表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

72/133

8 ティルトとエルメダ

【宣伝】

新作『仲間に裏切られた俺は魔王に転生する。俺だけの最強国家を魔界に築き上げ、最強魔族の軍団を編成したので、地上にいる仲間の領土に侵攻する。さあ、待ってろよ裏切り者ども。』を始めました!

序盤の伸びがとても大切なので、応援いただけたら嬉しいです。

広告の下に小説ページへのリンクがありますので、ぜひお読みください~!

「ね、ねえ、また一緒に戦うこともあるかな……?」


 リーファが俺を上目遣いに見上げていた。


 なぜか頬が赤いような……?


「そうだな。今回みたいに国境付近に現れたときは共同作戦をとれば、双方の利益になると思うし、上層部の許可もおりやすいと思う」


 俺はリーファに言った。


「使徒との戦いは国家間の戦争とは全然別の次元だから、これからも機会があれば一緒に戦えるといいな」

「あたしもティルトの部隊は猛者ぞろいだった、って報告するわ。共闘することは我が国に大きなメリットがある、と。あなたのお父さんにもね」


 リーファが微笑む。


「もちろん、あなたたちの国が危機の時は、あたしたちも協力したいって思ってるから」

「そのあたりは、お互いに協力し合えるといいな」


 俺はにっこり笑った。


    ※


 SIDE フレア



 使徒との戦いを終え、兄のエリアルが家に帰ってきた。


「お、お帰りなさい――」


 フレアは彼に駆け寄った。


 優しく、それでいて凛々しく――我が兄ながら、本当に素敵な青年だと思う。


 見つめているだけで胸が熱くなる。

 心臓の鼓動が早鐘を打っていた。


 今までも兄のことはずっと好きだったし、「もしかしたらこれは家族としての愛ではなく、異性に対する恋なのでは?」と自問自答したことも――ある。


 だが、そのたびに自分の中では「これは兄妹愛だ」という結論が出ていた。


 そう、自分はエリアルのことを妹として愛しているのだ、と。


 だけど――それがあっさり揺らいでしまった。


 彼女はある日、聞いてしまった。

 兄がぽつりとつぶやいた言葉を。


 そして、調べてみたところ――。


 確かに、それは真実らしかった。


 フレアとエリアルには血のつながりがないのだ――と。

【読んでくださった方へのお願い】

面白かった、続きが読みたい、と感じた方はブックマークや評価で応援いただけると嬉しいです……!

評価の10ポイントはとても大きいのでぜひお願いします……!


評価の入れ方は、ページ下部にある『ポイントを入れて作者を応援しましょう!』のところにある

☆☆☆☆☆をポチっと押すことで

★★★★★になり評価されます!

未評価の方もお気軽に、ぜひよろしくお願いします~!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
↑の☆☆☆☆☆評価欄↑をポチっと押して
★★★★★にしていただけると作者への応援となります!


▼新作です! こちらもよろしくです~!▼
乙女ゲーの没落貴族に転生 ~原作知識で領地改革&有能な人材をかき集めて、破滅フラグはまとめて叩き折る。気付けば領地は繁栄し、俺はハーレム生活を堪能していた~


― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ