第四十七章 くのいち四姉妹 新作ラーメンを考える
次の日も徳川から電話があった。「あかりさん。近い内会えませんか?小春さんと澪さんにも良い話があります。3人と東京へ出て来てください。宜しくお願い致します。」徳川は面会を希望して来た。「いいですよ。早くて来週になりますがよろしいですか?」星璃は伺いをたてた。「来週か?宜しい!楽しみにしてる。場所は君達が近藤達と会っている永田町のレストランでどうだ?日にち決まったら連絡くれ!」徳川との会話は終わった。8時30分になると澪がラーメン屋にやって来た。星璃と聡子は麺の仕込みをしていた。出来た麺を1つずつ袋に入れていた。澪もエプロンをつけそれを手伝った。9時になるとテレビクルーが迎えに来た。「おはようございます。」皆にあいさつをした。「おはようございます。宜しくお願い致します。」澪は、スタッフの目を見て優しく微笑んだ。「お姉ちゃん。私、明日帰る、北海道行きたいの?船予約取ってくれないかな?」澪は星璃の目を見た。「わかった!もう少し入ればいいのに?」星璃は澪の顔を見た。「行ってきます。」澪はスタッフと出て行った。星璃は約二週間分の麺を仕込み終えた。「お義母さん、私も澪と東京へ行くね。私、留守しますがお店お願い致します。」星璃は聡子の目を見て優しく微笑んだ。「私達に会いたい人が居るから会ってきます。すぐもどります。」星璃は、聡子の目を見た。「おはようございます。」石山さんが出勤して来た。「おはよう。」星璃と聡子があいさつを交わした。石山は朝のルーティンを行なった。「石山さん。今日も宜しくね。私、明日から1日2日居ないから。」星璃は石山の顔を見た。お店はもう、星璃が居なくてもまわるようになっていた。毎日、多くのお客様が来店されるので仕事は自然に覚えられた。常連客もちらほら出て来た。夕方、澪が疲れた顔で帰って来た。「ただいま!この島の景色素晴らしいですね。」澪は、石山の顔を見た、「おかえりなさい。どちらへ行かれました?」石山が澪の目を見た。「あちこち。塩豚骨チヤーシューお願いします。」澪は石山の目を見た。「少々お待ちください。」石山は澪の目を見た。慣れた手つきでラーメンを作った。「へい!一丁あがりお待ちどうさま。」石山はラーメンを澪の前に出した。「いただきます。」澪は合掌し、ラーメンをすすった。「あーあ!美味しい!」澪は一言言うとふぅ~とため息をついた、「お姉ちゃんは?」澪は星璃が居ないのに気付いた。「畑へ野菜取りに行きました。」石山が澪の目を見た。「ただいま。」星璃が裏から入って来た。ピーマン、キャベツ、人参を沢山採って来た。「開店1年経つから新メニューなんてな?野菜たっぷりタンメンなんてどうだ?作るから食べて見てくれ!」星璃は、塩ベースをどんぶりに入れて、野菜を切って湯せんをした。野菜をボールにあげて塩、コショウをなじませた。それをスープ、麺の入ったどんぶりに入れた。完成、今度は野菜を胡麻油で炒めてスープ、麺の入ったどんぶりに入れて完成。4人分に分けて4人で試食した。「どっちが美味い?」星璃は3人に聞いた。3人とも野菜を炒めた方が美味しいと言った。「そうだな、炒めた方が美味い。これ採用だな?後は明日、東京へ行って食材見てからだな?辛いラーメンとかカレーラーメンとか?煮干ラーメンとか?」星璃は皆の顔を見た、「お姉ちゃん、東京行くの?」澪が星璃の目を見た。「徳川のじじいがお前と小春に会いたいそうだ!」星璃は澪の目を見た。「私に話ってなんだろう?」澪は腕を組んで考えた。「金メダル取ったからなんかプレゼントがあるんだろう?」星璃は澪の目を見て優しく微笑んだ。「ただいま」隆志が帰って来た。この店が出来てから必ず、店に顔を出すのが日課になっていた。「隆志、明日東京へ行く。お土産にマグロかメカジキの柵を2つ欲しい漁協にあるかな?確認してくんない?あっ!4つだ。」星璃は隆志の目を見た。「銀次さん。漁協にマグロかメカジキの在庫あるか?あるなら取っておいてほしい!4つあれば良い。保冷ボックスにドライアイス入れてほしい、明日あかりが東京へ行くからお土産で」隆志は銀次と話をした。隆志は星璃にオッケーのサインを出した。この夜、星璃と澪はラーメン屋で酒を酌み交わした。金メダルのお祝い。隆志と聡子と裕子も参加した。次の日、星璃は店を開けた。聡子と裕子も出勤して来た。隆志が星璃を呼びに来た。「これから東京へ行って来ます。お店宜しくお願いします。」星璃は二人の顔を見た。「まかせて頂戴!気をつけてね。」聡子は星璃の目を見て優しく微笑んだ。二人は店の外へ出て車を見送った。車は隆志が運転し漁協へ向かった。車は漁協に着いた。三人は事務所へ入った。銀次さんが居た。「銀次さんすまない!この通り。」隆志は銀次の顔を見て手を合わせた。「澪ちゃんだね。金メダルおめでとう。島中、君の噂で凄かったぞ!あかりさん、いつも有り難う助かります。これ昨日釣れた物新鮮だから。」銀次は星璃の顔を見た。「おいくらですか?」星璃が銀次の目を見て優しく微笑んだ。「◯◯◯円でいいわ!これ、めの印がメカジキだ。書いてないのはマグロだ。」銀次も星璃の目を見て優しく微笑んだ。「有り難う助かります。銀次さん。ラーメン食べに来てください。」星璃は銀次をラーメン屋に誘った。「有り難うございました。失礼します。後で顔出します。」銀次は3人を見送った、3人はフェリー埠頭に着いた。二人は隆志に手を振りタラップを上がって行った。隆志は船が見えなくなるまで手を振って立っていた。テレビスタッフも同乗していた。二人は特1デラックスルームに入った。映画を見始めた。アナと雪の女王を見た。(レリゴー!レリゴー!)二人は一緒に歌ってみた。映画が終わったのは12時を過ぎていた。昼食をとりに食堂に向うと乗船客でいっぱいだった。澪の顔を見てザワつき始めた。それを見たウエイトレスの中村千明が星璃の前まで来て「お部屋までお持ちいたします。カツカレーで宜しいですか?」中村は星璃の顔を見た。「恩にきる。頼んだ。」星璃は中村の顔を見て微笑んだ。二人は部屋に戻った。二人は映画をまた、見始めた。。ダイ・ハードだった。星璃はいくどなく見てこの映画が好きだった。(イッピガイエ)だ。ランニングシャツ一枚でハゲ親父がひとり紛争し、はっぴーエンドで終わる最高のエンターテイメントな映画の一つだと思っていた。暫くするとドアをノックする音がし、ドアを開けると中村がオカモチを持って立っていた。「お待たせいたしました。」二人の顔を見比べて微笑んだ。「やっぱり御姉妹似てらっしゃる。」中村は微笑んだ。「食べ終わったら洗わずそのままで結構ですからオカモチに入れておいてください。後でとりに来ます。失礼しました、」中村は部屋を出て行った。二人はカツカレーを食べながらダイ・ハードを見た。暫くすると中村がお皿を下げに来た。「よるもお持ちします。何にいたしますか?」中村は二人ね顔を見た。「メニューをお持ちしました。どうぞ。」「生姜焼き定食と澪はチキンカツ定食をお願いします、」「はい。わかりました。6時頃お持ちします、」中村は二人の顔を見て微笑んだ。その後、ダイ・ハード2を見て。その後ダイ・ハード3を見た。本日のおがさわら丸は11時出発だったので竹芝桟橋には11時には到着予定だった。予定どうり11時に到着した。タラップを降りていくと小春が見えた。「ただいま!」二人は小春に向かって大きな声で手を振った。「おかえりなさい。」小春も大きな声で手を振った。三人は抱き合った。「澪おめでとう。やったね!」小春は澪の顔を見て微笑んだ。「有り難う。皆の応援のおかげだよ。」澪も小春の顔を見て微笑んだ。「徳川さんですか?沢井あかりです。夜分遅く失礼します。今、東京に着きました。明日会えるでしょうか?」星璃は徳川にアポを取った。「大丈夫だ。例のレストランに12時に俺の顔わからないよな?胸に白いチーフを入れて置く。おじいちゃんだからすぐわかる。俺は君達の顔はよく知っている。じゃぁ明日な!楽しみにしておる。」徳川から電話を切った。「小春、澪、明日良い話がきけそうだよ。」星璃が小春の目を見て微笑んだ。




