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R&Bのリズムで殺れ YOU&I  作者: やましたゆずる
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第四十一章 くのいち四姉妹 星璃の病気 其の2

注意事項、おがさわら丸は実際は週一日の定期便です。毎日の運行ではありません、悪しからず。物語を進める上で展開上、そうさせていただきました事、お詫びいたします。

夕方6時30分を過ぎると純麗と小春が見舞いに来た。随分賑やかな病室に二人は驚いた。全員癌患者なのに笑い転げていたからだ。星璃はすぐに二人に気づきベッドサイドまで来るように右手で呼び寄せた。「すみれ、こはる、こっち!こっち!」星璃が二人の顔を見た。「お姉ちゃん元気そうね。胸痛くないの?結果は澪から聞いたわ!」小春が元気そうな星璃の目を見て優しく微笑んだ。「この二人、私の妹です。背が高い方が小春、こっちが純麗です。宜しくお願いします。」星璃が4人に紹介すると頭を下げた。「皆さん美人ね。羨ましいわ。」根本のばあさんが口にした、「こはる、すみれ、皆を紹介すっから、一番奥は根本さん。その隣は山根さん、その前が内藤さん。そね奥が斎藤さん。と私の5人部屋。」星璃は、皆さんを二人に紹介した。二人は花と花瓶を買って来てくれて飾ってくれた。「あら!何ヶ月ぶりの活花ね。この部屋には珍しい。」斎藤さんが口にした。「沢井さんが居るところの人、先週亡くなったばかりなの、前の晩までこうやって皆で笑って居たら次の朝、冷たくなっていたのよ。何ヶ月も居なかったわ。ステージ4の胃癌、ここに来た時は手遅れだったみたい。」根本さんが星璃の顔を見た。「お姉ちゃん。近藤さんから電話あったわよ。お姉ちゃんが電話に出ないって。だから、乳がんで入院しちゃたって言っておいたよ。この病院も教えたから近い内見舞いに来るって言ってたわ。心配していた。たぶん、豪華なフルーツバスケット持って来るわ。」小春が星璃の顔を見た。「有り難う!小春、」星璃は小春の目を見て優しく微笑んだ。「もう、食事済んだの?」小春が星璃の目を見た。「6時キッチリに食った。不味いオカユだった。5分で食べ終えた。お昼もオカユったから腹減った。下のコンビニにサンドイッチか菓子パン買って来てくんねえか?頼むよ。食事制限ねえからよ。」星璃は小春の目を見た。小春は部屋を出て行った。小春は星璃に言われた通りサンドイッチと菓子パンを買って戻る途中ナースステーションの前を必ず通る導線になっている病院なので「望月さん」看護師に呼び止められた。「その袋なんですか?チェックします。サンドイッチと菓子パンじゃないんですか?お姉さんに頼まれましたね。お姉さん、今日一日は食事制限が出ております。没収します。妹さん帰りにお返しします、もう一人の妹さんには伝えたのですが?」看護師が険しい表情で小春の目を見つめた。「はい。すいません。失礼します。」小春は看護師に頭を下げた。渋々部屋に戻った。星璃の顔が目に入った。手元しか見てなかった。「ヤバい。」小春は星璃から目を逸らせた。「何だ小春、買って来なかったのか!」星璃は小春の目を睨みつけた。「買って来たわよ。でもナースステーションで検閲に合いドボンの没収!食事制限出てたんじゃない!嘘ついて嫌になっちゃう!プンプン!」小春は星璃の目を睨み返した。「看護師さん。澪には言ったって言ってたわ。」小春は澪の目を見て怒った。「あかり姉さん。私にとばっちり来たじゃない!やめてよ。」澪は星璃の目を睨みつけた。「没収した看護師誰だ?後でクレームつけてやる。」星璃は小春の目を見てイキリたてた。「師長ってネームに入っていたわ。」小春は星璃の目を見た。「沢井さん。師長にさからったら駄目よ。あの人怖いから。」一番奥の根本さんが星璃の顔を見た。「根本さん。有り難う!勉強になる。」星璃は根本さんの顔を見た。その藤沢看護師長が部屋に入って来た。藤沢は星璃の目を見た。「お見舞いの方、面会時間終了が迫っております。退室の準備してください。」藤沢は見舞い客の一人一人の顔を見た。「澪、隆志を頼むよ。私のマンション泊まりな。」星璃は澪の目を見た。澪は、星璃の顔を右手の人差し指で指した。面会終了時間は9時だった。「お姉ちゃん。またね。お大事に」小春と純麗が星璃の顔を見た。小春はナースステーションで没収されたサンドイッチと菓子パンを受け取り帰路についた。「お姉ちゃん達私の車乗って行きなよ。」澪は二人の顔を見た。二人とも「うん。」首を縦に振った。暫く走って西葛西駅前に来た。「お姉ちゃん達、ラーメン食べて帰ろう。」澪はお腹が空いていた。三人はラーメン裕之に入った。「いらっしゃい!三人でめずらしいね、あかりちゃんは?」岡本が三人の顔を見た。「お姉ちゃん、入院しちゃたの!」小春が岡本の顔を見た。「何処か悪いのか?」岡本は心配そうな顔をして三人を見た。「とりあえず塩豚骨チャーシュー3つ!」小春が頼んだ。「お姉ちゃんね。乳がんが見つかったんだ、急にお腹が痛いと言いだして葛西メディカル病院で検査したら偶然癌が見つかった。ラッキーだったってまだ初期症状だったから。」小春が岡本の顔を見た。「そんな事があったんだ。明日見舞いに行ってくる。」岡本は三人の顔を見た。「癌病棟303号室だよ。」澪が岡本の顔を見た。「わかった。食べ物はNGか?」岡本は小春の目を見た。「へい!お待ち!」岡本は三人の前にラーメンを出した。三人は無言でラーメンをすすった。「ご馳走様でした。」三人はラーメンを食べ終えた。「岡本さん。またね。」三人は店を後にした。まず、小春を降ろした。澪は中野まで走った。純麗を降ろした。そして、竹芝桟橋に迎えに走った。丁度3時に着いた。まだ、船は遠くに見えた。そして接岸した。タラップが下ろされた、タラップを隆志さんとお義母さんが降りて来た。澪も手を振った。「お義兄さん。お義母さん。ようこそ!久しぶりです。」澪は大きな声で叫んだ。三人は抱き合った。三人は車まで歩いた。「あかりはどうだ?」隆志が澪に尋ねた。「自分は死なないとわかるといやに元気が出ちゃって病室で騒いでますよ。癌って言われた時の顔を二人にも見せてあげたかったくらいです。」澪は隆志の顔を見て笑い出した。「元気か?それは何よりだ。良性でよかったよ。なあ!母さん。」隆志は澪の顔を見ると母の顔を見てニヤリ微笑んだ。三人は車に乗って星璃の買った分譲マンションへ向かった。「今日は私も泊まります。お二人はあのマンションお姉ちゃんが一億円で買った事知ってますよね?投資目的だと言ってましたよ。株何かもヤッてることもしってますか?あの人かたいから!本当はラーメン屋なんてガラじゃないんですよ。お金を右から左に動かす事で儲ける事なんて簡単な出来るんです。額に汗してお金を儲ける事に意義を持てるタイプなんです、だからラーメン屋なんです。立派な人なんです。十億円以上のお金もってます。人殺しで得たお金ですけどね。たぶん、ラーメン屋もビジネスとして考えていますよ。言わないだけでフランチャイズとかね。そのうち父島にラーメン星璃が何十件もと考えているのかも?」澪は大好きなお姉ちゃんの事を二人に語った。「お義兄さん。手放しちゃ駄目ですよ。」澪は二人に語って夜のトバリの中を走った。星璃のマンションに着いた。澪とお義母さんは布団を敷いた。隆志は風呂に入った。隆志は風呂の操作の仕方を覚えた。隆志が風呂から出て来た。お義母さんが入った。お義母さんはゆっくり入っていた。「ココのお風呂は気持良い。」聡子が一人ごとを言いながら風呂を出て来た。澪が入ったがシャワーだけですぐ出て来た。二人はパジャマを持参していた。澪はこのマンションのお泊り用のスエットを着た。皆、布団に入った。隆志は星璃のベッドに寝た。「澪ちゃん、最近裏の仕事したか?」隆は聞いて来た。「やったわよ。お姉ちゃんの癌が見つかった日5人殺った。久しぶりに銃口向けあった。一触即発だった。向こうは半グレ3人、キャバ嬢2人。でも最初からコッチの勝はわかっていた。向こうはびびって先に撃って来なかったから。場数積んでるこっちの勝ち!向こうに先に撃たれたら負けていたかも。流れがうちらだっただけ。あいつら、お姉ちゃんの誘いに乗ったんだ。頭が一列になったところを私が1キロ離れたビルの屋上から3人の頭を同時に撃ち抜いてジ・エンド!女どもはお姉ちゃん達が心臓と頭をぶち抜いてジ・エンド。男たちも最後に心臓ぶち抜いて終了。お姉ちゃん達かっこよかかった。お義兄さんにも見せてあげたかった。」澪は武勇伝を語った。「なんで頭と心臓なんだ?」隆志は澪に聞いて来た。「私達の掟、息の音を止めるまで殺る。脳だけなら生きてる可能性があるから。」澪は説明した。「寝ましょう。」聡子が言った。朝

隆志に説明した、朝6時に澪のスマホが鳴った。「すいません。何時も起きる時間だからセットしたっきりでもうちょい後でも良かったのにな!すいません。」澪は時計のリセットを忘れていた。「面会時間10師からだから。病院まで30分だから9時30分に出ましょう。」澪は二人に話かけた。澪はトーストを焼いてコーヒーを淹れた。隆志とお義母さんはダイニングテーブルの椅子に座りくつろいでいた。そこに出来たコーヒーを二人の前に出した。おってトーストも出した。「いただきます。」二人は声を合わせ合掌した。澪もコーヒーとトーストをテーブルの上に置いた。椅子に座ると「いただきます。」合掌をしてコーヒーを一口飲んだ。トーストを食べ終えると席を立って部屋の隅に置いたバックを取ると中から洋服を出して着替えを始めた。洗面所で化粧をした。時間になった。隆志とお義母さんも着替えを終えて準備万端。三人は部屋を出た。エレベーターに乗って一階まで降りた。歩いて駐車場へ三人は車に乗った。澪はアクセルを踏んで病院へ向かった。病院に着くと車を駐車場へ病院の正面玄関の自動ドアを入った。病院の長い廊下を歩くと癌病棟への直通のエレベーターに乗った。三階で降りた。ナースステーションで受付をした。「おはようございます。」澪は看護師に挨拶をした。三人は303号室のドアの前に立った。ドアを左へスライドさせてドアを開けた、真正面に星璃がベッドの上に寝ていた。星璃は隆志とお義母さんの顔を見ると涙が頬を流れ出した。「あかり、大丈夫か?心配したぞ!心細かったな!ごめん。遅れた。」隆志は星璃の顔を両手でつつんだ。星璃の顔が笑顔に戻った。「ごめんね。心配かけて、私はこの通り元気だよ。傷は痛いけど!」星璃は隆志の顔を見てキスをした。「あかりさん。ビックリしたよ。癌なんて、心配したよ。でも元気そうで良かった。」聡子は星璃の顔を見て優しく微笑んだ。「皆さん、私の家族紹介します。夫の隆志です。小笠原で漁師やってます。こつらが夫の母の聡子です。やっぱり小笠原に住んでます。今、恋愛中です。」星璃が紹介した。「失礼します。」岡本さんとフィアンセの真美さんが見舞いに来てくれた。「あかりちゃん。大丈夫、昨日、澪ちゃんから聞いてビックリして馳せ参じました。真美も一緒です。」岡本は星璃の顔を見て優しく微笑んだ。「あかりさん。大丈夫?昨日聞いてビックリしちゃた。これ、お見舞いの花、花瓶ありますか?」真美が星璃の顔を見て優しく微笑んだ。「看護師に言えばかしてくれっから。澪ちやんナースステーションに行ってみ!」根本さんが澪の顔を見た。「こちらがラーメン裕之の社長の岡本裕之さん。こちらがフィアンセの葛城真美さん、宜しくです。」星璃が4人に紹介した。病室が明るくなった。澪が帰って来た。花瓶を片手にもっていた。「私、生けるね。」澪が言ってベッドサイドで生け始めた。

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