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NON-ATTRIBUTE  作者: mikuru
Nalha
7/11

3-2

部屋の窓から光が差し込み、私たちに朝を告げる

こっちの生活にはだいぶ慣れてきた。

たまに夏休みなのに学校にいるということに混乱するけどね


ベッドから身を降ろし、大きく伸びをする。

時刻は……午前6時。うん、ちょっと早起き。

私にしては珍しい起床時間に満足しながら、部屋に備え付けられているキッチンへと向かう。


元の世界にいたときから、おいしい緑茶を飲んで一日を始めるのが日課だ

ありすに話したら、「ババくさい」なんて言われたけど…

……そういえば、リアスにも言われたなぁ



この前、街に出かける機会があったので買ってきたこの緑茶の茶葉

メーカーは違うけど、前飲んでいたのと似ている。

…ちょっと苦いのは、私の腕の問題だろう


(……叶矢、元気でやってるかなぁ)


緑茶をすすると、もう何週間も会っていない弟の事が頭によぎった

家にいるときは、弟がおいしい緑茶を毎朝入れてくれていたのだ

しっかり者の彼だが、私がいなくなった今、彼は一人で暮らしている

家事とかは問題ないだろうけど、…寂しくないかな。もっとお姉ちゃんらしくしておけばよかったなと悔やむ


(………会いたいなぁ)




「……おはようございます、ワカナさん」

「あれ、ナルハちゃん。ごめん、起こしちゃった?」


白い花柄のパジャマに身を包んでいるナルハちゃんは、首を横に振りながら目をこすっている。

少しはねている青緑の髪が幼さを感じさせ、同い年の筈なのに妹のように思えてしまう

先程まで弟の事を考えていたから余計だと思う。

……弟に尽くせなかった分、ナルハちゃんには沢山優しくしてあげよう。

いや、同級生なんだけども



「……?ワカナさん、どうしました?」

「あ、ううん。なんでもない。ただナルハちゃんは可愛いな~って」


「……くたばれ変態」

「え、……びっくりしたぁ、リアスかぁ……」


ナルハちゃんにののしられたのかと思ってお姉さんびっくりしちゃった


「ところで二人とも、そろそろ着替えたらどうなのだ。朝食がなくなるのだ」

「え?…………って、もうこんな時間!?!?」



考え事をしてると、時間って本当に早く感じる。

急いでコップを洗い、個室へと戻る。

ベッドと棚だけで残りが小さいスペースしかない部屋だが、生活は可能だ。

そもそも、一日の大半を教室か寮室の共有スペースで過ごすから余り利用しないのだ。


目を閉じ、神経を集中させ、いつも着ている私服を思い浮かべる。


「……シー・アイビル」


つい最近覚えた呪文を唱えると、来ているパジャマが光りだす

魔力……体力をそれほど消費しないこの魔法は、私にもすぐ習得できた。

簡単に言うと、着替える魔法。

自分のクローゼットと認識している所に入っている服ならば、一瞬で着替えられるという便利な魔法だ。



「よし、成功。……ほんと、便利な世の中だなぁ」


パジャマは、アイボリーのニットと赤いプリーツスカート……いつもの服へと一瞬で変わる。

そしてご機嫌で、寮を後にした。


「ひゃあ~、もう結構人がいるなぁ~……」

「お前がモタモタとババくさいことしてるからなのだ」


食堂へ向かうと、すでに人でいっぱいだった。

全生徒がここに集まるから、毎朝こうだ。

直ちに席の増設を要求したい。


なんとなく気分でハンバーグのボタンを押すと、リアスが嫌そうな顔をする

多分朝から肉とかありえないのだ…と思っているのだろう

そういうリアスのトレーにはパンが一つ。

日本人なら米だろ~…と言いたいところだが、彼女は外国人であった

それにしても小食である。絶対昼まで持たないだろうに。


……とか思ってたらナルハちゃんがサラダだけトレーに乗せて持ってきた。

…………あの量で動けるとかうわようじょつよい




「おい、ワカナ達!こっち空いてるぞ~!」

「あれ、エルカさん!おはようございます!それにレイさんも……」


私たちが座れるところを探していると、先に来ていたらしいエルカさんとレイさんが相席を誘ってくれた。

ありがたく座らせてもらうことにする。


「う~ん。今日もおいしいなぁ~……」


大口で肉をほおばる。

かむたびに肉汁の甘味が出てきて、口の中に広がっていく。マンダム。



「ワカナはいっつもうまそうに食べるよな~。な、レイ………。おい、レイ?」

「むむむ………」

「お~い……?ったく、すまねぇな~。こいつ、朝からずっとこうでさ…」



エルカさんとレイさんは同室らしい

……しかし今大事なのはそこではなく、いつも無駄にハイテンションなレイさんに元気がないということだ。

元気がない……というよりは、考え込んでる?


「というか、そこの金髪。お前アレだろ、ワカナの友達の……」

「リアスなのだ。というか、友達じゃなくて同室……と言ってほしいのだ」

「そうかそうか!お前水属性だろ!こんど対戦してみね?」

「めんどくさいから断るのだ」


そんなレイさんをほったらかしで、エルカさん達はワイワイと盛り上がる。

……てかリアス!?ひどくない!?!?



「……な~んか、ヤな予感がするんだよねぇ…………」



会話の中、レイさんがそうボソっとつぶやいたのを、私だけがかすかに聞いていた。




***




食堂で食事を済ませた私達は、リアスと別れ、Xクラスの教室へと向かった

廊下の端にあるXクラスの教室は、使われていない空き教室を陣取ったもの。

だから、教室に向かうにつれて人が減り、静けさを増していく

私たちの話し声と足音が廊下で反響して賑わってはいるのだが、なんだか冷たく感じてしまう


「あの……。レイさん?」


教室へとつくと、今まで喋らずにいたナルハちゃんが口を開いた


「んー?なんだい?」

「あ、えっと、その……。どうして、さっきからボクの手を掴んでいるのですか?」


その声に振り向くと、確かにレイさんの右手はナルハちゃんの左手を握っていた。

絶対にほどけないように、しっかりと。



「んー。なんかさ、ヤな予感がするというか……」

「嫌な予感……ですか?」


ナルハちゃんが、不安そうにレイさんを見つめる。



「そーそー。なんだろ、事件の予感?」

「じ、事件……!?」

「や、やめろよレイ……。お前の予感、結構当たるんだから……」


レイさんのびっくり発言に、私たちは驚愕する。

ナルハちゃんに至っては、涙目である。


「まー予感だし。もしなんかあってもうちが守ってやんよ。なんてったってうちは……学級委員長だからね」

「レイさん……!」


……ごめんなさい、今の今まで忘れてました


そんな会話をしているうちに、教室へと到着した

ドアに手をかけようとしたエルカさんが、不思議そうな顔をする。



「……なんか、臭うな」

「きっと汗じゃない?エルってば暑苦しいもん。」

「いや、アタシじゃなくて!……知らねー奴の臭いだ。教室の中に、なんかいるのか?」


そう言いエルカさんは、警戒しながら慎重にドアを開ける……

とでも思ったか!?バシーン!って効果音が鳴るほど思いっきり開けたよこの人!!



「おい、誰かいんのか!」

「ナルハたんとワカナンはうちらの後ろにいて。」


開け放たれたドアの先には、いつもの教室があった

嫌な静けさが、私たちを迎え入れる。

先にエルカさんがズカズカと入っていき、そのあとにレイさん、そして私たちが続く。



「……あれ、何も……ない?」

「いや、気配がある。どこに隠れてやがる……」



がるるる、と唸り敵を威嚇するエルカさん

ナルハちゃんの手をしっかりと握り、辺りを警戒するレイさん

涙目で、怯え震えているナルハちゃん


そんな中で、呑気に考え事をしている、私

なんかこれ、見たことあるな

どこで見たんだろう

……ああ、そうだ。私が愛している格闘ゲームのイベントシーンだ。

緊迫する主人公達。味方に背を預けて敵が出てくるのを待ち構える


そして、戦いの火蓋は、突然切られる




一瞬、何かの匂いがした

私は、その匂いに疑問すら抱かなかった

でも、この人は。匂いを嗅ぎ付けたと同時に、それが何で、これからどうなるのかも瞬時に理解したのだ。


「っアイスシールド!!」


エルカさんが叫ぶと、私たちよりもはるかに大きい氷の幕が現れる

そして、3つの何かが幕にぶつかり高い音を響かせる


床にコロコロと転がったそれを見て、私は驚愕する



「こ、これ……。……銃弾!?」

「やっぱり麻酔銃か。あぶねーなぁ、ったく」

「な……!?」



銃弾が防がれたことに驚いた侵入者が間抜けな声を上げる。

それが合図かのように、私たちの周りを武装した集団が囲む



「銃弾は三つ……、三人を眠らせようとしてたわけか。つーことは……あんたらの狙いは、この中の誰かだな?」


どうやら図星のようだ。

どう考えても頭のよさそうに見えないエルカさんに狙いを当てられ、少しひるんでいる。

すると一人が、一歩私たちに近づいた。

胸には、赤いリボンのついた勲章。……この部隊の隊長だろうか



隊長らしき男は、低い声で私たちに告げる

サングラスをかけていて表情はうかがえないが、決して良いものではない


「本当は、お前たちを眠らせている間に取り返したかったのだが……こうなったら仕方がない」






「……ナルハ様を、返してもらおうか」


「なっ……!?」


三人の視線が、名前を呼ばれたナルハちゃんへと向かう

その張本人はというと…ワンテンポ遅れて驚いていた



「ふぇ、ボ、ボク、ですか!?!?」


どうやら何が起こっているか分かっていないようだ

もちろん、私達もわからない

ただ一つ分かるのは…ナルハちゃんが危険に晒されているということだ

エルカさんも察したのか、私たちを守る手に力が入る


そういうことか、とレイさんが呟いた

彼女のヤな予感というのは、本当に当たってしまうそうだ

……それも、最悪なほどに



「さあ、ナルハ様。私達と共に帰りましょう」


隊長は彼女に語りかける

それは、まるで融通の利かない子供を諭すようだった

真っ黒な手袋をつけた手が伸びてくる。



「んだよそれ……。アタシ等がナルハを攫ったとでもいいてぇのか?」


エルカさんの周りに、水色の気が現われはじめた

これは彼女が、怒りに満ちていることを表している

放たれる気は冷たく、言葉の通り背筋が凍ってしまいそうだ



「ああ、その通りだ。そうでなければ…ナルハ様はここにいるはずがない」


何人もの人を殺してきた、そんな冷たい瞳で話す彼

後ろの隊員達からも「そうだ!」「ナルハ様を返せ!」と野次が飛んでくる


「………ちっ。どうすんだこいつら…」

「うーん。言って分かってくれる相手じゃなさそうだねぇ」


先輩方が予想外の状況に判断を困っているときだった

彼女は、動いた



「……もしかして」


そうつぶやいたのは、彼女

先ほどまで怯え震えていた彼女が、何かに気付き声をあげたのだ



「…一つだけ、聞きたいことがあります」


恐怖で少し声が震えている

しかしその表情は、今まで見たことがない顔

決心が宿っている目で、まっすぐと前を見る



「貴方が、動いているのは…自分の意思、ですか?」


私は、ナルハちゃんが何を言っているのかわからなかった

探るような言い方。何か心当たりがあるのだろうか。


目の前の男も少し戸惑いを見せたが、すぐに冷静になり答えた


「……隊長の命令です。それが誰かは、」


不自然に言葉が止まる

男は一拍置いて、真っ直ぐナルハちゃんに向き合う


「貴方様ならお分かりになられるはずです。」




私達は、置いてけぼりだった

状況が全く理解できないのだ

あの野性的な感を持つエルカさんでさえ、二人の言葉に込められた意味はわからない

二人だけの世界…

そんな言い方をすればロマンティックに聞こえるが、ここは戦場である


「今の言葉で、全ての事に合点がいきました」


スッと、ナルハちゃんが前へと進む

聞いたこともないような、冷たい声を発しながら

その声に込められているのは怒りか、決意か



「おい、ナルハ!?あぶねぇぞ!!」


エルカさんが叫ぶが、ナルハちゃんは下がらない

その足取りは、しっかりと地に着いている

低めのヒールが床とぶつかるたび、緊迫した空間に音が響く

その音を聞くたびに心拍数が上がっていく


少し歩いただけで、彼女は男の目の前にたどり着いた

身長の低いナルハちゃんは、男の顔を見るのに首をあげなければいけない

小さいはずなのに、今の彼女は大きく見える




「ボクは……。ボクは、帰りません!」




そう言い放った彼女の顔は、固い決意で満ち溢れていた


「そうですか」


男の返答は、案外あっさりしたものだった

わかってました、とでも言いたげな表情をした男はため息をついた

そうして、ゆっくりとサングラスを取り外した


「貴方の我が儘には慣れていますよ、ナルハ様」


今までサングラスの奥に隠れていた彼の瞳がまっすぐとこちらを見つめる

光のないその眼球に、体が強張ってしまう


「しかし、今回ばかりは聞き入れるわけにはいきません。……私たちは力尽くでもこの任務を達成させなければならない」


……彼の気が、変わった

それは、タダの人間な私でも感じ取れた

体の周りに緑色の靄がかかり、ふわりと風が吹いた気がした




「……チッ、草かよ。戦いにくいなぁ……」


氷属性のエルカさんが渋い顔をする

某ポケットサイズのモンスターを育てるゲームでも、こおりはくさにいまひとつだったはず

……属性の関係性って授業でもやったけど大体某ポケットサイズのモンスターを育てるゲームと同じに考えていいのかな


「まともに戦えんのうちだけじゃん?……一人でこの人数はムリそうだけど」


いや絵属性ってどれに当てはめんの。わかんない

……というかレイさんの戦い方が想像つかない。なんでも描けば生み出せるわけだしある意味最強なんじゃないこの人


「……呼ぶか?」

「……呼んじゃおっか」


と、私がぼけーっと考え事をしているうちに、エルカさんとレイさんは何かを決めたしたらしい

しかしレイさんはまだ納得がいかないらしく、私とナルハちゃんを交互に見てあごの下に手を当てる


「でも、まず一年生二人を逃がすのが最優先だよねぇ。標的はナルハたんっぽいし、ワカナンは……ここにいても戦力にならないっしょ」


ひどい!

そもそも逃げるってどうやって?

私たちは、もう完全に武装集団に包囲されてしまっている。

手前にもいかつい男の人、右にも左にもいかつい男の人、そして後ろは壁である



「……なぁ、ここの隣って空き教室だったよな」

「確かそうでしたけど……。それがなにか……」


………まさか?




「ワカナ」


「はい」


エルカさんに手招きをされ、言うとおりにそばによる

どうやらいい作戦を思いついたらしい

幸いまだ武装軍団の興味はナルハちゃんに向いているので私たちの不審な行動に気付いている者はいない


……い、いよいよホントの戦闘が始まるのかぁ

なんかゲームの世界に迷い込んだみたいだな


しかし、私の浮ついた気持ちはエルカさんの言葉で一気に現実へと引き戻されるのであった


「……いいか、ワカナ。アタシが今から後ろの壁を破壊する。そしたらお前はナルハを連れて全速力で逃げろ。どこでもいいからとにかく人の居るところにだ」


「ふぁっ!?」

「わかったか?わかったな?じゃあいくぞ!」

「え、ちょ、ちょっとまっ」



私の意見を聞く暇もなく、エルカさんは背後の壁に向かっておおきく振りかぶり……


「フォート・ウィズ・グラス!!!!」


そう叫ぶと同時に、後ろの壁をぶん殴ったのである

……この呪文はキョウタが私の武器の強化に使った呪文の氷バージョンだと思う。確かね


拳が壁にぶつかると、今まで聞いたことのないような大きな音が部屋中に響く

次第に壁一面にヒビが広がっていく

壁にぽっかり穴が開くのにそう時間はかからなかった


「ひゅう。さっすがエル、馬鹿力~」

「ワカナ!いまだ走れ!」


そう命令されると、私は何も考えずにナルハちゃんの腕をつかんでいた

そして大穴を抜け、隣の教室へ移動し後ろの扉から廊下へと飛び出す

きっとこの先、こんなに廊下を全速力で走る機会はないと思う

とにかく、何も考えずに、ひたすらに走った


人の居るところ、人の居るところ、人の居るところ……


ここから一番近いのってどの教室だったっけ?

やばい、Xクラス以外出入りしたことないから全くわからない。

静まり返った特別教室が並ぶ廊下を通りぬけると、校内の案内表記を見つける


此処から右に曲がると…火属性の集まるA棟。左が草属性のC棟、階段を登れば光属性のD棟で、下りれば闇属性のE棟。


そして、正面に進めば……水属性、リアスの居るB棟だった


私は迷わなかった。

背後からは複数の足音が聞こえてきている

もう追っかけてきてるのかな?止まってる暇はなさそう


「ナルハちゃん!とりあえず真っ直ぐ走るよ!」

「ふぇっ!?は、はい!」


再び手を引き走り出した。




***




B棟に入ると、先ほどまでの静けさはなくなった

うるさいわけではないが、こう、人がたくさんいる匂いがする。

匂いなんてちょっとエルカさんっぽかったかな?


ここに来た理由なんて一つだけ

Xクラス以外の、唯一の友人に助けを求めるためだ


「リアスウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!」

「うるさいのだああああああああああああああああ!!!!!!!」



リアスが教室から顔を出すのは、ものすごく早かった


「リアス!とりあえず私と一緒に走って!」

「はぁ?意味がわからないのだ!ナルハまで!いったい何がどうなって……」


教室の廊下側に設置されている窓から身を乗り出して叫んでいたリアスは、私たちの背後をチラリとみると、すぐに状況を把握したらしく教室に引っこみ、


「先生体調が悪いので早退しますさようなら!」


と早口で告げると廊下へ飛び出してきた。

もちろん綺麗な舌打ち付きで。


「リ、リアスさん……!」

「よくわからんがわかったのだ。……とりあえず寮まで走るのだ」

「おっす!!」


ふと後ろを向くと、武装集団は見えなくなっていた。

きっと、リアスを追って廊下へとでた先生や生徒達で足止めを食らっているのだろう

もしそこまでリアスの計算通りだったのなら、こいつは本当にすごい!

こんな危機的な状況にも関わらず、私はつい笑ってしまうのだった

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