空の中の君へ～３６５日の手紙～

はじめての手紙

『晴れ』『曇り』『雨』

毎日の天気はちがう。

風の香り、雲の流れる速さ、虫の鳴き声、

毎日感じるものは、まったくちがう。

生まれる命があれば、消える命がある。

泣いて喜ぶ人がいれば、泣いて悲しむ人がいる。

ねぇ。

どうして私たち人間には、感情があるん？

どうしたら何も感じずに生活できるん？

どうやったら、なにをしたら、もう一度あなたに会えるんですか？

あなたと過ごした２３年より、あなたがいない３年が長いのはどうしてですか？