第五十八章 くのいち四姉妹 狙撃命令発動
「あかりさん。今日、会えませんか?私、横浜のパチンコ店に9時から居ますので都合の良い時間に来てください。」近藤からの朝一番の電話だった。星璃はトーストを焼いていた。コーヒーを淹れて飲んでいた。ユーチューブでszaのgood daysを聞いていた。今度の仕事のR&Bの選曲だった。「おはようございます。」小春が起きて来た。「おはよう。」星璃が返事を返した。「おはよう。」純麗と澪が起きて来た。「おはよう。」星璃が返事を返した。「お姉ちゃん。シザのグッドデイズね。いいね。今度の曲。」小春が星璃の目を見た。「どうよ。皆?」星璃が皆の目を見た。「好きよ!私は。」澪が返事をした。「私も大好き。」純麗が皆の目を見た。「それじゃ?これで良い?」星璃が皆の目を見た。「仕事を成功させて文字通りグッドデイズにしようよ。」星璃が皆の目を見てニヤリと笑った。「わかった!」小春が皆の目を見た…「今日、近藤と作戦を煮詰めてくる。」星璃は皆の目を見た。「トーストたべちゃいな!」星が皆の顔を見た。「いただきます。」3人が声を合わせて合掌した。トーストを頬張っていた。コーヒーを淹れた。一日の始まり。朝シャワーを浴びて気分一新ダイニングテーブルに座った。コーヒーをまた、淹れて一口飲んだ、「お姉ちゃん達も狙撃の腕、錆びついてないわね。みんなオリンピック行けたよ。」澪が話かけて来た。「あたぼうよ。人を殺った数は何百たぞ!年期が違うよ。私は16歳からヤッてるから皆そうだけどね。それが大人への入口だもんなうちの家系はな?男も16歳、おじさんだったけどよくわからなかった?ラーメン屋やるまでこの歪んだ世の中に流され生きてきたからな?ラーメン屋は初めて自分でやりたいと思った事だから大切にしたい。お前もマタギを大事にしなきゃな!」星璃は澪の目を見て微笑んだ。「私、今日、北海道行ってくる?生の声聞いてくる。」澪は急に北海道へ行くと言いだした。「お姉ちゃんも一緒に行って上げたいが今日は無理だ近藤と会う約束しちゃたから、小春か純麗に頼んでみな?よかったら3人で行って来いよ。美味いもん食いながら。」星璃は澪の目を見た。3人は話し合いをして澪に付き合う事にした。小春は航空チケットの手配をした。偶然にも午前中のチケットが取れた。「根回しが必要たな?徳川のジジイに頼んでみな?電話お姉ちゃんのでかけな!」星璃が澪にスマホを渡した。澪は、一時つくば市にすんでいた。猪狩の手伝いを筑波山麓でしていた。茨城県で猟銃免許を取っていた。徳川との話も早かった。北海道猟友会の会長を紹介してくれて話を通してもらった。11時羽田のフライトだった。急いで用意した。羽田まで星璃も同乗して、3人を見送った。その足で星璃は横浜の近藤の所へ電車でむかった。近藤の姿を見つけた、エバァンゲリオンを打っていた。最近のパチンコは玉が出ないようになっているパチンコだった。スマパチってやつを打っていた。出ているんだかないんだかわからなかった。「こんにちは!出てますか?」星璃は近藤の背中に声をかけた。「あかりさん。ご苦労さま。今日は出てない。これからだ。勝利の女神が来たから、運が味方してくれるぞ!」近藤が振り返って星璃の顔を見た。「丁度お昼だ、飯でも食うか?あからさんも一緒にどうだパチンコ屋併設の食堂っいいか?二人は食堂へ向かった。」近藤は係員を呼んで休憩の札をかけてもらった。食堂で「あかりさん、なんでも好きなものどうぞ?」近藤が星璃の目を見た。「天玉そばにします。半ライスつけてください。」星璃が近藤の目を見た。「私も同じやつ頼む。」近藤は星璃の目を見た。店員に頼んだ。「あかりさん。来週の金曜日、やつら集まるからその時がチャンスだ。この道を3台とも通るここで狙撃してくれ?頼んだ。」近藤はスマホで地図を出して詳しく説明してくれた。「わかりました。まかして!写真いただけますか?」星璃は近藤の目を見た。「今、送る、」近藤は写真を送って来た。「この3人だ、こいつが中華議員◯◯だ、こいつも中華議員◯◯だ、これが農協の◯◯だ。ギャラは三億円。笹生は、ギャラ五億円で頼む。」近藤は星璃の目をギョロリと見た。そこにそばが出て来た。「いただきます。」星璃が合掌した。近藤も「いただきます。」割り箸を割った。二人はそばをすすった。「ご馳走様でした。」星璃は合掌した。星璃がテーブルの上の伝票を取った。「あかりさん。駄目、俺に払わせて。」伝票をひったくり近藤は星璃の目を見てニヤリ微笑んだ。「ご馳走様でした。」星璃は近藤の目を見てニヤリ微笑んだ。近藤がさっきまで打っていた台に座った。星璃はその右隣に座って一万円を入れた。500円玉を借りた。近藤の台が激しく動いた。「あかりさん。これ当たりだよ。」近藤は興奮して星璃を見た。オールセブンで大当たり!「勝利の女神のおかげだ。」近藤は星璃の目を見てニヤリ微笑んだ。「今度は私だ!」星璃は近藤の目を見て笑った。その時、星璃の台も先ほどと同じく激しく動いた、「あかりさん。当たったよ。」近藤は星璃の目を見てニヤリ微笑んだ。オールセブンで大当たり!3000円しか使ってなかった。二人は盛り上がっていた。その後も当たりは続いた。近藤さんは挽回し始めた。星璃は完全にプラスラインに乗っていった。その頃北海道組は、意外な抵抗にあっていた。マタギの長が女が女がとまったく取り合ってくれないでいた。差別主義者だった。組合の理事長の話もまったく聞き入れなかった。日当も増える事にも耳を貸さなかった。それを知った徳川が仕方ないから帰って来いと撤退を匂わせた。秋田県に頼んでみる。手はあった!その夜、小春から電話があり、「澪の北海道行きは駄目になった事を知らされた。その代わり秋田県が引き受けてくれた事も伝えた。秋田を観光して明日にはこっちを出る。徳川さんのおかげだよ。お礼しておいてね。」小春からの電話だった。「わかった!電話しておく!仕事決まったぞ!来週の金曜日だ。その前に下見だな。」星璃は小春に伝えた。「小春、今晩、うちのマンションにこれる?顔写真見せるから送ってもいいんだけど、そっちの話も詳しく知りたいし、皆集めて!お願いします。」星璃は小春に頼んだ。「わかった!」小春は一つ返事でおおたいした。話は終わった。星璃は徳川に電話した。「徳川さん、澪の件申し訳ありませんでした。後残念な話ですが、クリスマスの日の件、小春と純麗はキャンセルさせてください。小春は彼氏が出来たのでハニートラップ引退との事で純麗も同様、子供が出来たので隠退します。残るは私しかいませんが宜しいでしょうか?作戦には変更ございませんか?宜しくお願いいたします。」星璃は徳川に頭を下げながら電話した。「君のママの話していいか?君達のパパとママの取り合いをしたのが私なんだ、パパは織田信秀と言ってな戦国時代も徳川は負けたが現代でも女の取り合いで負けたのじゃ!なさけない。君達のママはそれはそれは素晴らしい女でな、君に姿はそっくりだ。まだ、未練が残っておる。その娘と契りをかわせるなんて夢のまた夢じゃ!わしは君がいれば良い。わしは、君のママの面影を君に抱かれて死ねるなんて幸せ者だよ。君のママの名前、由紀子さんだよな。クリスマスまであかりさんを由紀子さんと呼ばせてもらえないか?98歳になっても男の純情捨てきれないじじいだな、オレは。」徳川は涙まじりの声でトクトクと話した。「徳川さん、現代でも織田に負けたんかい?徳川さん昔は妹のお市の方を貰いそこねたんだよな?今も由紀子じゃなくてあかりでよかったと思わせて殺してやるよ。楽しみにしてな。」星璃は電話を切った。




