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R&Bのリズムで殺れ YOU&I  作者: やましたゆずる
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第八章 くのいち四姉妹 澪の決意その2

9時15分には全員集まった。「お姉ちゃん。今日は、何?」澪が星璃の目を見た。「みんなに大事な話があるのよ。みんな、小春の車に乗って、競艇に行くよ。ボートレース。私、初めて行くから良くわからないけど。みんな、行った事ある!」星璃は、助手席から後を振り返ってみんなの顔を見た。「ない!」皆首を横に振った。暫く走ると江戸川競艇場に着いた。皆一斉に車を降りた。正面入口で一人100円払った。4人は、観覧席ゴールドに向かった。カウンターで予約を確認して、星璃が20000円払った。競艇新聞を一人一部買った。赤の鉛筆をとって耳に挟んだ。通見たいにカッコつけた。周りを見ると若い女性のお客が多い事にビックリした。単独で来てるのか、彼氏と来てるのか、パパと来てるのか!わからなかった。舟券の買い方は、席にパンフに書いてあったからすぐわかった。各自席に座る前に星璃が皆を集めヒソヒソ話を始めた。怪しい人には注意、ボートレースを楽しんでいるよう振る舞い。仕事の話は、一対一でするように。注意を喚起した。「澪は私の隣。いいね。」星璃は澪の目を見た。「1レースから遊んで見る。競艇新聞見ないで、アノ子の言う通り1着1番、2着2番、3着3番で買って見る。」星璃が皆の目を見てからタッチパネルを操作した。皆もタッチパネルを操作した。スタートの時刻が近づくと皆ドキドキし始めた。カウントが鳴り始め、1〜3号艇がスタートを切った。続いて4〜6号挺がスタートした。スタート地点を綺麗に1列でスタートを切れた。スタートは正常だった。1号艇を先頭にブイを綺麗に回った。続いて2号艇、3号艇。「よーし!そのまま、そのまま!」星璃が立ち上がって腕を挙げて応援した。皆も興奮して立ち上がって応援していた。血は争えない。そのまま、1着1号艇.2着2号艇.3番3号艇でレースは確定した。「よっしやーあ!来たーあ!」澪が大きな声を出して立ち上がった。配当金は、一番人気だったのであまりつからなかった630円だった。星璃は、1000円買っていた。630000円になった。皆は、100円で様子見したので63000円だった。凄いビギナーズラックだった。皆プラスだった。皆、集まって抱き合って喜んだ。2レース目は、皆、1000円1点買った。また、1.2.3にした。レースは正常にスタートしたが3号艇が遅れた。「ちきしょー!3番遅れやがった!」星璃は、完全にイカれていた。「3番行けエエ!」大きな声で応援した。皆も同調して大きな声を出して立ち上がった。「3番マクレマクレ!」星璃は、興奮がとまらなかった。レースは確定した。1着1号艇.2着2号艇、3着3号艇。「ヨッシャ!取ったな。」星璃の目は輝いていた。皆と目を合わせ喜びを分かち合った。330円ついた。全員払い戻し金、330000円だった。3レースも同じく1.2.3でかけてみた。レースは正常スタートし、1号艇が素早い動きでトップに立った。2号艇がそれに続いた。3号艇は4番におちていた。「ヨッシャ!行けエエ!」今度は、純麗が大きな声をだした。皆もそれに続いた。終盤3号艇か4号艇をインから差しにかかった。「させ!させ!」純麗の興奮も最高潮に達した。1着1号艇、2着2号艇、3着3号艇.レース確定。350円ついた。また350000円になった。星璃は、3レースで1307000円の儲けになった。4レースは、星璃は、2点買いに挑戦した。1着1号艇.2着2号艇.3着3号艇.を1000円..1着6号艇.2着3号艇.3着1号艇の1000円の2点を買った。新聞を見たら、6号艇が挑戦し良いとおしていたから。皆は、1着1号艇.2着2号艇.3着3号艇と前回と同じに1000円かけた。レースは正常にスタートした。1号艇は相変わらず調子よくスタートダッシュを決めたが3号艇は遅れた。2号艇は、3番手につけた。6号艇は、新聞のとおり1号艇を追いかけ2番手につけた。「ヨッシャ!行けエエ6番!させるさせる!」星璃だけが一人で立ち上がって声を出して応援していた。最終的に6号艇が差しきった。1着6号艇.2着3号艇.3着1号艇..払い戻し、9750円。見事的中!975000円。星璃は、飛び跳ねて喜んだ。皆は、肩を落とした。その時、小春が「仕事の話しなくて良いの?」小春は星璃の耳元で呟いた。「ちょっと早いが昼飯にすっか!」星璃は、皆の顔を見た。精算した札束をバックにねじ込んだ。皆席を立ってレストランに向かった。皆、レストラン笑和に入った。食券で星璃は、牛もつ煮定食を押した。小春はカツカレーを押した。純麗は、煮込みハンバーグを押した。澪は、唐揚げ定食を押した。店員に席を案内され食券を渡した。「お姉ちゃん。いくら、儲かったの?」小春が星璃の目を見た。星璃は、バックからスマホを出して計算を始めた。合計金額からかけたお金を引いたら226000円だって!スマホの画面を皆に見せた。「うわああ!凄い。完全にビギナーズラックだね。お姉ちゃん。」小春は、星璃の目を見た。「小春これ全部揃う所連れてってくんない。」星璃は、バックから義母から預かったメモを出して小春に渡した。「これ、全部東京土産の定番だね。東京駅連れて行くよ。帰りでいい。」小春は星璃の目を見た。「ありがとう。頼む!」星璃は、小春の目を見て微笑んだ。「お姉ちゃん。それ!税金払わないとダメだよ。脱税になっちゃう!」銀行員の純麗がごもっとも見たいな話をぶち込んできた。「そうか!税金なそれはわかるけど、純麗は、裏稼業で稼いだ金は申告してますか?国会議員の先生なんかも払ってねえのに一回の主婦がこれぢポッチの金を申告するバカいるか!税金を払うのは国民の義務なんてうそっぱちだろ!国民のウソの間違いだ。」星璃は、純麗の目を見た。かんぜんなごたくを並べて納税を拒否した。ぞくぞく、頼んだものが運ばれて来た。来た人から「いただきます。」と合掌し、食べ始めた。最後にキタのは煮込みハンバーグの純麗だった。「いただきます。」合掌した。「よし、これで全員きたな!」星璃が唸った。一番最初に来た、星璃はもう食べ終わりそうだった。「皆、コーヒー飲むか!奢ってやる!」星璃は立ち上がってコーヒーの食券を4枚買って席に戻った。店員を呼んで食券を渡した。暫くするとコーヒーが来た。星璃は一口飲んで「こりゃ上手い!」いれたてだ。「おがさわら丸のコーヒーは不味いぞあそこは作り置きをだすから。」星璃は、皆の顔を見た。「今日、ここに来た理由わかる人いるか?」星璃が皆を見た。澪が手をあげた。「家では盗聴されているからでしょ!」澪は、星璃の目を見た。「正解!澪、キーシャ・コールのラブ聞いてるか?良い曲だよな。男女の別れを歌っている曲だ。私の元をさらないでって!切ねぇなぁ!澪はダンサーの姉ちゃんだよな!その子、今度紹介しろよ。カワイイのか?冗談はそんなところで!本題、本題。今回も澪頼みだ。たぶん、6名だ。まだ、顔はわかんない。名前はわかる。国会議員3名、インフルエンサー2名、関係者1名だ。名前は、◯◯議員、◯◯議員、◯◯議員、インフルエンサー◯◯の◯◯と◯◯の◯◯だ。関係者は当日わかる。女だ。役割、小春は、メイク

担当、純麗は音声担当、私はカメラ担当。ちょっと勉強しといてな。メイクアップは個人で短期で教えてくれる所あるぞ、ネットで調べて。カメラ、音声はAV業界なんて思っていたけど怖いからやめた。良い人見つけた。小春、kに頼んでカメラと音声道具ここに送ってもらうから写真も一緒に島へ送ってくれないか?」星璃は、小春の目を見た。「澪は隣のビルから狙撃だ。今回のギャラは、澪に三億円。後は一億円ずつ。それで手をうつて頂戴。澪にはオリンピックの目が出て来たわよ。強化選手に推薦してくるって政府が、あんな悔しい負け方したから今度はあの親子にリベンジね。こっちには財務省が付いているから。裏金なら負けない。」星璃は澪の目を見た。澪の目は燃えていた。「今度は、大差で私が勝から裏金なんていらないわ。」そこにメソメソ泣いていた澪はいなかった。「話は終わり!まだ、競艇やる?」星璃は、皆の目を見た。「勝ってやめたい。もう、ひとレース!」澪が星璃の目を見た。「勝までやってくか!」星璃は澪の目を見た。皆、レストランをでて観覧席に向かった。「次のレースは、5号艇が強い見たい。新聞に乗ってみっか!インコースは3号艇か?5号艇.3号艇. 1号艇の順か?皆、5.1.3で行くか?後1.5.3の2点。決まり。1000円ずつ。」星璃が皆を見た。レースは終わり確定した。1着5号艇2着1号艇3着3号艇。4190円ついた。全員419000円になった。「勝ち逃げしよう。」純麗が全員の目を見た。全員、「うん。」と頷いた。当たり舟券を精算してお札を鷲掴みにするとバックにねじ込んで一日の楽しかった思いでに変えて、小春のヴェルファイアに乗り込んだ。向かうは東京駅、八重洲口、だいぶ走った。首都高速を使って来た。八重洲出入り口で降りた。駐車場に車を入れた。皆、車から降りて、八重洲口、東京お土産センターに向かった。まず、メモにかかれていた、東京バナナ。バームクーヘン、東京チョコレートワッフルサンドは買った。後は適当に買った。皆、お腹が減っていたのでレストラン街に行くと高級そうなしゃぶしゃぶの兜に入った。佐賀牛のしゃぶしゃぶを頼んだ。星璃は日本酒、澪と純麗はグラス赤ワイン。小春はノンアルコールビール。「みんな、お姉ちゃんが奢るよ。もっと頼んで!私は、佐賀牛のサーロインステーキ、小春は、ヒレステーキ。純麗は、ヒレステーキ。澪はヒレステーキ。」星璃は、皆の目を見た。料理が運ばれて来た。まずは、しゃぶしゃぶを頬張った。「口の中でとろけるね。お肉。」星璃が、皆の顔を見た。皆が一斉に首を縦に振って微笑んだ。「決行日はまだ決まってないけど私達なら出来るよね。先祖代々、お上に尽くして来た家がらだもの。先祖の人も失敗した事あんのかな?考えた事もなかったね。いままでで一番嫌だった任務は何?私は、前回の◯◯総理暗殺かな。思い出すと涙が出ちゃうんだ今でも。」星璃は皆の目を見た。「私は、政治家のジジイのハニートラップ特にジジイの匂いが受け付けない。」小春も皆の顔を見た。「私は、40代童貞君のハニートラップ、あの男、改造竹筒ぶっ放しただけだよ。刑務所入れられて気の毒。」純麗は、申し訳なさそうな顔をした。「私もあかりお姉ちゃんといっしょだよ。私あの総理好きだったんだ今のおっさんとくらべると。」澪は、皆の目を見つめた。そこにステーキ関係が運ばれて来た。ナイフがスラスラ入った。この間食べたものとは別ものだった。「小春、お姉ちゃん。ハニートラップ引退する。あなた達も辞めてもいいわよ。この機会にやめちゃおう。隆志が嫌って言ってくれたんだ。愛を感じるぜ!」星璃が皆の目を見て微笑んだ。「お姉ちゃん。幸せなんだね。羨ましい。」純麗は、ステーキを食べながら星璃の目を見た。「もしかしたら、今回が最後の仕事になるかも。」星璃は、皆の目を一人づつ見つめた。星璃は覚悟していた。言って「子供ができてもこの稼業は継がせないつもりだよ。私達の代で終わる。終わらせる。」星璃は、強い口調で言って皆の目を見てニヤリ笑った。


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