6 最終攻撃
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新作『仲間に裏切られた俺は魔王に転生する。俺だけの最強国家を魔界に築き上げ、最強魔族の軍団を編成したので、地上にいる仲間の領土に侵攻する。さあ、待ってろよ裏切り者ども。』を始めました!
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俺とランバートで攻撃魔法を連発する。
奴も対抗するように雷撃の雨を降らせるが、そっちはリーファたちの防御魔法が完全に遮断してくれている。
俺たちは撃って、撃って、撃ちまくり――、
ごうんっ!
爆音とともに、とうとう使徒の腹部にある装甲が吹き飛んだ。
その下はむき出しの体だ。
「あれなら斬れるか……? ラム、ロウガ!」
「いっきまーす!」
「任された!」
突進するラムとロウガ。
「【旋風斬り】!」
「【四尖刃】!」
二人の剣術スキルが同時に発動する。
ラムが体を回転させながら斬撃を繰り出し、ロウガは四本の剣を器用に操りながら連撃を放つ。
雷甲虫の腹部がズタズタに斬り裂かれた
きゅいいいいいいいいいいいいんっ。
雷甲虫が初めてはっきりとした悲鳴を上げた。
「今だ――!」
俺はまっすぐに飛び出す。
「ロウガ、剣を貸してくれ!」
四本の剣をまとめて受け取り、さらに走る。
「【四尖刃・極】!」
事前に学習し、進化させていたロウガのスキルだ。
四本の剣を次々に繰り出して雷甲虫を斬り裂いた。
さらに――、
『「極」クラスの剣術スキル二種をそれぞれ一度以上発動したことで、剣術スキルが進化しました』
『【旋風斬り】と【四尖刃】が合わさり、新たな剣術スキルを取得しました』
「これは――」
新たなスキル取得……?
いや、成長や進化のたぐいか……?
ともあれ、とどめの一手はこれしかない!
俺はふたたび四本の剣を抱えながら走った。
雷甲虫はダメージが重なり、動けない様子だ。
今なら、この斬撃を確実に当てられる――。
「【竜巻斬り八連・極】!」
繰り出した斬撃は、雷甲虫を数百の肉片に斬り裂いた。
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