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どんな願いも叶う場所

 この世界なら元の世界に帰れる。ゼロス様のその言葉には確信があるのだろうが自分は疑問にしか思えなかった。


 「手段があるって・・・創生神の力で出来た法を犯さないで帰れる方法なんて本当にあるんですか?」

 「ある!今からその方法を教えよう」


 ゼロス様の話では法を犯さず元の世界に帰れる方法にはいくつかあり


 一つ、送られた者が自らの力で元の世界に帰る方法

 一つ、送られた者が契約を完了し契約をした神様が元の世界に返す方法

 一つ、その世界にある技術などで他の世界に向かう方法


 この三つがあるとの事で自分は最初の方法がそうなのかなと思い聞いてみたが自分が持っている。空間関連の力で帰る事だと思ったが世界を飛び越えるほどの力を使うには本当に神様のような存在にならないといけないと言う事らしい。二つ目の方法はそもそも契約書を書いてないので違うので最後の案が答えになる。


 「あるんですか?この世界にそんな技術が」

 「この世界は儂が管理している世界の中で最も古くてな儂がまだまだ神として未熟だったころに作ったある場所に君を返すもといどんな願いもかなえれる場所がある」


 どんな願いも変える。そんな場所がこの世界に存在していたなんてそんな驚きの中話は続く。


 「この世界オリオスには試練の塔と呼ばれる我が作ったダンジョンが存在する。そのダンジョンの最上部にたどり着いた人々に我はどんな願いもかなえるというルールを我は作ったのだ」


 その話を聞いた自分はそれが唯一の帰れる方法だと告げられて決意を固める。それしか手段がないと言うならその手段に自分は全部をかける事をただしゼロス様は告げる。


 「しかし、今の君ではまず間違いなく到達できない。長く険しい戦いの日々になるだろ。この世界でも最上階にたどり着けたのはたった一人だけだ。それでもやるか」

 「・・・やります。その決意は変わりません」


 両親には育ててもらった恩がある。自分は高校卒業で就職しようとしていたのだが両親に自由に行きなさいと言われ思い切って大学に進学しやりたいことを何一つ否定せずに頑張りなさいと応援してくれた。そんな両親の為にも自分は必ず恩を返したい。


 こちらの決意が変わらない事を理解したゼロス様は笑みを浮かべる。


 「わかった。ならば儂は君をこの状況に追いやってしまった者として君を導くことを約束しよう。これからよろしく頼むぞソウマよ」

 「はい!」


 

 それからゼロス様に色々この世界について教えてもらい。ながら次にどこに向かうべきかを気行く中で自分はある事を告げる。


 「そうだ。ゼロス様ここに来る前に謎の空間に迷い込んだんです」

 「謎の空間?」

 「はい、自分はそこにある物のおかげでここまで何とか生きて来れました。ただ、そこから脱出する時にそこにあって物を全部を不可抗力ではあったんですが全部持ってきてしまったのです。どうか持ち主を探して返してもらえないでしょうか」

 「そんなことがあったのか。ソウマ君がここにいる時いた時に空間が壊れたという報告を受けたがあれは強引に脱出してしまった反動だったのだな。わかった。今ここで全て出してしまいなさい」

 「え、結構な量ですけど大丈夫ですか?」


 本当に凄い量なので一応確認をとる。ゼロス様は問題ないと言うので少し遠目に空間を開けて持ってきてしまった者を全てだず。


 ドーーーン!!!!!


 金貨の波が空から滝のように流れ込んでいく。滝のように出て来た物はが全部出たのでゼロス様はそれを軽く見ていたのだがいきなりマッスルモードになり怒っていた。


 「ど、どうしました」


 何かやらかしたのかと思っていたのだがどうも金貨を見て何かを察し怒っているらしい。こちらの声で我に返ったゼロス様は話してくれる。

 

 「いや、ザックの取り調べでどうしても金の帳簿が合わなくてな。何処かに隠してあるのではと疑ていたがまさかソウマ君が迷い込んだ場所があやつの隠し資産のある場所だったのじゃろうな」


 自分が居た場所はザックが資産を隠していた場所だった可能性が出て来たのだ。詳しい調査はこれからすることになるそうだがほぼ間違いないとの事だ。


 「それから自分の中にある力も持って行って下さい。これもそこなあった物ですし重要な証拠になるはずです」


 ここまで助けてもらった力ではあるがこれが犯罪者が持ち物だったかもしれないし返した方がいいよな。そんな話にゼロス様は少し考えた後こちらに来て頭を優しく触った。


 「わかった。今から力を取り出すぞ」

 「はい」


 これでいい。そう思いながらそう言えば身につけていた物も後で返さないといけないしどうやって返せばいいんだろう?そんなことを考えていると10秒ぐらいで大きな手が離れて行った。


 「これでよし。ソウマ君の中にあった力を全て出しだぞ」

 「そうですか」

 「そしてわしが持っている同じ空間関連の力を入れといた大切に使ってくれ」

 「はい!・・・・はい?」


 え?それって出して入れたってこと?何でそんなことしたんだ?そう思ってゼロス様を見るこちらが困惑している姿に少し笑って答えた。


 「ははは、ザックの物を出して儂が持っていた物を入れただけじゃ。儂が欲しいのはザックが横領したと思われる物であるからな儂が持ってる物を誰に渡したとしても問題あるまい。ただし、空間関連だけを入れたからそれ以外の力は抜き取ってある。服などの物も同じ物と買えといた安心したまえ」


 ・・・・こんな力技を行えるほどに実力があるから大神なのだろうなと一瞬でそんなことをされた事とさっきまで考えていたことがばれていることに内心で驚きを越えて乾いた笑いが出てしまった。

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