7 使徒を討つ者Ⅱ
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新作『仲間に裏切られた俺は魔王に転生する。俺だけの最強国家を魔界に築き上げ、最強魔族の軍団を編成したので、地上にいる仲間の領土に侵攻する。さあ、待ってろよ裏切り者ども。』を始めました!
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「やった……!」
進化した俺の剣術スキル【竜巻斬り八連・極】によって、雷甲虫はバラバラになった。
『スキルによる撃破スコアが一定値に達しました』
『撃破ボーナスとしてスキルポイント300000を付与します』
『「災厄の王」の「使徒」を累計で3体撃破したため、エリアル・ウィンドに【使徒を討つ者Ⅱ】の称号を授けます』
お、新しい称号をもらえたぞ。
あいかわらず、これがどんな効果か分からないけど……。
称号の効果が分かるようなスキルってないのかな……?
「探せばいるかもしれないな」
ふと思った。
もしそういうスキルを持っている人がいたら、その人に見てもらうか、俺がそのスキルを学習して自分の称号の効果を読み取ればいい。
「いずれ探してみよう……うん」
と、
「やったわね、エリアル!」
リーファが駆け寄ってきた。
「今のスキル、すごかったわ」
「はは、土壇場で新しく覚えたんだ」
「色々と……本当にごめんなさい」
リーファが謝る。
「あなたたちにも無礼なことを言ってしまって……反省しています」
と、今度はラムたちにも頭を下げる。
急に素直になったな……。
「あんな力を見せられたら納得するしかないわ。あなただけじゃない。他のメンバーも……数は少ないけれど、一騎当千の素晴らしいチームね、あなたたちは」
リーファが俺たちを見つめて微笑む。
「リーファたちだって防御魔法で助けてくれたし、素晴らしいっていうなら、ティルトもエルメダも両方の部隊がそれぞれの役割を果たしたからこそだよ」
俺はにっこり笑った。
「……そうね。あなたたちを見下していた自分が恥ずかしい。実戦であらためて思い知ったわ」
リーファがうなだれる。
「ま、最初はカチンときましたけど、さっき謝ってくれたから、それでおしまいでーす」
ラムがにっこり言った。
「仲直り仲直り~」
と、握手を求める。
「ふふ、ありがと」
はにかんだような笑みを浮かべ、リーファが彼女の手を握った。
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