第四十五章 くのいち四姉妹 オリンピックの余韻の中で
メダル授与式で韓国がクレームをつけて来た。日本の澪の銃に不正があると何も根拠もない、主張と堂々として来た。100発100中などあり得ないと言うものだった。澪は呆れ顔で銃を審判に差し出した。審判が試射をしても何も見つからなかった。キムが私に試射させろと勝ってに銃を持って試射し始めた。場内からブーイングの嵐が巻き起こし、キムは納得いったのかなかっのか不明だが引き下がった。不正などしてない、澪の実力に違いない。ただ、単にイチャモンをつけたかっただけだった。判定は覆る事なく日本が優勝で3人の首に金メダルが掛けられた。日本の3選手には笑顔が戻った。会場はわれんばかりの歓声が轟いた。澪のオリンピックはこれでは終わらなかった。星璃達は日本に帰って来ても澪には一週間会うことができなかった。連日連夜、テレビ新聞、雑誌の取材で澪も疲れ果てていた。電話だけは取り敢えず出来た。澪は時の人になっていた。「澪、疲れたなら島に来なさい。島で療養しなさい。ラーメン食べに来て!」星璃は澪に電話で話した。澪は次の週、島を訪れた。オリンピック会場では会えなかった星璃とリラックスしたいと考え、イルカとも遊びたいとも考えていた。小春と純麗には東京で会っていた。澪が乗る船の回りには取材人が沢山居た。リラックスしに行くのに全然ストレスじゃない?と感じながら船に乗った。特1デラックス部屋を取った。食堂以外は部屋に引きこもった。偶にデッキにでて海風にあたった。澪がまだ、強化選手だった頃から取材をしてくれていたテレビ1局だけ部屋に入れて取材を受けた。部屋の外は一般の乗船者が詰めかけて騒ぎになっていた。船長まで出張って来ていた。澪の部屋のドアをノックして船長が部屋に入って来た。「お騒がせいたしまして、申しわけありません。食事はこちらまでお届けさせていただきます。食堂だとパニックが起こりそうなので、後で係の者をよこします。」船長は澪の目を見て優しく微笑んだ。澪も船長の目を見て頭を下げた。取材は続いた。居て貰った方が気が紛れると考えた。「父島へはどうして行かれるんですか?」記者が質問した。「お姉ちゃんが居るんです。ラーメン屋をやってます。それとダイビングしたくて、イルカと泳げるんですよ。ラーメン屋の取材もしてあげてください。私も行きますから皆でラーメン食べましょう。美味しいですよ。」澪は記者の目を見て優しく微笑んだ。ちゃっかり、宣伝まで入れた。「お昼食べませんか?」記者が澪の目を見て微笑んだ。「もう、そんな時間なんですね。」澪も記者の目を見て微笑んだ。「皆さんもここで食べたら、私は是非ご一緒にと思います。」澪は記者の目を見た。「特1デラックスの望月澪です。先程、船長さんが食事は船室でと言われたのでお言葉に甘えて!注文とりに来ていただけますか?」澪は食堂へ電話した。暫くするとウエイトレスが来た。「お待たせいたしました。望月澪さんって沢井あかりさんの妹さんでしたか?沢井さんとは面識がありまして。メニューはこちらです。どうぞ!」中村は澪の目を見て微笑んだ。「お姉ちゃん、いつも何食べてますか?カツカレーですか?」澪は中村の目を見て微笑んだ。「はい。そうです。流石、妹さん、わかってらしゃいます。」中村は澪の目を見て笑った。「じゃあ!それで!」澪はカツカレーを頼んだ。「記者の皆さんはいかが致しますか?」中村は記者達の顔を見た。「私も同じやつ、」記者とスタッフが言った。「それでは、カツカレー3つでよろしいですね。有り難うございます。少々お待ちを。」中村は3人の顔を見た..暫く待つと、ドアのノックの音が聞こえた。ウエイトレスの中村がカツカレーを持って来た。「お待ちどうさまでした。ドアの外人盛りで、ここまで来るの大変でした。」中村はカツカレーを各自の手前に置くと「後でサインいただけますか?お皿を下げに来た時いただきますのでお願いします。」中村は色紙を澪に渡した。「はい。わかりました。書いて置きます。お名前入れますか?」澪は中村の目を見た。「おがさわら丸へでお願いいたします。」中村は澪の目を見た。「わかりました。いただきます。」ホークでカツを1切れ口にし、カレーを食べた。「うん。美味しい!」澪は唸った。記者とカメラマンも美味しいと言いながら食べていた。「ご馳走様でした。」カメラマンが先に食べ終えた。「ご馳走様でした。」記者が食べ終えた。「ご馳走様でした。」澪が食べ終えた。澪はサインを書いた。おがさわら丸様へと入れた。なかなか、カッコいいサインだった。望月は漢字で澪はひらがなだった。暫くするとドアのノック音がした、「中村です。お皿下げにきました。」中村がドアの向こうに立っていた。澪がドアを開けた、「どうぞ!中へお入りください。」澪が中村の目を見た。中村が部屋の中に入って来た。お皿をオカモチに入れた。「ご馳走様でした。中村さん、サインです。どうぞ!」澪は中村の目を見て優しく微笑んだ。「有り難うございます。」中村は澪の目を見て優しく微笑んだ。「お姉さん、島にラーメン屋オープンさせたんですって!噂出来きました。是非うかがいますとおつたえください。」中村が澪の目を見た。「有り難うございます。ちゃんと伝えます。お姉ちゃんの作るラーメンは美味しいですよ。私も1週間くらいは居ますから」澪は中村の目を見た。「澪さんに会えて良かった。有り難うございました。失礼します。」中村は澪の顔を見てドアを出て行った。「あのウエイトレス感じの良い子でしたね。」記者が笑顔で澪の顔を見た。「そうでしたね。」澪も記者の目を見つめた。夜11時を過ぎておがさわら丸は父島の埠頭に接岸した。澪は降りるの一番最後にした、パニックをさけるためタラップを一人で降りて行くと下に星璃の姿が見えた。「澪、おかえりなさい。」星璃が手を振っていた。二人は抱き合った。「御苦労様でした。ようやく会えたね。」二人は見つめ会ってハグをした。駐車場にいくと新車のヴェルファイアが停まっていた。二人は乗り込むと島の夜の帷の中を走った。道路の左側に小さな光が見えた。星璃のラーメン屋だった。駐車場に入ると3台の車が停まっていた。駐輪場には3台の自転車が停まっていた。店に入るとお義母さんと女性が一人、黒の制服を着ていた。「いらっしゃいませ。澪ちゃん。金メダルおめでとう。」聡子が澪の目を見て優しく微笑んだ。「いらっしゃいませ。初めまして、パートの石山裕子です。お好きな席にお座りください、」石山は澪の目を見て微笑んだ。「石山さんは、休みは日曜日だけでウィークディに来てもらってるの。うちの2件隣に住んでいるの、東京から結婚して移住してきた方。宜しくね。」星璃が紹介した。「澪、ラーメン食べるか?すぐ作る。何が良い?」星璃が澪の顔を見た、「味噌豚骨チヤーシューと餃子。」澪は星璃の顔を見た。「お義母さん、餃子1枚入りました。」星璃は聡子の目を見てアイコンタクトをした。お客は3人居たが澪の事はしるよしもなくラーメンを食べて居た。「お姉ちゃん。おがさわら丸のウエイトレスの中村さんがお姉ちゃんに宜しくって近いうちラーメン食べにくるそうよ。相変わらず忙しいの?」澪は星璃の顔を見た。「お陰様でな忙しい。澪、ラーメン一丁上がり!」星璃は澪の前にラーメンを出した。遅れて餃子が出来た。前に出した。「お姉ちゃん。これだよ。これが食べたかったラーメンだよ。向こうでもラーメン食べたけどクソまずかった!」澪が星璃の顔を見た。「そうか!よかったよ。嬉しいよ。お姉ちゃん頑張ったかいがあったなあ?」星璃は少し涙ぐんだ。「澪、明日、行きたい所あるか?連れてってあげるぞ!」星璃が澪の顔を見た。「明日、テレビ局の取材でこのラーメン使わせて、ココの宣伝にもなるからね。後イルカと泳ぎたい。お義兄さんの船で沖に出たい。」澪が星璃の顔を見た。「いいぞ!使ってくれ!イルカもオッケーだ。船も隆志に頼もう!」星璃が澪の顔を見た。「お義母さん、隆志はどこへ行った。家に帰ったよ。」聡子が星璃の顔を見た。「うんじゃぁ明日だな!」星璃も聡子の顔を見た。「そろそろ閉店だな、石山さん、暖簾とのぼり片付けて!」星璃が石山の目を見た。星璃は、お客に閉店を知らせた。1人2人と帰って行った。「有り難うございました。」星璃と聡子と石山は声を張り上げた。最後の客が退店した。みをなチャリンコだったが酒を少々飲んでるので酔っ払い運転になる。星璃は、チャリンコの客には酒の提供を拒まなかった。車の客には酒を一斎提供しなかった。




