第七十三章 くのいち四姉妹 近藤の葬儀で星璃キレる
6時の通夜には300人程の参列者の長い列が出来ていた。4人はギリギリに来た為、後の法に並んでいた。土方が近ずいて来た。「星璃さん。皆さんご苦労さまです。喪主の3人を紹介いたします。こちらへ。」土方は4人の顔を見た。喪主は3人と言っていたが、男性1人に女性2人だった..星璃達は喪主の前に一列に並んだ。こちらが喪主の長男の伊佐治さん。こちらが長女の幸絵さん。こちらが次女の美幸さん。」土方が3人を紹介した。「こちらの4人があなた達の会いたがっていた。望月四姉妹です。こちらから長女の沢井あかりさん。こちらが次女の望月こはるさん。こちらが三女の小林すみれさん。こちらが四女の望月みおさん。です。」土方が4人を紹介すると伊佐治が声をあげた。「あかりさん。父のあなた宛に手紙がありました。どうぞ!」伊佐治は、ビックリする星璃の顔を見た。「アノ目、泥棒猫の目だわ。けがらわしい!」長女の幸絵が小さな声で言ったつもりが皆に聞こえいた。「財産の話なら遺言書じゃないので無効だわ。ね。土方。」次女の美幸が同じく小さな声で言ったつもりが皆に聞こえいた。土方は、どちらにもつく気はないので無視した。「後でよみあげます。心配ご無用。土方さん良いですか?」星璃は皆の目を見て宣言した。「皆前で開封するからチョンボなしよ。」星璃は3人の目を睨んだ。「お姉ちゃん、大丈夫?」小春が星璃の顔を見た。皆さん、受付を済ませ家の中に入り始めた。4人は一番最後に入った。家の中がざわめいた。一通り通夜が終わった。土方が4人を呼び止めた。財務省幹部を紹介すると言った。財務省幹部がまとまり座る部屋に通された。「望月四姉妹入ります。」土方が4人を部屋に入れた。「皆さん。こちらから長女の沢井あかりさん。こちらが次女の望月小春さん。こちらが三女の小林すみれさん。こちらが四女の望月みおさん。以上。」土方が幹部に紹介した。こちらが堺康二財務大臣、こちらが南田美奈子財務副大臣、こちらが佐藤智子政務官、こちらが、北川博政務次官、こちらが松平正義官房長、こちらが藤堂雅治部長、こちらが武田一義課長、こちらが井上浩子課長補佐、そして、私、土方歳雄統一局長です。以上です。」土方が緊張の面持ちで紹介した。「彼女達、影の軍団だろ?噂で聞いておった。面と向かって会えるなんて素晴らしい。」堺財務副大臣がいらん事を声にした。「大臣、命令があればなんでもいたします。」星璃が大臣の目を見て離さなかった。この後、土方に呼ばれ二人で話あいがあった。仕事が入ったのだ。家の庭のすみで「先日、星璃が殺した坂本の親父生活安全局長が息子が行方不明になった事に警察が動かない事に意義を唱えている事に幹部達が苛立っているとかで坂本生活安全局長の始末を依頼して来た。」土方は星璃に殺ってくれとの話だった。早い内に土方は警視庁に仮しを作りたかったから絶好のチャンスだった。「公安に動いてもらうから君が仕留めてくれないか。」土方は星璃の目を見た。「わかりました。自分が巻いた種ですから。事故に見せかけて殺るんですか?」星璃は土方の目を見た。「それは状況しだいだな?」土方は星璃の目を見た。「後は葬儀の後だな!」土方は星璃の目を見て二人は離れた。3人が星璃の側に集まって来た。4人は久しぶりに顔を突き合わせ話しをした。「小春、純麗、赤ちゃんは順調?」星璃が二人の目を見た。「順調だよ。」小春が星璃の目を見た。「私も順調だよ。また、男の子だった。」純麗は星璃の目を見た。「澪は相変わらずテレビの密着酷くなってないか?身体は大丈夫か?」星璃からは心配する声しかきこえなかった。「なんか、日に日に多くなってるのは肌で感じる、佐竹のじっちゃんも集中出来ないって怒っているし、私が出ると視聴率とれるんだって!それと彼氏出来たよ。ソーセージ食べたし、本気で、女卒業出来た。」澪の爆弾宣言が飛び出した。楽しく嬉しい会話になった。「お姉ちゃん、土方さんと何の話だったの?」小春が星璃の顔を見た。「この間、私が殺った、ストーカーの坂本の親父が警視庁で騒いでいてなんとかしてくれとの相談、山南さんも出張って来るらしい。」星璃が小春の顔を見た。「そんな話になっていたんだ?」小春は困った顔をして星璃を見た。「突然、出来の悪い息子でも居なくなりゃ心配だろう。もう、この世の中には居ないのに遺体もなく消されちまったからな?」星璃は小春の顔を見た。「じゃあ?!帰ろう。」星璃は皆の顔を見た。「お姉ちゃん、見た娘たちの私達を見る目、敵対心丸出しだったね。何かしたの?」小春が助手席の星璃の横顔を見た。「何もしてないわよ。手紙じゃない?それが気に入らないのよ。赤の他人に手紙なんか残すから誤解されるのよ。」星璃は運転する小春の横顔を見た。「10月の下旬に小笠原に二人でツアーで来たんだよ、三人で海潜ってイルカと戯れた。良い思い出ね。」星璃は、皆に聞こえるように話した、「そうだったんだ?お姉ちゃんに会いにいったんだよ。最後の思い出にたぶん。私はそう思うよ。」澪が話た。「変わった様子はなかったの?気づかなかった?」純麗が尋ねた。「嫌な予感はあった?話しの末尾に最後とか使っていた。」星璃は皆に聞こえるように話した。「明日皆で骨をひろってあげようよ、」星璃がポツリと言った。「今晩、皆家に泊まれば」小春が皆に聞こえるように言った。「有り難う、お姉ちゃん。」澪が言った。「そうと決まれば裕之ラーメン寄ってくべ!」澪が言った。「澪、秋田弁習得したか?」星璃が聞いた。「あれは、私でも無理難しいすぎて!何話ているかわからない時あるから、」澪は笑いながら言った。「言葉の壁か?」純麗がポツリ呟いた。「気持ちは一緒だからじっちゃんとは。」澪がポツリと言った。「お姉ちゃん、らは屋儲かってるんでしょ?」澪が聞いて来た。「あんたのおかげで儲かっている、澪様様だよ。今度、食べに来な!サービスすっから、新メニューチキン南蛮が売れてるぞ。美味いから、裕之ラーメンやめて私がチキン南蛮作ってやるから今晩、皆手伝ってな!小春スーバー寄って!」星璃は宣言した。車は西葛西まで帰って来た。小春はスーバーに寄った、星璃がカートにカゴを乗せて押した。3人も後をついて来た。野菜コーナーで野菜を買った。玉ねぎ、きゅうり、みょうが、大葉、キャベツなど、ブライン液、片栗粉、カレー粉、マヨネーズ、サラダ油、玉子、鶏の胸肉を5枚みじん切り機たくあん。レトルト味噌汁などを買った。お会計は小春がした。車に乗り込んでマンションへ帰ると山南が先に帰っていた。「おかえりなさい。遅かったな?」山南は小春の顔を見た。「ごめん。買い物してた、お姉ちゃんが料理作ってくれるってさ!楽しみだね。」小春が山南の顔を見た。「そりゃ楽しみだ、すいません、あかりさん。」山南が星璃の顔を見た。「期待していいわよ。」星璃が山南の顔を見てニヤリ微笑んだ。星璃は早速、始めた。「小春、ボール何処にある?小春、純麗、澪手伝って。」星璃は皆を見て言った。「お姉ちゃん、はい、これ、私達何やればいいの?小春は野菜はみじん切りして、純麗は茹で玉子作って、澪はおコメといでスイッチ押して。」星璃は指示を出した。星璃は2つのボールにブライン液を入れた。星璃は鶏の胸肉をパックからだしてそのまま、ブライン液に漬け込んだ。もう一つのボールにもブライン液を全部入れた。「小春、野菜みじん切りにしたやつコレにぶち込んで!純麗も茹で玉子、細かく切ってそこにぶち込んで」星璃は指示を出した。「澪は手が空いたらキャベツの千切りね。」星璃は澪の顔を見た。
星璃はフライパンにサラダ油を入れた。「小春温度計ある?」星璃は小春に尋ねた。「あるよ。」引き出しから温度計を出して星璃に渡した。星璃はバッター液に片栗粉、カレー粉を混ぜた。そこに胸肉を入れ混ぜた。それを5枚作った。油の温度が180℃になると肉を一枚入れた。それを5枚揚げた。お皿に澪が切ったキャベツの千切りを添えて肉を食べやすい大きさに切って盛り付けた。「澪、味噌汁にお湯入れて。」星璃は澪に頼んだ。出来立てのタルタルソースをかけて出来上がり。「本当は一晩寝かせると尚、美味しい。今日は出来上がりですまん。」星璃は誤り、5つの御膳をつくりあげた。「皆でやると楽しいね。」小春が言った。「そうだね。お姉ちゃん。」澪が言った。「さあ、座って食べよう。」星璃が言った。皆席について「いただきます。」合掌して食べ始めた。「うん。美味しい。お姉ちゃん、最高!お金とれるね。」澪が星璃の目を見た。「バカ!何寝言言ってんだ。もう1000円とってるよ。」星璃は澪の目を見て笑った。「後でレシピ、グループラインしておくから彼氏に作ってやれ!胃袋掴め」星璃は澪の目を見て微笑んだ。「お姉ちゃん。料理出来るんだね。からっきし駄目かと思っていた。」純麗が失礼な事を言った。「何この!これでもラーメン屋の社長だぞ!見くびるな!」星璃は純麗の目を睨んだ。「あかりさん。美味いっす。」山南が星璃の目を見て微笑んだ。「山南さん、有り難う。小春にレシピ教えておくから後で作ってもらいな。」星璃は山南の目を見て微笑んだ。「後なモツ煮込み定食なんてあるぞ。これも絶品だ。」星璃は皆の顔を見た。「それは、一日寝かさないといけないからまた今度。」星璃は皆の顔を見た。「山南さん。今日、土方さんから聞いたのですが生活安全局長、殺るみたいっすね。」星璃が山南の目を見た。「もう、3日前から行動を監視してる。土方さんもここんとこ警視庁から圧力かかっているみたいっす。黙らせるためにも殺っておきたいのでしょう。」山南は星璃の目を見た。「そうですか?監視頼みます。事故に見せかけですか?頭ですか?」星璃は山南の目を見た。「まだ決まってません。土方さんと警視庁の話し合い次第です。黙らすなら頭でしょう。その準備でお願いいたします。」山南は星璃の目を見た。「わかりました。準備しておきます。」星璃も山南の目を見た。次の日、全員6時に起きてシャワーを浴び、トーストとコーヒーて朝食をすませた。9時には葬儀場にいかなくてはならないので急いで着替えマンションを出た。新横浜の葬儀場だった。ちょっと道が混んでいたので遅刻して葬儀場に着いたら葬儀は始まっていた。会場は昨日より多くの人で埋まっていた。星璃達5人は一番後に立っていた。お焼香の順番は最後だった。5人は順番を待つと会場がまたざわめき始めた。和尚も静かにするようにジェスチャーを見せた。順番が来てまず、山南さん。星璃、小春、純麗、澪とご焼香をあげた。喪主による弔辞かわ始まった、星璃昨日の手紙とハサミを黒のバックから取り出すと伊佐治の弔辞に泣き始めた。やっぱりそんな理由で死んだんだとおもったら泣けて来た。親子関係はなかったんだと思わされる内容だった。この3人が殺した犯人だ。近藤さん、子供の育て方まちがったよ。心の中で叫んだ。弔辞が終わり、喪主から星璃が近藤からの手紙を読むことアナウンスされ、紹介された。封筒をハサミで開けた、参列者から心無い罵声があびせられたがこの時はまだ冷静をたもてていた。「皆様ご紹介にあずかりました。沢井あかりともうします。僭越ながら故人様より手紙を頂戴いたしました。喪主様が是非皆様の前で読み上げてくれと希望なのでお時間を頂戴いたします。本文です。沢井あかり様、こんな手紙を残した事うらんでいるかもしれません。お許しの程、妹さん達にも宜しくお伝えください。あなたたちの事を知ったのは課長補佐の時でした。あなた達若い女性になにが出来るかと半信半疑でしたが過去の実績を調べるとともに確信へと変わる自分が居た事を白状いたします。酷い仕事させてしまってもうしわけありません。徳川から犬坂から私まで色んな面で頼りきってしまいました。あなたとの思い出はパチンコを一緒に打った事です。あなたが来るとかならず出ました勝ちました。勝利の女神でした。最後にまた、やりたかったです。それとあなたと幸子と私で潜った小笠原の海は今でもわすれません。イルカ達と一緒に泳ぎましたね。天国があんな美しかったら最高だな!私は地獄行き決定的だからもう見る事は出来ません。あかりさん、子供達にも私と幸子が見た小笠原の海見せてあげてください。伊佐夫。以下幸子の文です。あかりさん、澪さん、あなたから頂いたティシャツを死に装束にしてしまい申し訳ありません。主人からあなたの事が好きだ抱きたいと言われた時はショックでしたがあなたとお酒をのんだり、海へ潜ったりしたら、最後には主人の背中を押していましたのよ。小笠原最後の晩、主人はあなたが来るの待っていたのよ。大河ドラマのお市の方のが家康を待つように。あなたの作るラーメンは美味しかったわ。もう一度食べたい。色々ありがとうございました。あなたに会えて良かった。幸子。」「以上で終わります。ご清聴有り難うございました。もう嫌だああ!」大きな声で泣き崩れていた。「あんたら3人が二人を殺しも同然、反省しなさい。金の字なんて一言も書いてないじゃない?ふざけるな!人をバカにするのもいいかげんにせいよ。」星璃は参列者の前で怒鳴り散らした。「最後に小笠原くるなら来なさい。海一緒に潜ってやっから。」星璃は捨てセリフを言った後に優しく微笑んだ。




