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R&Bのリズムで殺れ YOU&I  作者: やましたゆずる
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第六十七章 くのいち四姉妹 中村のストーカー対峙す

その連絡が入ったのは次の日の朝の事である西葛西のマンションに居る時であった。「あかりさん。山南です。中村さんのストーカーが現れました。坂本由伸と言う輩でした。無職の変態でした。よりによって、変な男に狙われましたね。」山南からの電話だった。「危ない男か?」星璃は尋ねた。「ちょっと厄介な野郎ですわ?中村さんの他にも狙われている女性がいます。中村さんに似た感じの女性です。星璃さん、今、どちらですか?」やもは星璃に尋ねた。「西葛西のマンションに居る。」星璃は東京に居る事を伝えた。「今回、小春にも手伝ってもらってます。星璃さんも合流出来ますか?」山南は星璃の合流をお願いした。「銃は必要か?」星璃は山南の指示を待った。「小春にも携帯させてます。是非、万が一の為に携帯してください。お願いします。◯時に渋谷のハチ公前で待ち合わせしましょう?」山南は星璃にお願いした。それから約束の時間にハチ公前に星璃が行くと、山南と小春と男性が3人で立っていた。星璃は3人に声をかけた。「おまちどうさま。遅れましたか?」星璃は3人の顔を見た。「私の部下の松原健司と申します。今回は私的な仕事だったので1人しか連れて来てません。その変わりに小春さんな手伝って貰ってます。宜しくお願いします。」山南は星璃に松原を紹介した。「お姉ちゃん。水臭い。私にも声かけてくれれば良かったのに山南さんに聞いて、参加させてもらつたわ。」小春が星璃の顔を見た。「松原君、こちらが小春さんのお姉さんのあかりさん。顔知ってるよぬ。」山南が星璃を松原に紹介した。「松原です。宜しくお願い致します。」松原は星璃の顔を見て頭を下げた。「松原さん、沢井あかりと申します。今回は私の私的な事たのんでしまって!申し訳ありません。助かりました。」星璃は松原を目を見て、微笑んで頭を下げた。「今回は、私は何もしておりません。小春さんが探しあてました。」松原は星璃の顔を見た。「小春、有り難う。」星璃は小春に抱きついた。「お姉ちゃん。今回のストーカーは危険たわ?注意とか警告では済まないな?友達も災難だわ?殺っちまわないと止まらない変態だわ。お姉ちゃんも殺る準備しときな、どういう展開になるかわからないから!もう一人狙われている、こっちの女性の方が本命だわ。この男、昼間は、下着泥棒して、あちこちの手頃な女性を探し廻っているいかれ野郎だよ、私も一度目が合っちゃてやっちまったなあ気持ち悪かった。私はタイプじゃなかったみたい。助かった。」小春は星璃の目を見て身体を震わせた。「今日から私も参加する。詳しく説明してね。」星璃は小春の目を見て、微笑んだ。「わかった。お姉ちゃんは私と組もう!慎二さん、いいよね。」小春は星璃と山南の目を見た。星璃は首を縦に振った。山南も同じく首を縦に振った。「でも何かあったら必ず俺達を呼べよ。」山南は小春の顔を見た。「坂本の奴、そろそろ、下着泥棒に動き出す時間だ奴のヤサに行こう。」4人は駐車へ行き車に乗った。暫く走ると奴のヤサに着いた。ヤサを監視出来そうな場所に車を停めて待機した。すると坂本がヤサから出て来て自転車に乗った。それを車と徒歩に別れて尾行した。徒歩は小春と星璃ペア、星璃はジーパンとアウターのスカジャンを着ていた。アウターの下には銃ホルダーを身体に巻いてグロッグG19を忍ばせていた。その時、坂本が停まって一軒家を外から眺めていた。前回も同じ家から下着を盗んでいた。小春が覚えていた。この家の奥さんが素敵な女性だった。「お姉ちゃんやるわよ。」小春が言った時坂本が動いた。敷地に入り洗濯物から下着を何枚かとってカバンに入れた。下着泥棒の現行犯だこの時点で逮捕は出来たが4人は泳がした。これが裏と出た。星璃はそれを見逃さなかった。坂本のカバンを取った。中身を確認し、注意を与えた。この行動に坂本は激昂し、星璃に暴力を振るった。山南が制しに入ったてその場は収まった。「あかりさんも無茶過ぎます。単独行動はお控え下さい。」山南がマイクを通して言った。「すいません。冷静たもてなくて女の的は許せなくて!」星璃が言った。「その正義感が星璃さんの持ち味なんですがあだにならないと良いんですが。」山南は星璃に対して懸念を持った。でもそこが星璃さんの持ち味だと理解しようとした。指揮官としての自分を高めようとしていた。坂本に完全に尾行がバレた。4人は遠くから見張った。また、一軒家の前に停まった。洗濯物が干してあった。色とりどりの下着が干してあった。坂本は敷地に入り下着を何枚か取った。それを見て見ぬふりをしていた4人に対して坂本は右手の中指を立てて4人に見せつけた。「山南さん。逮捕しましょう。」星璃は山南に進言した。山南も首を縦に振った。「別件で捜査している公安の山南と申します。下着泥棒をつかまえました。容疑者は坂本由伸30歳です。至急警察官をよこしてください。」山南は警察官をよこすように所轄の警察に手配した。「坂本由伸?そいつは逮捕出来ないからそのまま見過ごしてくれ。警察の上の方の息子だ、捕まえてもすぐ釈放されちまう。」生活安全課の課長の言葉か帰って来た。皆、スピーカーから聞いていた。「そんなバカな?」小春が言った。「そんなバカに法がおよばないのが警察なんだよ。俺達の仕事ももみ消してもらっているから。小春さん。」山南は、小春の悔しそうな顔を見て自分の情けなさを痛感した。「ちきしょう!殺るしかないな!」星璃は怒りに燃えていた。坂本は、自転車をこぎはじめ、中村千秋さんの寮へ向かった。小春は嫌な予感がした。今日は家にいないでほしいと願った。星璃が慌てて中村さんへ電話をしたら中村さんが電話に出た。「中村さん。インターホン鳴っても玄関開けないでストーカーがいるから!お願い。私も近くにいるから。私はあなたを守る。」星璃が中村と話した。「中村さん。部屋に居るよ。早く先回りしないと山南さん。」星璃は山南に言った。「オッケー!」山南はアクセルを踏んだ。4人が中村の部屋の前に着くと中村がドアを開けて坂本と押し問答していた。4人は二人を剥がそうとやっきになった。中村さんの彼氏が宅配便を名乗られたので開けてしまったらしい、中村さんと彼氏はドアを閉めようとするが坂本のチカラが強くなかなか閉まらないらしい。山南が隣の部屋を周りベランダから部屋に入ってドアがようやく閉まった。この日はこれで終わった。坂本はそそくさと帰って行くかと思いきや本命の女性宅へ宅配便に扮して部屋に入ったらしく。女性が警察へ連絡する事態になった。山南と松原は痛恨の痛みだった。今回はナイフを振り回したという事で逮捕されたが次の日には釈放されていた。次の日、坂本が釈放されたと聞くと星璃は中村へ電話で今日も行く可能性がある事を伝えドアを開けないように頼んだ。しかし、今日は仕事で外出すると伝えられた。「中村さん。何時に家でるの?」星璃は尋ねた。「10時に出る。彼氏とだから大丈夫!」中村は星璃に伝えた。それでも4人は先回りをして中村の寮に向かった。星璃達が中村の寮に着くと坂本がドアの前で何かをしているのが見えた。歯ブラシの先を切ってライターで温めて柔らかくして鍵を作っていた。ドアが開いた。星璃は一歩送れた事をくやんだが入られてしまった。目の前で起きていた。星璃は、坂本の後を追って部屋の中に入った。坂本は中村の首元にナイフをあて羽交い締めにしていた、「お姉ちゃん。刺激しないように!」小春が声にしたが山南と松原はその緊迫した現場を見て天を仰いだ。「山南さん。いざという時クリーナー班はきてくれますよね。」星璃の心は決まっていた。「うん。それは大丈夫だ!あんしんしろ!頼んだ星璃さん。」山南の星璃の銃の腕を信じるしか手はなかった。星璃はアウターの下からグロッグG19を抜きジーパンのポケットからサイレンサーを左手でとると銃口にサイレンサーをねじ込んだ。「この状態でトリガー引けるのか?ブスが俺の親父は生活安全局長だぞ。撃ったらお前を死刑にしてやるから覚えておけよ。この女も道連れだ!」坂本は喚いた。「おっ!アンチャン長セリフはそこで終わりか!パパって叫べ!ヘタレが!中村さん動かないで!」星璃は中村の目をじっと見つめた。坂本の眉間を狙ってグロッグG19を両手で持って構えた。トリガーを引いた瞬間、小春もナイフ目がけて、トリガーを引いていた、流石の連携だった。坂本は仰向けに後ろへ倒れた。山南と松原も息を飲んだ。「あかりさん。本当に人殺しだったんだ!信用した。」中村は胸を撫で下ろした。30分もしないで永倉班長率いるクリーナー班が到着し、死体をブルーシートで包んで、血のクリーニングを始めた、

銃弾のめり込んだ壁の修復をし、綺麗に掃除をした。「あかりさん。相変わらずの腕前です。眉間のど真ん中射抜いてます。」永倉が星璃の目を見て微笑んだ。

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