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R&Bのリズムで殺れ YOU&I  作者: やましたゆずる
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第四十〇章 くのいち四姉妹 星璃の病気が見つかる

祝勝会は中止になった。星璃の調子が悪くなった。胃が痛いと言いだした。そのまま病院に行ってもらった。4人は病院に入った。緊急扱いにしてもらって並ばずに観てもらえた。血液検査から尿検査胃のエコー胃カメラMRI、CT.、検査を受けた。内科の先生が来た。「沢井あかりさん。内科医の山田恵美子です。検査結果、胃には異常はありませんでした。でも胃はだいぶ荒れてます。味の濃いもの食べましたか?お薬出しておきます。でもこの検査で重大な病気が見つかりました。乳がんです。左胸にシコリあるの気づきませんでしたか?小指大の大きさです。手術いたしましょう。早い内にやりましょう?」山田は星璃の目を見た。「大丈夫なんでしょうか?」星璃は不安な顔をして山田を見つめた。「早い内に切りましょう。」山田は星璃の目を見て優しく微笑んだ。「まだ、切って悪性か良性か調べます。ステージ0だと5年生存が100%可能ですがステージ4になると40%切ります。沢井さん明日来れますか?緊急手術しましょう。」山田は星璃の目を見て微笑んだ。「来れます。何時でも。」星璃は山田の目を見て優しく微笑んだ。「明日、来れますか?午前9時に予定しておきす。」山田は星璃の目を見つめた。「検査結果によっては長期入院もありえますのでご家族の方付き添いでご来院ください。最低一日の入院は覚悟してください。」山田は星璃の目を見た。「妹でもよろしいですか?夫は小笠原なので来れません。」星璃は山田の目を見た。「構いませんよ。」山田は星璃の目を見た。診察は無事終わった。が皆にどう伝えるか悩んでいた。診察室を出ると3人が待っていてくれた。星璃は3人の顔を見てホッとし、笑みが溢れた。「お姉ちゃん。大丈夫だった?心配したよ。」小春が星璃の目を見た。「胃は大丈夫!食べ過ぎらしい。でも、乳がんが見つかったゃた。明日、手術だよ、誰か休める?付き添い頼みたい。」星璃は3人の顔を見た。「乳がん。嘘でしょう?私学校休むよ。」澪が星璃の目を見た。「触ってみる。左のココ、シコリあるでしょう!」星璃は3人の目を見た。3人は人目も憚らず星璃の左胸を触った。「アッ本当だシコリがある。また小さいけど。」小春が声にした。「でも、ラーメン食べ過ぎのおかげね。早期発見でよかったよ。」純麗の一言に場は和んだ。皆から笑みが溢れた。「先生が言うにはステージ0だと5年生存率100%でステージ4だと40%切るとの事だ。」星璃は皆の目を見た。「後は明日の結果次第た。」星璃は笑顔で皆の顔を見たが不安だらけだった、4人は病気を後にした。車に乗った。「バチ当たったかなあ?結構な数の人間殺してっかんな?」星璃は開口一番、不吉な事を口走った。「そんな事言ったら私達も一緒たよ。」小春が口にした。「お姉ちゃん。隆志さんに連絡しなきゃ?」小春が口にした。「隆志、大事な話があるんだけど、今、大丈夫?電話が通じたって事は、船に乗ってないんだね、私、癌だって、今病院の帰り、胃が痛くて色んな検査をしたら見つかった。アンラッキーかラッキーかわからんけど?明日、手術で病理検査で良し悪しが決まる。」星璃は明るく話した。

「月イチの漁協当番の日で一日漁協に居る。あかり、大丈夫なのか?そっち行くぞ。」隆志は、ビックリした声で明るく振舞った。「来てもらえるなら嬉しいけど?仕事は?」星璃も隆志の言葉に嬉しさを出した。「仕事より、あかりの方が大事だ!明日の船に乗る。お義母さんも連れてく。」隆志は星璃に男気を見せた。「悪いね。ラーメン修業は終わったよ。これからって時に!悔しいよ。隆志。」星璃は半ベソをかいていた。「バカ!泣くな。あかり、駄目だと決まった理由じゃないたろう?明日、船に乗る。明後日、会おう。」隆志は星璃を元気付けた。「お義兄さん、なんだって!」小春が聞いた。「明日の船に乗るって!タクシーで私のマンションに来てもらうわ!」星璃が言った。「お姉ちゃん。私が迎えに行くよ。」澪が手を上げた。「私、大学辞めようと思って居るんだ。だから休むから私が行く。」澪が急に胸の内をぶち込んで来た。「何、あんた、大学辞めたいの?」星璃が後を振り返りビックリした顔で澪の目を見た。「やりたい事が出来たの!北海道のヒグマ退治、猟友会に入っておじいちゃん達を助けたいの一日8500円で働いていればんだよ。あの人たち、知事からはもっと安くするなんといわれちゃて、私に出来る事ないかなあって!私これでも全国区だから似顔絵シャツとか販売して盛り上げげたいの、何も知らない人達から苦情の嵐だって可哀想だから殺さないでって?幼稚園かよ。相手は熊だよ。言葉わからない猛獣だぞ!そう言う無責任の人達の近くに熊を連れて行きたいよ。そう言う事、私北海道へ行く。」澪は決意を語った。「でも、大学出てからでも出来るよ、オリンピックで金メダル取ってからでも遅くないじゃん。よく考えよ。金メダリストのマタギなんていいじゃない?あんたらしくて!それなら賛成よ。大学は卒業しなさい。」星璃が説得した。「お姉ちゃん。私も会社辞めたいの専業主婦になる。この子の為に」今度は純麗がお腹を摩りながら言った。「それは、賛成よ。あんた、お金持ってるし!」星璃が言葉にした。「お姉ちゃん。」小春が何かを言いかけた。「今度はあんたは何よ。」星璃は小春の横顔を見た。「私、警備部の山南さんと上手く行ってるのソーセージ食べたわよ。それも特大!顎が痛かった。」小春は星璃の横顔を見た。「めでたい話じゃねえか!ソーセージ食ったか!そうか、でかした!」星璃は笑って大喜びした。皆も喜んだ。車の中はおおいに盛り上がった。星璃の癌の話は忘れていた。次の日、澪が星璃のマンションに迎えに来た。とりあえず一日分の入院道具を揃え持った。パジャマ、タオル歯ブラシ下着、バスタオル、化粧品など。病院に向かった。8時に着いた。すぐ診察室に呼ばれ隊長などを聞かれ血液検査をした。心電図も取った。看護師に案内され病室に入った。「今日はこちらのお部屋に泊まっていただきます。入院手続きとかは澪がしてくれていた。315号室個室だ。澪が気を聞かせて個室にしたのだった。澪が部屋に入って来た。なかやか言い部屋じゃん。暫くすると看護師が手術着を持って来た。皆手伝って着替えさせた。澪は荷物をロッカーに入れた。手術30分前に看護師が来てベッドごと星璃を手術室へ入って行った。澪は外で待った。すると手術中の赤のランプがついた。いよいよ始まったかと澪は思いスマホをいじり出した。スマホ使えるんだと思った。フリーワイファイが完備されていた。2時間くらいで終わって出て来た。胸には包帯が巻かれていた。「とりあえず病理検査に回しました。1時間くらいで結果が出ます。病室まで私がうかがいます。まだ、声かけてもわかりませんよ。麻酔が効いてますから。目が覚めるまでICUに入ります、」山田先生は澪の目を見ながら淡々と話た。澪も星璃のベッドの後をついて行った。ICUに初めて入った。殺菌服を着せられた。重症患者がズラリと寝ていた。澪は横目で見た。(スマホ禁止)の貼り紙を見た。30分くらいしたら星璃が目を覚ました。「あれ!澪、ココ何処?」星璃は言葉を発した。「ICUだよ。お姉ちゃん。めがさめないから、とりあえずココへ入ったのよ。30分前くらいに手術は終わってたわ。結果がもうすぐでるはず。胸痛い?」澪は星璃の目を見た。「沢井さん、気がつかれましたか?部屋に戻りましょう!」看護師が声をかけて来た。ベッドのまま部屋を出て315号室まで戻って来た。「澪、お水飲みたいよ。」星璃が澪の目を見た。「わかった!看護師さんに聞いて見る、」澪は星璃の目を見た。部屋を出るとナースステーションに寄って水をのんで良いか聞いて自動販売機でミネラルウォーターを5本買って部屋に戻ったら山田先生が丁度部屋にはいつて来た。澪はミネラルウォーターを冷蔵庫へ入れて1本だけキャップを開けて星璃に手渡した。山田先生がベッドサイドの椅子に座った。「沢井さん。病理検査の結果ステージ0でした。後はホルモン剤と抗癌剤治療に移ります。入院していただいても、通院でもどちらでもかまいません。私は立場上、入院をお勧めいたします。ココは個室ですから費用がかかります。大部屋でもよろしければ用意できますよ。」山田先生は星璃の顔を見た。「入院します。賑やかな方がいいので大部屋にお願いします。」星璃は山田先生の目を見た。「その方が賢明です。早く見つかって良かったです。ステージ0で若いから進行も早いですし。」山田先生は星璃の目をみて微笑んだ。「入院延長手続きと部屋変更手続き、すぐにして下さい。埋まってしまったら不味いので。妹さん窓口まで私も一緒に行きます。」山田先生は星璃の顔を見た。二人は部屋を出て行った。窓口で手続きを終えた。「先生、有り難うございました。」澪は山田の目を見て頭を下げた。「もしかして、澪さんってビームライフルのオリンピック強化選手の望月澪さんでよろしかったでしょうか?テレビで見ました。そう、沢井さんの妹さん。」山田は澪に握手を求めた。「澪さん、私はこれから外来の診察があるので失礼します。夕方に顔を出します。」山田は階段を上がって行った。エレベーター使えばいいのにと思いつつソレ以上は詮索しなかった。澪が部屋に戻ると看護師2人が部屋に居た。「沢井さん。引っ越しです。303号室です。」澪はロッカーの荷物をまとめ手に持った。303号室5人部屋に移った。先輩患者の話ではこの病棟は癌の患者しか居ないの事。「私は胃癌だの、乳がんだの、子宮癌だのと病気が多彩だった、」星璃は面白そうな人達で胸を撫でおろした。「新人さんは何処の癌だ!」一番奥に寝ているおばあちゃんが聞いて来た。「頭の癌」と星璃が言うと爆笑になった。「ここに居る全員そうだぞ?」おばあちゃんが言うと爆笑が止まらなかった。「面白い姉ちゃんが入って来たね。」根本と言うばあさんが隣の山根さんと言う若い姉ちゃんの顔を見合わせた。「私、沢井あかりともうします。今日からお世話になります。こっちが妹の澪です。病名は乳がんです。」星璃は皆の顔を見た。「あれ!妹さん何処かで見た事あんだよな。」内藤と言うおばちゃんが澪の顔を見て囁いた。「そうだ!鉄砲のオリンピック強化選手の望月澪だ!ココのテレビでこの間、やってた。」内藤が叫んだ。「宜しく」澪は皆に頭を下げた。


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