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nostalgic

作者: 闇二咲華

今、もてる すべてをさらす

悪あがきでもおそくはないと

思い描いた未来


もう1度 歩き出したい

幼いころに手にしたままの

希望とかいう? イシを



帰り道、今朝見た空き地が消えていたんだ

四葉のクローバー 夢とともにつまれ去った


未知の歩みやすさ、利便性と引き換えに

僕らはゆっくりと何か失くしていったね



上塗りの夢をかかえて

それでも歩き続けたけれど

誰かの叫ぶ声が


胸の奥どこかで響く

泣きたいときに泣けない場所は

いつか戦地に変わる……




無邪気な笑顔の染み込む間もないままに

吹き抜ける風は遠い日々に錠をおろす


いつの日にかめぐる、土と混じりあうイシ

手にした欠片まで、涙でとけないよう


今、もてる すべてをさらす

悪あがきでもおそくはないと

思い描いた未来


上塗りの夢をかかえて

それでも歩き続けたけれど

誰かの叫ぶ声が


胸の奥どこかで響く

泣きたいときに泣けない場所は

戦地に変わる、だろう

ちょっとアレでしょうか……;

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