異世界転生しました!
俺の名前は佐藤蓮。中学1年生で背はどちらかというと高い方。アニメも好きだけど読書も好きという珍しい中学生なのではないだろうか?
朝から教室で友達とバカな話をしながら退屈な日々を過ごしていた。
「あ〜、つまんない毎日だなぁ。」
心のなかではいつもこうつぶやいている。
「こんな毎日なんてつまんねー!」
そう言った瞬間、床に魔法陣のような物が浮き上がってきた。
「なんだよこれぇ!」
「出れないんだけど!!」
などと言う声が飛び交う。
しかし、俺は胸の高鳴りが収まらなかった。次の瞬間、俺達は光に包まれた。
白い光に包まれたと思えば、俺達は白い空間に立っていた。
呆然としているとやっと目の前に神様が立っていることに気付いた。いかにも神様というような見た目だからだ。
「おぬしたちにはある世界を救ってもらうためにここへ来てもらった。その世界では魔法やスキルという物が存在する。ただ世界を救くえといわれてもなんじゃから、特別に職業とスキルを自分たちで決められるようにした。ちなみに決める順番は成績の良い順じゃ。」
みんなは神の言う事を食い入るように聞いた。成績順に決められるだと!?俺は驚いたが、普段読書をしているだけあって成績は良い。
学年トップから一人ずつ呼ばれていく。どんなスキルがあるかワクワクしていたら、俺の番はすぐに来た。
職業とスキルにはptがありレアなものは当然ptも高い。一人につき50pt+運動神経分ptがあるみたいだ。ちなみに俺のptは60。結構いいのが選べるんじゃないか?
まずは職業。へー!結構種類たくさんあるんだな。ヒーラー、魔法・大剣・双剣・槍使い、弓、侍、忍者、テイマー、錬金術師まだまだたくさんある。
しかし、俺は既に決めていた。手数も多く男のロマンがある双剣使いに決定!ちなみにptは30。
続いてスキル。身体強化、千里眼、罠感知、高速移動、敵感知、火・光・風・水系、時空、ステップ、隠密、見切り、他にもある。これは厨二病心をくすぐられる。
サブスキルというものもゲットできるみたいだから20ptくらいのがいいんだけどあるかな……………あった。
【吸収】敵の体力とかを自分の体力にできる系かな?まぁ、体力は大事だしこれでいいかな。サブスキルは色々なことに使える【鑑定】で。
【鑑定】は、10pt。俺が持ってるポイントはすべて使いきれた。
興奮しながらみんなの所に戻った。この調子で進み遂に最後の人も選び終えた。
「お主達にはこの能力を使ってダンジョンを攻略してもらう、幸運を祈る」
神様がそういうと俺達はまた白い光に包まれた。
俺は森の中に転生したみたいだ。異世界転生したら真っ先にやることがある。
それは…
「ステータスオープン!」
おー、俺のステータスはこんな感じか。
スピード6、スタミナ5、筋力4、幸運5、魔力2か。良いのか悪いのかわからないけどとりあえずはこのセリフが言えたことに満足だ。
…ん?なんだこの矢印?あっちを指してる。あっちに進めってことか?とりあえずあっちの方に進んでみるか。
今のところ地球と大して変わらない森だな。モンスターとか出そうだけど。一応装備しとくか。
アイテムボックスから初期装備らしい双剣を取り出した。おぉー、いいねぇ!やっと異世界って感じだ。
そのまま歩くこと3分、特にモンスターとも出会わずたどり着いた場所には地下への入口があった。
うおぉ、これがダンジョン!?ただ、そこには看板があって《転生者はここで待て》と書いてあった。
なんだ、まだ入れないのかよ…。ダンジョンの説明でもあんのか?そう考えている内にみんなが続々と集まってきた。
全員揃った頃に20歳くらいの男がやってきた。
「これから君たちにダンジョンの説明をする。ダンジョンは地下100階層まであり、ダンジョン内にはモンスターがいる。地下100階層に近づくにつれモンスターが強くなるが、その分宝箱に入っている物もレアになる。なお、ダンジョン内でやられても配布される腕輪をつけている限り復活することができる。ダンジョンには3人でしか入れない。これらの事を踏まえてダンジョンに挑んでくれ。説明は以上だ。それぞれ武器を買うなり、仲間を探したり好きにしていいぞ。」
3人でしかダンジョンに入れないのか…残り2人誰を誘おうか?考かんがえていたがすぐに考えはまとまった。あの2人だな。
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