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R&Bのリズムで殺れ YOU&I  作者: やましたゆずる
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第六十三章 くのいち四姉妹 大きな賭けに出た

これを終わらせる為、ちょっとした賭けにでる。歴代の増税総理大臣を利用する。増税総理大臣は全員殺害すると怪文書を送りつける。その反応を見る。動きがなかったら一人殺ってくれ!中泉元総理大臣を動きはこっちで把握しておくから。ゴーサインは、整ったらだす。それまでそこで待機してくれたまえ。」徳川は、星璃に伝えた。星璃達は財務省OBから絶大な信頼を得ていた。誰にも出来ない汚い危ない仕事をして来たからだった。「わかりました。徳川さん達も無茶しないでくださいね。」星璃は徳川に労いの言葉をかけた。「わしは、あかりさんに殺されるまで死なんよ。ワハハハ!」徳川は余裕で最後は笑った。「皆、徳川さんからの電話だった、賭けに出るって!今までの増税総理大臣に殺害予告を出すらしい、反応なかったら元総理大臣中泉を見せしめに殺害しろってさ!」星璃が皆の顔を見た。「あかりさん。こっちも簡単に動けんですわ!アメ公探さなきゃ!」山南が星璃の目を見た。「そのアメ公、私が囮になってお引きだしましょう!私の顔は向こうも知っているでしょう?」澪が山南の目を見てニヤリ笑った。「いい考えだが無茶だ。」山南は澪の目をじっと見つめた。「ソレいい考えねやって見てもいいかも向こうの動きわかるし!澪のバックアップは3人でやるから。罠にかけるのよ。わざと!」星璃は皆の目を見た。「ココにぼぉーとしていても仕方ないから作戦練ってみよう、」小春が皆の目を見た。「元総理大臣を殺るという噂を流し日時場所を教える。私達を殺しに来たアメ公を待ち伏せる。澪がターゲットになっちゃうけど。」星璃はどっちにしろ私達がでばったら澪がターゲットになってしまう。「お姉ちゃん。私ならいいよ、ターゲットで、だって皆が助けてくれるんでしょう?」澪は星璃の目を見た。「駄目だ!そんな事、徳川さんも近藤さんも許しはしない。」山南が叫んだ。「だから、われわれが先にアメ公の居場所を探す。だから君達は絶対に動くな、お願いします。」山南は四姉妹に頭を下げた。「それより、怪文書でどう動くか確認しよう。」山南が皆の顔を見た。この時、別の増税派が地下で暗躍していた。野党の党首達だ。減税されたら仕事がなくなる危険性を察していた。彼らはユーチューバーを誘い込んで来た。減税したら今度は社会敵にヤバイ状況になると言い始めた。増税派が案の定動いて来た。高山総理を殺ると言い始めた。と同時に元総理大臣達がマスコミを使い始めた。減税派は出方を見極めていた。なにしろこっちには日本国民という強い味方が居たからだ。その時、高山総理がある決断をした、両院解散総選挙をすると公言した。増税派のトーンダウンが始まった。意気消沈した。財務省の内部でも増税を叫ぶ職員はゼロになった。ユーチューバーも立場を変えた者、去った者と両極端に主張を変えてきた。ユーチューバーも新戦力が続々登場し始めた。星璃達は、アメリカのスナイパーの行方を追っていた。これにケリをつけなければおわれなかった。軟禁状態は続いていた。あれなら二週間は経っていた。純麗が子供に会いたいと言いだしていた。拓哉君にも怪しまれていると思い、純麗は秘密を打ち明けようと決心した。星璃は毎日、隆志と連絡を取り合っていた。そこへ山南に一報が入った。アメリカのスナイパーが見つかったとあるホテルに滞在しているのを公安が突き止めた。ジョン・アンダーソンという黒人で元海兵隊特殊部隊スナイパーであった。偵察部隊の話しでは必ず決まった時間にコンビニに行くらしく外出はそれのみで後はホテルに閉じ籠もりだそうだ。「やってみるか?」山南は4人の顔を見た。皆ヤル気まんまんだった。「今日、その現場行って見るか。」山南はまた、4人の顔をみた。4人は.首を縦にふった。「時間は午後の3時だそうだ。今、12時だけど早いが出てみるか?」山南は4人の顔を見た。4人は伊藤の運転する車に乗って、2時に目的地に着いた。車内からジョンの様子を伺った。何か買い物をして手に袋をさげコンビニから出て来た。大柄な男であった。ジョンは見られている事に気づかず車の脇の歩道を歩いてホテルへ帰って行った。「殺るならコンビニとホテルの間のこの辺りかな?」澪がボソッと言った。「あのビルが良いな。」澪はまたボソッとビルを指して言った。「よし、決まった。あのビルの屋上行って見る?」山南が澪の顔を見た。澪は首を縦に振った。山南と澪が車を降りた。10分くらいで帰って来た。「グッドポイント!」澪が皆に言った。「ホテルの部屋も狙える!」澪は皆に言った。「決行は明日にするか?向こうも油断してる。今日の様子を見る限り。」星璃が皆に言った。途中スタバでフラペチーノをテイクアウトして谷川さんとシェフの分も買って帰路についた。門の前に車を停めると山南と伊藤が降りて周辺を確認した。インターホンでOKのサインを出すと門が自動で開いた。玄関が開いた、谷川さんが立っていた。「おかえりなさいませ。」谷川は皆の顔を見てゆっくり頭を下げた。「ただいまかえりました。」全員で声を合わせた。「皆さん声と顔が明るいので良い事ありましたか?」谷川は皆の顔を見て優しく微笑んだ。「あったよ。谷川さん。そろそろお別れだね。仕事型がつきそうだ。はい!お土産。」星璃は谷川の顔を見て微笑んでフラペチーノを全部渡した。「ワザワザ有り難うございます。」谷川は星璃の顔を見て微笑んだ。皆、ソファーに座り、フラペチーノをすすった。「明日、路上のジョンを殺る、ホテルの部屋のジョンを殺るどっちにする?」澪は皆に聞いた。「今日も人通り少なかったから路上で良いと思うよ。」星璃が澪を見て微笑んだ。「クリーナー班たのんで交通整理してもらおうか?スナイパーを殺った事を知らせない為にも。時間稼ぎ出来るし。山南さん頼める?」星璃が山南の顔を見た。「頼んでみる。」山南は星璃の顔を見た。次の日、2時に現場に行くと交通整理が行われていた。クリーナー班の動きは早かった。皆、関東電気保安協会の制服を来てカムフラージュしていたが澪をビルの前で降ろすと何もやる事がなく車で待機していた。現場が見える駐車場へ車を停めた。ジョン・アンダーソンがホテル方向から歩いて来た。コンビニに入った。暫くすると手に袋を持って出て来た。コンビニから10メートル離れた所で澪はトリガーを引いた。ジョンの頭にあたり、ジョンは路上に倒れた。ジョンは毎日、玉子サンドを買っていたみたいだった。クリーナー班長永倉がチラリと見せてくれた。「玉子サンドが命とりになったか?最後くらい食わせてあげたかったな!日本の美味しい物。」星璃が叫んだ。クリーナー班がすかさずジョンを囲みブルーシートに包んで車に乗せて立ち去った。10分もかからない早業だった。車で澪を拾いにビルの前で待機していたら澪がビルから出て来て車に乗り込んで別荘へ帰還した。山南と伊藤は車を降りて周りを確認してOKを出し門が自動で開いて車は中へ入った。玄関のドアが自動で開くと谷川さんが立っていた。「おかえりなさいます。良い事がありましたね。」谷川は皆の顔を見た。「只今帰りました。アメ公殺りましたよ。」澪が笑顔で言った。ココでの暮らしも今日までです。」星璃が谷川の目を見たが寂しそうだった。「あら…寂しいわ、お別れなんて!」谷川は皆の目を見て涙ぐんだ。「あなた達最高のお客様でしたよ。今晩は最後の晩餐にしましょう。川越さんにたのんで美味しいもの作ってもらいましょう。」谷川は皆の顔を見た。「うれしい!」星璃が叫んだ。星璃は船の予約を始めた。「隆志、明日帰るね。だいぶ遅くなりました。お迎えお願いします。」星璃は隆志に電話した。すると近藤から電話が入った。「あかりさん。たぶん、これで終いだ。大臣、副大臣、政務官の殺害は中止にしてくれ?」近藤は星璃に言った。「近藤さん、私、明日、島へかえります。お世話になりました。ラーメン屋やります、」星璃は近藤にお礼を言った。「あかりさん。こちらこそですわ!気をつけておかえりください。」近藤は星璃を気遣った。その後の政局は野党惨敗、与党圧勝で終わった。ユーチューバーで減税派についた人で国会議員が沢山誕生した。野党で増税に反転した◯◯党党首などは落ちてユーチューバーに転身した。近藤は今回の事件で多数の犠牲者をだした事の責任をとり局長を辞任し、財務省を去った。

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