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第十五章22 【覇王杯/オーバーロード・カップ/シェリア・プルスフィリアチーム】20/規定違反15

 【シェリア/我螺(あがら)】と【キッド】の冒険を追っていきたい所だが、それだと中継時間の関係で他の展開が追えない。

 なので、一旦、他の展開を追ってみよう。

 次は、同じ【アンサー・ストーリー】の第2部の主人公、【ダフネ(DAFNE)メリチャーニ(MELICIANI)】(イタリア系女性)と同期している、【アラーナ(ALANA)ソープ(THORPE)】(カナダ出身女性)/【1次2次眷属】を追ってみよう。

 内容のおさらいになるが、【第2部】は、【様々な力】を無数の【カプセル】に閉じこめた【フォース・カプセル】という【トレジャー/宝物】として設定し、それを探し求める物語として考えている。

 【アラーナ/ダフネ】の登場シーンから追ってみよう。

 【アラーナ/ダフネ】は、美人研究者である。

 眼鏡をかけている【眼鏡美人】であり、男女問わず、モテモテだが、恋愛には全く興味がない。

 彼女が興味を示すのは、【第2部】のタイトルにもなっている【フォース・カプセル】の事だけだ。

 色んな物事には無関心な彼女だが、【フォース・カプセル】に関する事になると人が変わった様にのめり込むのだ。

 そう言う二面性を持ったのが【ダフネ】と言う女性である。

 【ダフネ】は、黙っていれば相当な美人である。

 だから、

「あぁ・・・【ダフネさん】・・・今日も綺麗だ・・・」

「美しい・・・何て可憐なんだ・・・」

「アンニュイなその表情もそそる・・・」

「素敵だ・・・この想い・・・どうか、気付いて欲しい・・・」

「好きだ・・・愛している・・・」

 と男性が彼女は思うが、それに答える事はない。

「ごめんなさい。

 私、そう言うのはちょっとねぇ・・・」

 それが、【アラーナ/ダフネ】が異性をフる時の常套文句である。

 彼女は恋愛には全く興味ないのだ。

 人の色恋など本当に心底、どうでもよい。

 そう思っている。

 だが、それが、誰か一人を思って操を立てていると勘違いされていて更に人気を得ているのだった。

 【アラーナ/ダフネ】は、

「ふわぁ~ぁ・・・

 それにしても暇ね・・・

 素敵な彼(【フォース・カプセル】の事を【アラーナ/ダフネ】はそう呼称している)、居ないかしらねぇ・・・」

 とつぶやいた。

 それを見ていた男子生徒が、

「あぁ・・・」

 と言って鼻血をふいて倒れた。

 【アラーナ/ダフネ】が余りにも魅力的だったので興奮したのだ。

 そう言う世界観で表現されている。

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