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6 王国騎士団と魔法師団に賞賛される

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 彼らはエルメダ王国の騎士団、魔法師団だと名乗った。


「私はエリアル・ウィンド。ウィンド伯爵が一子です」


 俺も名乗り返す。


 とはいえ、実家は追放されちゃってるんだけどな……。


「おお、伯爵の!」

「では、もしや伯爵の部隊の一員ということでは?」

「さすがは伯爵、このような優れた戦士をお子にお持ちとは――」


 彼らがいっせいに騒ぎ出す。


 全員が俺に賞賛のまなざしを送っているようだった。

 なんだか照れくさいというか、なんというか……。

 と、


「あなたの働きはまさに英雄。どうか、ぜひ王にお目通りを」


 進み出たのは、一人の女魔術師だった。


 鮮やかな緑の髪をアップにした美女だ。


 彼女のことは知っている。


『緑光の魔術師』リーファ。

 二十一歳という若さでエルメダの魔法師団長に最年少で就任した天才魔術師だ。


「王に……? いえ、そんな」

「ぜひ! 王は優れた人材を求めておいでです。あなたのような、ね」


 リーファが微笑む。


「……あいにく、私はティルト王国に所属していますので」

「ティルト? ウィンド伯爵の子が?」


 リーファはキョトンと首をかしげた。


「普段はそこで王国付きの部隊に所属したり、あるいは冒険者の仕事をしたり……」

「まあ、あなたほどの人材がそんな小国でくすぶるなんて――あまりにも、もったいないですよ!」


 リーファが目を丸くした。


 ……他意はないんだろうけど、ちょっと嫌な気分になってしまった。

 ティルト王国に来て日が浅いと言っても、俺にとっては大切な居場所になりつつある国だ。


「ティルトにいても時間の無駄だと思いますよ。あなたの腕はぜひ我が国で発揮すべきかと。それにもともとエルメダのご出身でしょう? 迷う理由はないのでは?」


 リーファはグイグイくる。


「確かにティルトは大きな国ではありません」


 俺は反射的に言ってしまった。


「ですが私にとっては仕えるべき国。故国と同じくらい大切な場所です。見下すのはおやめいただきたく」

「……! ティルト風情が何を言うか!」


 リーファがキッとした顔になった。


 しまった、怒らせたか――?

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乙女ゲーの没落貴族に転生 ~原作知識で領地改革&有能な人材をかき集めて、破滅フラグはまとめて叩き折る。気付けば領地は繁栄し、俺はハーレム生活を堪能していた~


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