表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

61/133

11 想い

【宣伝】

新作『仲間に裏切られた俺は魔王に転生する。俺だけの最強国家を魔界に築き上げ、最強魔族の軍団を編成したので、地上にいる仲間の領土に侵攻する。さあ、待ってろよ裏切り者ども。』を始めました!

序盤の伸びがとても大切なので、応援いただけたら嬉しいです。

広告の下に小説ページへのリンクがありますので、ぜひお読みください~!

 屋敷の中庭――。


「【フェニックスアロー】!」


 フレアが放った炎の矢は、鳳凰の形になって突き進んだ。


【ファイアアロー】の上位スキルである【フェニックスアロー】。


 俺の【スキル鑑定・極】によって、その取得の可能性が示されていたスキルだった。

 それをフレアはわずかな期間でモノにしていた。


 一体どうやったのか、いずれ詳しく聞いてみたいものだ。


 ともあれ、炎の鳳凰は大きく翼を広げ、空中を進み、前方に設置した大岩に命中すると、跡形もなく焼き溶かしてしまった。


「すごい威力だ……!」


 それに発動も早い。

【ファイアアロー】と同等か、それ以上――。


「えへへ、見直してもらえましたか?」


 フレアは可愛らしくガッツポーズ。


「分かった。フレアにも加わってもらうよ」

「やった!」


 観念した俺に、フレアは嬉しそうな顔をした。


「他にも『希望の盾』のメンバーをそろえて使徒との戦いに臨もうと思う。あの女の挑発に乗るわけじゃないけど、使徒は確実に倒しておきたいからな」

「私もがんばりますねっ」

「頼りにしてるよ。ただ、無茶はするなよ」


 と、くぎを刺しておいた。




 俺たちは中庭から屋敷の中に戻った。


「そろそろ寝る時間だな」

「ええ、お休みなさい」


 俺たちは就寝の挨拶をして、それぞれの寝室に向かう。

 と、


「ねえ、お兄様――」


 去り際にフレアが振り返った。


 俺を見つめる目は、やけに艶っぽく見えた。

 普段の妹とは雰囲気が違う。


 もっと湿度の高い……ねっとり絡みつくような視線。


「もし本当に……私とお兄様が実の兄妹じゃなかったら、どう思いますか?」

「えっ……?」

「私のこと、妹として見れますか? それとも――」


 どくんっ。


 胸が痛いほどに鼓動を打つ。


 どういう――意味だ?

【読んでくださった方へのお願い】

面白かった、続きが読みたい、と感じた方はブックマークや評価で応援いただけると嬉しいです……!

評価の10ポイントはとても大きいのでぜひお願いします……!


評価の入れ方は、ページ下部にある『ポイントを入れて作者を応援しましょう!』のところにある

☆☆☆☆☆をポチっと押すことで

★★★★★になり評価されます!

未評価の方もお気軽に、ぜひよろしくお願いします~!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
↑の☆☆☆☆☆評価欄↑をポチっと押して
★★★★★にしていただけると作者への応援となります!


▼新作です! こちらもよろしくです~!▼
乙女ゲーの没落貴族に転生 ~原作知識で領地改革&有能な人材をかき集めて、破滅フラグはまとめて叩き折る。気付けば領地は繁栄し、俺はハーレム生活を堪能していた~


― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ