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新作『仲間に裏切られた俺は魔王に転生する。俺だけの最強国家を魔界に築き上げ、最強魔族の軍団を編成したので、地上にいる仲間の領土に侵攻する。さあ、待ってろよ裏切り者ども。』を始めました!

序盤の伸びがとても大切なので、応援いただけたら嬉しいです。

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「さあ、終わりだ――!」


 エルミファが炎を、竜が風を、それぞれ放つ。


 俺は防御を選択した。


 二つの攻撃を同時に防ぎ、その直後の反撃にすべてを賭ける。

 相手には攻撃直後の隙があるはずだから、上手くいけば俺の勝ちに持っていける――。


「ぐっ、重い……っ!」


 だけど、ことはそう簡単じゃない。


 さすがに二人分の――二種のスキルを同時に受け止めるのは、きつい。


 おそらく二人とも最上級スキルだろうし、な。

 それでも、なんとかこれをいなして――。

 と、


「エリアルっ!」


 叫び声とともに、俺の横を駆け抜けていく影――。


「ラム!?」

「ラムルファ!?」


 ラムが剣を手に超高速で突進する。


「あたしだって――守ってもらってばかりじゃない!」


 あれだけ委縮していたのに、今は凛とした表情だ。


「私に歯向かう気か! ラムルファぁっ!」

「あたしの居場所は……あたし自身で守りますっ!」


 ラムのスピードが上がった。


「おのれ……っ」


 エルミファが俺に対する攻撃をいったん止め、新たな魔法でラムを牽制する。


「きゃあっ……」


 次々に放たれる火球を前に、ラムの動きが止まった。


 その間にエルミファはふたたび俺に攻撃を放とうとする――。

 だが、


「隙ができたぞ、エルミファ!」


 俺はその間に、竜の攻撃を凌ぎきって反撃に移っていた。


 一瞬とはいえ、二人分の攻撃から一人分の攻撃に移行したことで、俺の防御が相手の攻撃を押し返したのだ。


「【ファイアアロー】!」

「ちいっ、【ファイアアロー】!」


 俺が放った数百の炎の矢を、エルミファも同じく数百の炎の矢で迎撃した。


 俺と同じ本数――最上級どころか『極』ランクのスキルか!?

 とはいえ、エルミファの方も動きが止まる。

 そこへ、


「はああああああああああああああああああっ」


 ラムが突っこんできた。


「し、しまっ――」


 炎の矢を放った直後のエルミファは動けない。


 ちゃきっ。


 ラムの剣が、エルミファに突きつけられた。


「あたしの――いえ、あたしたちの勝ち、ですよね?」

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乙女ゲーの没落貴族に転生 ~原作知識で領地改革&有能な人材をかき集めて、破滅フラグはまとめて叩き折る。気付けば領地は繁栄し、俺はハーレム生活を堪能していた~


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