と言われる最後の瞬間を看取る者達の記録である。

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