第四十四章 くのいち四姉妹 澪のオリンピック
星璃とお義母さんはラーメン星璃の忙しさに翻弄される毎日を過ごしていた。隆志も手伝いに駆り出されていた。漁には一週間でていなかった。餃子の仕込みや麺の仕込みが全然間に合わなかった。誰か雇おうかと相談していた。隆志は、「俺でいいならやらせてくれ!」とは言ってるが星璃は隆志には漁に出てほしかった。「アルバイトの貼り紙してみようか?」星璃が二人に話した。「私の彼氏に頼もうか?」お義母さんが提案したが「恋人同士は一緒に働かない方がいいよ。社長として採用はしないよ。」星璃がお義母さんの目を見た。11時のランチタイムが来た。お客様が続々入店して来た。その中にパパスダイビングスクールの横山さゆりも来てくれて居た。忙しくてあまり話せなかったが元気そうだった。(アルバイト募集中)の貼り紙を見て、「時給、1163円ですか?この島では高い方です。すぐ見つかりますよ。」さゆりは星璃の目を見た。ラーメンを美味しそうにすすっていた。「あかりさん。このラーメン、美味しいです。修業したんですね。ダイビングのカメラの仕事なくなっちゃたんですか?」さゆりは星璃の目を見て優しく微笑んだ。「なくなった。10月末で、だからラーメン屋だよ。さゆりちゃんはいそがしいのか!」星璃はさゆりの目を見て優しく微笑んだ。「今月に入って落ち着いた。美味しかった。また、来ます。頑張って下さい。」さゆりは手を振って店を出た。まだ、50人は並んでいた。隆志が整理係をしていた。1人帰ったのでお客様を1人誘導して、店内に入れた、食券を買ってもらい、席に誘導した。「いらっしゃいませ!」星璃と聡子が声を合わせた。2台のチャーハンマシンはずっと動いている状態だった。お義母さんが餃子を焼いいた。星璃はラーメンを作りっぱなし、汗が止まらなかった。午後のアフタヌーンサービスの時間に入ってすぐ近藤さんが店に入って来た。「いらっしゃいませ!あら、近藤さん、何時来られたんですか?お迎えに行ったのに!水臭いなあ?」星璃は、近藤の来店に驚いた。「昨晩着いた。船の中であかりさんのお店が忙しいと客が話していたから遠慮したんだ。」近藤は、星璃の顔を見て塩豚骨チヤーシューのセットの食券を手渡した。「毎度あり!」星璃は近藤の目を見て頭を下げ食券を受け取った。近藤は星璃の眼の前に座った、「今日は嬉しい知らせがあって直接伝えたくて来た。君の作ったラーメンも食べたかったのもあるがね!澪ちゃんのオリンピック出場が決まったよ。ビームライフルで個人、団体両方にだ。ダブルメダルも狙えるな?本人に知らせてあげて、でも知ってるかも朝からテレビでやってるから。」近藤は星璃の顔を見た。「あかりさん。小春ちゃんの小説の件、徳川から了承はもらったけど実名なしでお願い致します。ノンフィクションで良いから。そういう事だ!それで納得行くなら思う存分書きなさい。世間は大沢木になるけどな?証拠はないから捕まらんだろう?」近藤は星璃の目を見て餃子を一口で食べた。次の日、星璃のスマホが鳴った。朝7時知らない番号だった。出るとアルバイトの募集中の看板を見て女子高生が応募してくれた。今日、日曜日なので面接してくださいの事、9師にお店に待ち合わせをした。(かんのまや)高校生だった。星璃はお店に居た。こられるならすぐ来てと言った。30分くらいするとラーメン屋のドアが開くと「失礼します。」制服の女子高生が入って来た。テーブル席に座ってもらった。お水の機械からお水をコップに注いで女子高生の前に出した。「宜しくお願い致します。履歴書です。どうぞ。」女子高生が笑顔で星璃に手渡した。「私、ここの社長の沢井あかりともうします。宜しくね。」星璃は女子高生の目を見て優しく微笑んだ。「なんでうちがバイト募集しているの知ったの?」星璃は女子高生の目を見て優しく微笑んだ。「毎日このお店の前を自転車で通るんです。建築中からお店だったらバイトさせてもらおうと思っていたんです。丁度昨日チラシが貼ってあったので写メを撮って連絡した次第です。」女子高生は星璃の目をまっすぐ見て優しく微笑んだ。「本当、家近いのね。かんのまおさん。」星璃は神野の目をまっすぐ見た。「どれくらい働ける?勉強は大丈夫なの?うちは夜お酒出すから高校生は働けないわよ。そうなると土日祝だけかな?それでも良いなら親の了解をもらってから今日から来なさい。11時から5分前に出勤してね。作業着はあるから。仕事は、並んでいるお客様の整理とチェック、後中で餃子を作ってもらうわ。掃除とか簡単な仕事それで良いなら採用します。」星璃は、彼女のまっすぐな所に好感がもてた。お義母さんも出勤して来た、二人で餃子の仕込みを始めた。11時5分前に神野真央ちゃんのが出勤して来た。お義母さんを神野に紹介し、神野のお義母さんに紹介した。それから1年が過ぎ◯◯オリンピックが開幕した。沢井家は、テレビにかじりついて澪、ウオッチャーになっていた。澪の競技の日を調べて向こうにホテルをとって応援に全員で行った。星璃のラーメン屋も1年が経つとお客は落ち着いたがまだまだ行列が出来るラーメン屋だった。皆、小春の車で、成田空港まで、ワイワイガヤガヤと車に乗って居た。全員、搭乗ゲートに並んだ。飛行に搭乗した。飛行の中では皆、無口だった。◯時間かかって到着した。入国審査をなんなく終えてタクシーに乗ってホテルに着いた。観光は考えて居なかった。ビームライフル競技が始まった。会場に全員まとまって入った日本を応援する人達が居る席についた。皆一緒に応援した。澪が競技用ジャケットを着て手にはBEÀM MBR201を持って入場して来た。「澪、カワイイ!頑張れ!金メダルを狙え!」星璃が大きな声で応援した。最初は個人戦、45分60発を撃っての合計点で争う、最高点は10.9点である。60発✕10.9=654点が満点である。澪は1発も外さず満点でフィニッシュした。本戦は無事通過した。ファイル1ステージは5発✕2回の10発で決まる。点数の低い順から負け抜けしていく。2ステージは1発14発。1ステージと2ステージの合計点で決まる。澪はここまで唯一1発も外して無い。競技は終了した。澪の優勝が決まった瞬間、会場は割れんばかりの喝采と拍手だった。団体戦は、澪を中心に後2名の3名の選手の合計点で争う。日本は、個人戦の良い成績者3人でチームを組んだ。優勝候補だった。第1射撃伊藤香菜、第2射撃北川忍、第3射撃望月澪、日本チームの射撃順番だ。北川忍は銀メダルをとっていた。伊藤香菜は第4位入賞だった。伊藤さん、ど真ん中を撃ち抜いて10.9、北川さん、ど真ん中を撃ち抜いて10.9、澪、ど真ん中を撃ち抜いて10.9、日本チーム満点のスタートをきった。日本の応援席は盛り上がっていた。1射目でトップに立った。2射目、伊藤さん、外して、10.8,北川さん、ど真ん中を撃ち抜て、10.9,澪、ど真ん中を撃ち抜て10.9,2射撃を終えてもトップだった。3射撃目、伊藤さん、少し外し、10.8,北川さん、ど真ん中を撃ち抜いて、10.9、澪、ど真ん中を撃ち抜いて10.9,まだトップを死守していた。4射撃目、伊藤さん、ど真ん中を撃ち抜いて、10.9,北川さん、ど真ん中を撃ち抜いて10.9,澪、ど真ん中を撃ち抜いて、10.9,トップを維持していた。5射撃目、伊藤さん、少し外し10.8,北川さん少し外し10.8、澪、ど真ん中を撃ち抜いて10.9、ここでトップの座を明け渡した。6射撃目、伊藤さん、ど真ん中を撃ち抜いて、10.9,北川さん、ど真ん中を撃ち抜いて、10.9,澪、ど真ん中を撃ち抜いて、10.9,現在トップは韓国で日本と0.1ポイント差である。7射撃目、伊藤さん、ど真ん中を撃ち抜いて、10.9,北川さん、ど真ん中を撃ち抜いて、10.9、澪、ど真ん中を撃ち抜いて10.9の2位だった。8射撃目、伊藤さん、ど真ん中を撃ち抜いて、10.9.、北川さん、ど真ん中を撃ち抜いて、10.9、澪、ど真ん中を撃ち抜いて10.9,9射撃目、伊藤さん、ど真ん中を撃ち抜いて、10.9、北川さん、ど真ん中を撃ち抜いて、10.9,澪、ど真ん中を明け渡して10.9、韓国はキムが失敗して日本は、0.2ポイント差で逆転した。10射撃目伊藤さん、ど真ん中を撃ち抜いて10.9、北川さん、ど真ん中を撃ち抜いて10.9、澪、ど真ん中を撃ち抜いて、10.9、このまま60射撃まで日本は譲らず首位を独走し、優勝を勝ち取った。澪はダブル金メダルを採った。ノーミスだった。大会記録になった。




