第四十三章 くのいち四姉妹 ラーメン星璃開店
星璃が一ヶ月の入院をし、乳がんの克服をした。再発の危険もなくなった。退院の日が来た。退院には、小春、純麗、澪、隆志、聡子、拓哉、山南、岡本、葛城、近藤、が見送りの列を作ってくれていた。病院関係者から山田先生、高畑先生、看護師長、看護師、病室の仲間達が列を作って並んでいた。星璃は看護師長から花束を手渡された。出口を左右に別れ、右手に病院関係者の列、左手に親戚、友達と並んでくれていた。その真ん中を星璃が花束を持って奥から現れると小春がR&Bの巨匠レイ・チャールズのいとしのエリーをスマホから流した。大きな拍手と喝采が病院の出口を包んだ。星璃は感動と嬉しさで大粒の涙が頬を流れた。出口の前で立ち止まり、「有り難うございました。」大きな声で言うと皆の顔を見て、頭を大きく下げた。拍手の中、自動ドアを出た。「沢井あかりさん、退院おめでとうございます。」看護師長が星璃の目を見て声をかけた。「お世話になりました。」星璃が看護師長の目を優しく微笑んだ。ここに星璃の入院生活は終了した。星璃は退院セレモニーに参加してくれた近藤さん、岡本さん、葛城さんに星璃のマンションに来るよう誘った。退院祝いの場を妹達が用意してくれて居た。マンションに着いて、部屋に入ったらリビングとキッチンに飾り付けがしてあった。妹達飾り付けをしてくれた。キッチンのテーブルには沢山の料理が並んでいた。「飲み物は冷蔵庫に好きな物とってください。」小春が皆の顔を見た。皆手に飲み物を持った。「プロージット」星璃が乾杯の掛け声を出した。皆、一口飲んだ。「お姉ちゃん、退院おめでとう。」澪が星璃の目を見て優しく微笑んだ。「皆、有り難う、沢井あかり、戻って参りました。皆のおかげで癌を克服出来ました。また、宜しく!フォーエバー・ユーアー!」星璃は皆の目を見て優しく微笑んだ。「あかりさん。退院おめでとう。パチンコ行けますな?後この部屋シンプルですね。必要最低限の物しかない。テレビもないし、僕は好きです。」近藤が星璃の目を見た。「必要最低限でいいんです。近藤さんに私の私生活見られちゃたな!誘うんじゃなかったな?パチンコ何時行きますか?」星璃は近藤の目を見た。星璃はテーブルの上のフライドチキンを口にすると「うめえなぁこれだよ、これ!病院じゃ食えねえ?」星璃はケンタッキーを口に詰め込んだ。「お姉ちゃん。病院のコンビニはファミマだったよ、ファミチキ食べなかったの?」小春が星璃の目を見て笑った。「うん。食べなかったよ、」星璃はぼぉーとした顔をした。「レジ前に売っていたな!買わなかった?」星璃は小春の目を見て酎ハイを一口飲んだ。「隆志何時帰るんだ?まだ、こっちに居たら。私、明日、近藤さんとパチンコ行くから。隆志も行くか?」星璃は隆志の目を見て微笑んだ。「俺も行く。」隆志が星璃の目を見た。「お義母さんも行きましょう。」星璃は聡子も誘った。次の目、8時に出て横浜まで3人は満員電車に揺られ近藤行きつけのパチンコや着くと人が並んで居た。その中に近藤を見てけ挨拶をすると最後尾に並んだ。ここまでしてパチンコが打ちたいんだなぁと星璃は感心した。年金暮らしだから暇を持て余しているんだとも思った。開店時間。が来た。抽選が始まった。近藤が6番、星璃が13番、隆志が17番、聡子が20番だった。その番号のところへ並び直した。1番の人から入場が始まった。近藤が6番で店内に入って行った。次は星璃が13番で入って行った。近藤さんは通路側の海物語に座っていた。星璃はその隣に座った。隆志が入って来た。星璃の隣に座った。聡子が入って来た。隆志の隣に座った。皆、海物語を打つ気だ!まず近藤が打ち始めていた。星璃が1000円を入れた。星璃が打ち始め魚が泳ぎ始めた。隆志、聡子と続いた。最初に近藤に当たりが来た。続いて星璃に当たりが来た。隆志にも聡子にも来た。こんな調子で出たり出なかったりして閉店まで打ち続けた。全員プラス収支で終わった。4人は上機嫌で帰路に着いた。近藤も電車で来ていた。駅まで歩く途中で居酒屋のに寄り道をした。4人は入れたドアを開けた。「いらっしゃいませ!」大きな声が聞こえた。4人とも生ビールを頼んだ。焼き鳥ねぎまと皮とハツ、もも、各4本、唐揚げ、枝豆、とりあえず、頼んだ。「バチンコ、久しぶりにしました。出て良かったです。」星璃は皆の顔を見て優しく微笑んだ。隆志もお義母さんも同じ言葉を繰り返した。「あかり、乳がん、陽性で良かった。悪性ならこうして居られなかったな!」隆志は星璃の目を見た。1時間。くらいでお開きになった。4人は電車に乗った。近藤は違うホームだった。マンションに着いた。「あかり、ラーメン星の話しよう!」隆志かわ星璃の顔を見た。「私もいいかしら?」聡子は隆志の顔を見た。「土地、お金払った。登記も済んだから。後建物の話をしたい。古民家も考えたんだが新しい方が良いと思って断わった。」隆志が二人の目を見た。「あかりさん。私にもラーメンの作り方教えてほしいの?」聡子が星璃の目を見た。「スープノートと麺ノートがあるコレに詳しく書いてある。良く読んでおいて、醤油ブレンドと味噌ブレンド、塩ブレンドは業者が作ってくれる、これには手を加えない。作るのは豚骨スープ、4日間煮込む。ソレはノートに書いてある、骨は岡本さんから教わった業者から下ろしてもらう。チヤーシューのお肉も同じだよ、麺の小麦は学校で教わった業者に!開店して島で調達出来るのであれば変えていくつもり、手作り餃子の作り方も書いてある。」星璃は聡子の目を見た。「店舗、内装はとりあえず、ネットで良さそうなものチェックしてある。隆志、お義母さん、明日、カッパ橋にどんぶり、箸、レンゲ、暖簾、のぼりを見に行こう。後、チャーハンマシンと餃子マシンもあるよ。」星璃は二人の目を見た。星璃はお風呂のお湯はりのボタンを押した。暫くするとお湯はりの終了の案内が鳴り響いた。「お義母さんお先にどうぞ!」星璃が聡子の顔を見た。「お先にいただきます。」聡子がお風呂へ入った。聡子はゆっくりと入った。星璃と隆志は缶チューハイを飲んでいた。聡子がお風呂から出て来た。入れ替わりに星璃と隆志がお風呂へ入った。二人がお風呂から出て来たらお義母さんは缶チューハイを飲んで真っ赤な顔をしていた。お義母さんは耳栓をして布団に入った。二人もベッドに入った。次の日、三人はカッパ橋に居た。お目当ての物すべて揃えた、 厨房セットのお店を覗いてイメージを膨らませた。次の日、三人は島に帰った。半年後ラーメン居酒屋星璃がオープンの日を迎えた。大行列が出来た、警備員が立っ事になった。駐車場に入りきれないほどの渋滞が閉店まで続いた。この日は隆志も駆り出されていた。ラーメンの評価は良かった。




