これぞ猫あるある……? 猫は忍者
数ある作品の中から拙作をお選びくださり、ありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ
今回はほのぼの忍者猫です。
猫って高い所が好きですよね。
高めの家具に軽やかにピョンと跳び乗ったり。
柱にガリガリよじ登ったり。
でもカーテンレールの上を悠々と歩く猫は、意外に個体差が出る。
好きなニャンコは、カーテンその物をよじ登ってまでカーテンレール上の散歩を楽しむのだけれど、我が家に来る猫にはカーテンレールはどちらかというと不人気。
でもひたすらに「登る」のが好きな猫が居たんですよ。(注意:「上る」ではなく、「登る」。)
よくカーテンレールの上から助けを求められたものです。
「自力で下りられないのに、何で登るの?」
これ、お馴染みの愚痴でした。
ニャンコだから高い場所に上りたいのは仕方ないけどね。
でも可愛い処もあるんですよね。まあ、それを言い出したらどの猫もだけれど。
そのニャンコには良くよじ登られました。
人間が。
獲物を狙うように姿勢を低く、お尻フリフリ。
ピョン、と跳び着くのが人間の背中なだけ。
そして肩までヨジヨジ登る。勿論爪立てて。
痛いのに憎めない。
あ、来るな。と分かるから待ってあげたり。
家族全員、ヨジヨジ登られました。
さて、このヨジヨジ登るのが大好きな猫がある日鳴いていました。
前回の「誘拐か?」騒動のようにずっと鳴いている。
でも声は近い。他所じゃない。
元々が親猫に見捨てられて我が家に置いてけ掘りにされた猫なので、何でそんな場所に居るんじゃ! というのも何度かあったり。
あ、前回の騒動の経験値から、お風呂は先に確認しましたよ。声の位置から違うのはハッキリしていたましたけれど、確認して何事もなければ良いという判断から。
さて、声を辿ると拙者の部屋に着くわけです。
でも何度見に行っても拙者が部屋に入ると静まり返る。
それでも捜しましたよ。高い場所を中心に。
拙者はロフトベッドを利用しているので、部屋その物がニャンコにとってはそのままでジャングルジム仕様らしい。天井に近い位置に棚とか設置してあるし、猫にとってはお散歩コースに見えるらしい。よってお布団に潜り込んでたら見落とす。面倒臭い。
でも見付からない~!
で、人間が部屋を出るとまた鳴き出す。
それも暫く経ってから。
おい! いい加減にしろ!
この行ったり来たりをどれくらい?
嫌気がさしていた拙者、何故か唐突に頭の配線が繋がった。
ロフトベッドの下の一角、拙者は服を下げている。ベッドの作りが既にそのようになっていたので、そのまま利用。コートなんかの上着を下げてます。
……はい、もうお気付きですね。
「登る」の大好きニャンコは、拙者の服と服の間にしがみついていました。服の背中の辺りに。
ところが服一枚ではなく、両隣の二枚に爪立てて、爪が服に絡まって脱出不可能状態。ハンガーを「シャッ」と広げたら、ニャンコの両手両足がビニョーンと見事に広がりましたよ。
「居たー!」と大騒ぎしながら救出。
家族は大笑い。
ニャンコは居心地悪そうに他の家族の下へ逃亡。
拙者は外套二枚がダメになり不満タラタラ。
あの外套どうしたっけ? 憶えてない。




