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いざ、ダンジョンへ!

 俺達はダンジョンに着いた。そこには転生者専用受付という場所があった。転生者贔屓っていいんだろうか?


 まぁ、ありがたく使わせてもらう。専用受付のところに行くと受付嬢が説明をしてくれた。意外と長かったのでまとめるとこうなる。


・冒険者ランクというものがあり、魔物を倒して手に入れた魔石を見せることでランクが上がる


・Gランク 最初はここから

・Fランク 初心者

・Eランク 中級者突入

・Dランク 超ベテラン 100人に1人

・Cランク 上級者突入 500人に1人

・Bランク 上級者   1000人に1人

・Aランク 超上級者  5000人に1人

・Sランク 国宝級   10000人に1人


 ちなみに現在Sランクはいないらしい。


 「それではいってらっしゃいませ。」


 俺達はダンジョンへ足を踏み入れた。1階層は複雑に入り組んでいた。まぁ、どこの階層もだろうけど。


 基本的なフォーメーションは俺が前衛、永遠が中衛、結菜が後衛って感じだ。今はモンスターといつでも戦えるようにしながら進んでいる最中だ。


 「おっ!?モンスター発見!」


 ってスライムかよ。スライムが悪いわけじゃないけど、ゴブリンでも良かったな。


 「俺1人で倒すよ。」


 俺がクラウ・ソラスを軽く一振りしただけであっけなく倒した。


 「なんか手応えないね〜。」


 ちょっとつまらなさそうに結菜が言う。


 「お前、1階層だからって油断するなよ?」


 永遠はいつでも冷静だ。(さっきを除いて)


 俺はスライムを倒して手に入れたすっごくちっちゃい魔石をアイテムボックスに入れた。


 退屈していると、やっと少しマシそうなのが来た。


 「おっ!ゴブリン3体か!」


 永遠がやっとかというような顔をしながらそう言った。


 「蓮、1人で倒さないでね!1人1体で!」


 結菜が早口で言った。


 「はいはい。」


 俺は軽く流しながら、ゴブリンの攻撃を避け華麗なる一撃を入れた。永遠も槍のリーチを生かして一撃で仕留めている。


 結菜の声がまったく聞こえないんだけど大丈夫そう?そう思って結菜の方を見た。結菜の方を見た瞬間、あぁ余計な心配だったなと思った。


 集中した様子で弓を構え、矢を放つ。見事にゴブリンの眉間に刺さり、無事倒した。いつも、うるさい結菜だが、弓を持った瞬間静かになる。


 「よしっ、この調子でどんどん行こう!あ、ここからは1人1体とか言ってる場合じゃないから臨機応変で。」


 ま、矢を放ったあとは、またいつも通りに戻るけど。


 パパーン!おっ、レベルアップだ。どれどれ、…レベルアップすると、ステータス強化ptが3ptもらえるみたいだな。


 俺の今のステータスは、


スピード 6 → 9

スタミナ 5

筋力   4

幸運   5

魔力   2


 ちなみに、前衛するからにはスピードタイプにしたいと思っている。


 だから、スピードを9へアップだ!…おっ、体が軽くなったな!実感できるほど上がるってエグくね?ダンジョンに入ると改めて異世界きたって感じするな〜!


 後で聞いたらこの時2人ともレベルアップしてたらしい。(興奮で気づかなかったわ。)


 次に出てきたのはゾンビの群れ。ゴブリンと比べて動きが遅い代わりに体力が多いって感じかな。


 俺がゾンビ達のヘイトを買い、余裕があったら攻撃し、永遠が槍で数を減らし、結菜が倒し損ねたゾンビを仕留める。


 我ながらいいパーティーだなと思う。まだまだ余裕があるからもっと数が増えたり、強くなっても大丈夫だ。キツくなったらヒーラーがいるしね。


 お次に出たのはオーク。これは2体だった。2体だったらいけそうだなと思って一気に距離を詰める。1体目に素早く斬りつけ、2体目は首を狙って斬撃を入れる。


 剣を鞘に収めた瞬間2体が同時に崩れ落ちた。我ながらびっくりしている。こんな動きができたなんて。


 パパーン!レベルアップか。これでレベル4だ。


 レベル2からポイント振りはこんなふうになっている。


スピード  9 → 12

スタミナ  5 → 6

筋力    4 → 5

幸運    5 → 6

魔力    2


 魔力は上げても対して意味がないと思うからそのままで、幸運はアイテムドロップ率が変わりそうだから少し上げておいた。


 スピード特化だからスピードはもちろん上げる。そして、スピードがあってもスタミナがないと走れないから少し上げて、前衛で筋力は上げておいて損はないからな。


 この調子でダンジョン楽しみながら攻略していくぞ〜!!

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