第四章 くのいち四姉妹 ありさの葛藤と殺しの方法
朝、星璃は、頭が痛くて起きた。残りのお酒すべて、星璃が空けたのだった。かろうじて、ワインボトル半分が残っているだけった。「はああ!やっちまったなぁ!私の悪い癖。調子こいて飲んじゃうんだよな。」星璃は、頭を押さえて独り言を発した。「おはよう。」星璃の独り言に皆も起き始めた。「どうした。お姉ちゃん。頭痛いの、あんなに言ったのにシュポシュポ酎ハイ缶開けてグビグビ飲むからよ。当然の報いだわ。」小春がベッドの上から下に寝ていた、星璃の顔を見て、小言をネチネチ言った。「あんたさぁ!小姑か!朝からガミガミ。昨晩は楽しかったね。の一言が言えないのかねぇ!まったく!」星璃は、ちょっと不機嫌な顔を見せた。「お姉ちゃん。飲んで空けた缶、整理しておいてよね。テーブルの上見て、ヒデェから。」小春の小言は止まらなかった。「わかった。わかった。オヤスミ。」星璃は、そう言うと二度寝に入った。「おはよう。」澪が起きた。「小春姉さん。今、誰かと話してた?」澪もベッドの下から上の小春の顔を見た。小春は、寝ている星璃の方を首で指した。「あかり姉さんか?また寝ちゃったの?私も寝よ。」澪はも二度寝に入った。小春も二度寝に入った。純麗が起きてテーブルの上の缶を缶捨て用の袋に入れ始めた。缶のぶつかる音がしてみんな起き始めた。「ごめん。起こしちゃた!テーブルの上が酷い事になっていたから、つい手が出ちゃって。」純麗がぬぅーと起きた星璃に声をかけたが星璃は、布団を頭まで掛けて三度寝に入った。純麗は手を止めなかった。燃えるゴミは、燃えるゴミ専用にまとめて入れていた。食器類コップ類は、キッチンのシンクに入れた。純麗は、ワインの残りをコップに注ぎ、チビチビ飲みながら作業をしていた。そこに澪が起きて、作業の手伝いに入った。二人が綺麗にした頃、ようやく星璃が起きた。「わりぃ、わりぃ!」星璃は、全然悪そうに思っていないかのような顔で二人に声をかけてキッチンの水道の蛇口からコップに水を入れそれを一気に飲み干した。「ああ!うめぇ!」星璃は、おっさんのような口っぷりでコップをシンクに置いて、シンクのなかのグラスやコップ、お皿をスポンジで洗い始めた。が、横を見ると自動食器洗浄機があった。「小春の奴、ずいぶん上等なモノを持ってやがる。」星璃は、ボソボソと言うとその中に汚れた食器類を綺麗に置いた。自動食器洗浄機が動き出すとその音で小春が最後に起きて来た。「おはよう。皆、有り難う。」小春は、皆に一声をかけた。小春も加わり部屋の片付けを始めた。空き缶の多さに「これ、星璃姉さんが飲んだんだよ。いつから酒豪になったの?島ってそんなにストレス溜まるの?」小春が星璃の背中に問いかけた。「ストレス溜まる。たまる。ヤル事あまりないから。ババアがうるさくて!何かとあかりさん。あかりさん。って!」星璃は、小春に愚痴っていた。「ここに来るまで島の方が良いかななんて思っていたけど、こっちの方が断然楽だわなぁ!」星璃が振り返って小春の目を見た。「あんたらは、島の人と結婚しなくて良い。お姉ちゃん間違っていた。」星璃は、皆の顔を見た。そしたら皆は首を縦に大きく頷いた。「お姉ちゃん。竹芝桟橋何時?」小春が星璃の顔を見た。「11時ジャスト。早くしないと間に合わない。今、9時か!10時にはここを出ないと間に合わない。最悪、私が車で竹芝桟橋まで送って行く。電車じゃ間に合わないから。それで良い。」小春は、星璃の顔を見た。「グッドジョブ!」星璃は、一言言って右手の親指を立てた。「電車乗らないなら昨日の洋服いらなかったな?私のこのグラマラスボディ東京の野郎どもに見せつけたかったんだがな!」星璃は、ポーズを取ったが誰も見ていなかった。「だって、あの洋服全然セクシーじゃないし、ママコーデだよ。東京では。でも、せっかく買ったんだから着て帰りなね。」小春は、星璃の目を見たが笑ってなかった。でも、姉妹全員はクスクス笑っていた。そして、片付けが終わり
星璃が昨日しまむらで買った、ママコーデを着た。「1980円には見えないなぁ!私が着ると。」星璃は、また、ポーズを取った。「本当ね。一言多いけど。」今度は、純麗が口にした。「そうね。スカイブルーのトップスと白のボトムス。お似合いですわよ。奥さん。」今度は、澪が口にした。「もう、皆で褒めないでよ。ブタもおだてりゃ木に登るてか!」星璃は、自分で言って自分でうけていた。「お姉ちゃんさぁ、お笑いのセンスあんのかな?いつも一人乗り突っ込みしてるから。皆、面白い?一人でやるぶんならいいか!」小春は、星璃に向かって、また、毒舌を吐いた。「面白くない。」澪が小春の顔を見た。「そうだよね。一般受けしないか?」小春は、澪の目を見た。「ソロソロ準備出来た!よ。小春、送って。お願い。皆も来れば。どうせ暇なんでしょ!見送ってよ。皆。」星璃が皆の顔を見た。「いくよ。皆行く!」小春が皆の代弁をした。皆でマンションを出た。オートロック式のマンションだった。車まで歩いた。「お姉ちゃん。忘れモノはない?」小春が確認した。お義母さんへの服の袋、自分が着て来た、服の袋、サーロインステーキが入った保冷バッグ。星璃は、全部確認した。ガラガラバッグは借りなかった。電車じゃないから。理由はそれだけ。皆、車に乗った、車が駐車場から大通りに出た。小春は、竹芝桟橋までの道は知っていたのでナビは使わなかった。「皆、昨日さぁ、kとの会話の中で今回の殺しのアイディアが見つかったんだけど皆にひと肌脱いでもらわなきゃいけない。4人をハニートラップにカケルんだけどkの案のように家具、特にベッド付きの新築分譲マンションを探さないといけない。皆、偽装カップルなって貰って、内覧会に出向いてほしいんだ。そこで一人女の子が足りないからkに頼んで探してもらって頭数揃えて乱交パーティ始めちゃうの、男って始めちゃえば止まらないからこっちのもの!って事。それでグロッグ銃で一人ずつ殺る。または、澪にも待機してもらって狙撃する方法。4人を集めるのはkの発案通り財務官僚との対談って事が表向き。一つだけ困った事があるんだ、私、人妻になちゃたから隆志が他の男に抱かれるの認めてくれるか心配なんだ。」星璃は、皆に熱く語った。「別にハニートラップしなくても良い案件じゃない!」小春が運転しなが口にした。「私がしたいだけなのよ。ターゲットの中にイケメンの人がいるから、キャシャで童貞っぽい女と付き合った事ないって言ってたから美味しいそうで。ワハハハ!」星璃は、そう言うと大きな声でわらった。「チェ!浮気したいだけか!」純麗が声を出した。「お姉ちゃん。エッチ大好きなんだね。」純麗が、また、エゲツナイ質問を投げかけた。「うん。好き、好き、大好き!だって気持ちが良いもん。」星璃が、後を振り返って純麗の顔を見てウインクをした。「お姉ちゃん。大丈夫?」澪がボソリ口にした。「何よ。あんただって、ダンサーの姉ちゃんとちちくりあってるクセに!だって、気持ち良いだろ?」星璃は、澪の目を見て言い過ぎたと思って、手でゴメンの合図をした。「私は、経験ないけど女同士ってツボしってるから気持ち良いって言うの聞いたことあるよ。あんたもそっち派なんだね。もう、辞められないでしょ?お姉ちゃんもいっしょ。男辞められない。納得してね。」星璃は、澪の目を見て悟りを説いた。そうのこうの言っているうちに竹芝桟橋の駐車場に着いた。全員降りて船乗り場まで来た。星璃は、チケットの予約が済んでいたのでそのまま船に乗った。星璃は、船のデッキに出て、皆の姿を探した。「お姉ちゃん。バイバイ!」三人は手を振っていた。
父島に付くのは24時間後だった。船の中は暇である。船の中のワイファイの状況は、駄目なので、星璃は、ベッドでゴロゴロしていたがそうもやっていられない、隆志の事を考えていた。隆志を仕事のメンバーにする事は辞めようと考えていた。星璃は、それだけは強く心に思っていた。ハニートラップの件は、仕事の作戦の一つだから呑んでもらおうと考えていた。やらない作戦も考えた。そうすると狙撃しかないか?◯◯総理時は、向こうが考えた作戦だったよな?今回も向こうの作戦通りでも良いちゃ良いだよな。上手くいったし。何処かに閉じ込めて4人まとめて一撃がいいかなぁと思う。何処か誘いこんで公然で一人ずつも良い。ビルの屋上とか有りだな!映画のように駅のエスカレータとか?コッチは見つかるリスク大だ。「まだ!時間はあるけど早く決めたい。おちつかない!」星璃は、思いついた事片っ端から考えた。「今回も澪頼みだな!」星璃は、澪の顔が出てきた。「第一案、kの作戦。第二案、ハニートラップ。第三案、各個撃破。公然で。」するとステーキの入った保冷バッグが目に入った。昨晩、皆焼いて食べたのかな?全然覚えてなかった。皆、私にご馳走様でしたの一言もなかった事にも気が付いた。酔っ払ってたからわすれたのかな?などと思い出していた。でもうちらの姉妹は仲が良いなぁと考えいた。スマホを見てもアンテナ0だし、ワイファイもマークついてないやらで手持ち無沙汰になった。島では両方使えるのに洋上じゃ使えねえのかよ。と思っていたらドアのノック音が聴こえた。「あっ!先程は失礼しました。飯でも食べません?」部屋の前でぶつかった兄ちゃんが食事に誘ってくれた。「こちらこそ、二日酔いでボォーとしていたので!是非、私なんかで良いんですか?オバチャンで!」星璃は、若い可愛い兄ちゃんがラッキーと思いつつ、少し照れ笑いした。二人は食堂へ向かった。二人でご飯を食べている所へ星璃の知り合いのおっちゃんが声をかけて来た。「あっ!おめえ、沢井さんとこの若奥さんじゃねえか?若い兄ちゃんと飯なんか食って、浮気か!隆志さんに言っちまうぞ!東京の帰りかあー!」漁協の銀次さんだった。「そう、若いツバメ。可愛い兄ちゃんでしょ!立花清君トラベラー。島に着くまで暇だからひとつになっちゃおうかななんて思っていたんだよ。嘘だけどそうだったらとっくにつながってるわ、こんなとこきちゃいないよ顔晒さないよ。こちら漁協の主任の桐谷銀次さん。宜しくね。」星璃は、あいかわらずの調子で誤魔化した。「銀次さんこそ、東京の女とこの帰りか、それとも吉原のお風呂の帰りだな。」星璃は、銀次の目を見てニヤニヤした。「おめえ!鋭いなあ!ズバリ当てやがった。風呂上がり。」銀次は帽子をとって照れ笑いを見せた。頭は禿げていた。「お風呂は楽しかったかぁ!マットプレイとかしてきたんじゃね。ヌルヌルツルツルでよかったなあ!おっちゃんのスケベ!ムスコの方は元気ですかー!」星璃は、銀次の股間に向かって吠えた。「相変わらず、オモロイ女だな、参った、参った。」銀次は、ニヤニヤしながら食堂の椅子に座った。一人だった。「おっちゃん。私の脇座んなよ。遠慮はいらねぇぜ!」星璃は、銀次の目を見て、隣の椅子をポンポン叩いた。「二人の邪魔じゃないか?」銀次は、二人の顔を見た。「良いんだよ。私達さっき会ったばっかりなんだから。私が二日酔いと船の揺れで兄ちゃんにぶつかっただけなんだから。」星璃は、頭をかいて、銀次の目を見た。「あかりちゃんはなぜ、東京へ行ったんだ。」銀次が星璃の目を見た。「妹達と会っていたんだ。1年ぶりに。」星璃は、銀次の顔を見てニヤリ笑った。「そうだ、あんた、四姉妹だったよな!皆、綺麗だって聞いたよ。」銀次は星璃の目を見て微笑んだ。「あかりちゃん。それ、何食ってんだ。豚のロース生姜焼き定食だよ。」星璃は、銀次の目を見た。「俺もそれにすっか!」銀次は星璃の顔を見た。暫くするとそれが運ばれて来た、三人は一緒にパクついた。「うめえなぁ!」銀次が星璃の顔を見た。「うんだな!」星璃が頷いた。二人を見て清は、ニコリ笑った。こういう時の星璃は、スナイパーの顔に見えない。オンオフをはっきり分けていた。「あかりちゃんとこうして話すの初めてだな!新鮮だな。」銀次は星璃の顔を見た。「うんだな!」星璃は銀次の目を見て笑った。「よく見ると良い女だべ!吉原の姉ちゃんとどっちが綺麗だ。おっちゃん。」星璃は、銀次の目を見て微笑んだ。「あかりちゃん、カカアには内緒にな!頼む。この通り。」銀次は、星璃に手を合わせた。「銀次さん。ただじゃないよ。」星璃は、テーブルの上に右手を出してお金を要求するようなポーズを見せた。「そんな、殺生な!」銀次が困った顔をした。「ここの支払い頼む。」星璃は、右手でテーブルの上を一周回した。「わかった!手を打とう!」銀次は星璃の目を見てニヤリ微笑んだ。「銀次さん。さっきの答え聞いて無いんだけど!私と吉原の姉ちゃんどっちが綺麗の答えだよ。それによっては、条件かかわるんだけどな?」星璃は、銀次の顔を見てニヤリ微笑んだ。「また、また、あかりちゃんとに決まってんだろ!恥ずかしいから言わせんなって!」銀次は星璃の目を見てニコリ笑った。「うん。わかりゃいいんだ。ここの勘定は、私が払う。隆志も世話になってるしな。」星璃は、銀次の目を見てニコリ笑った。テーブルの上の伝票を素早く取ってバッグに入れた。「ご馳走様でした。」三人は、手を合わせた。「おっちゃん。部屋に帰ってもヤル事のねえだろ?コーヒーでもおごれや!ここでおしゃべりしてこ!おしゃぶりじゃねえからな!間違えんな!おちゃんのムスコ出されても困っちまうし。」星璃は、銀次と清の目を見て笑った。「あかりちゃんにはかなわんな!」銀次は、星璃の目を見た。「なぁ!あんちゃん。コーヒー3つ頼んで来てなあ。」銀次は清の目を見た。清は、立ち上がってウエイトレスに一言二言話すと帰って来た。「今すぐ出ますからお待ちください。の事でした。」清は銀次の目を見て話した。暫くするとウエイトレスかコーヒーを運んで来た。「なんか、スィーツでも板巻きますか?僕がおごります。」清は二人の目を見た。「あんちゃん。気が利くんじゃない。食べるよ。有りかとな。」銀次は、そういうと星璃とデザートのメニューを確認した。「私、しょーとケーキ、わしも同じもの」星璃と銀次は清の目を見た。「それじゃあ!頼んで来ます。」清はまた、席を立ってウエイトレスに一言二言話して席に帰って来た。暫くすると、ショ〜トケーキが3つ運ばれて来た。「銀次さん。最近の水揚げはどーよ。」星璃が銀次の目を見た。「あまり、かんばしくないなあ!魚が採れない。」銀次も星璃の目を見て下をむいた。「景気悪い話は辞めよう。」星璃が銀次の顔を見た。「清青年は学生さんか?」銀次が清の目を見た。「いえ、ちがいます。会社員です。スーパーの精肉担当です。毎日お肉コーナーのお肉をパック詰めしたり加工してます。ひき肉なんかも機械で作るんです。肉を薄くスライスしたり、スライサーって機械があって、切り方、盛り付け方も重さもちゃんと決まってるんです。ソーセージやハムの管理も精肉担当です。加工品といいます。いろいろ大変です。今回は、有給を頂いて、小笠原諸島めぐりです。ツアーです。」清は、二人の目を見た。「ツアーなら間違いない。良い所全部連れてってくれるから。良い所だぞ!小笠原諸島は!楽園だぞ!コンビニ、スタバはないがな。」銀次は、ついピーアールをした。「私は、一年前本土から島に嫁に来たんだ。島も良いけど、今回東京へ里帰りして東京の良さもわかったつもりだよ。」星璃が清の目を見て微笑んだ。夜11時を過ぎて、おがさわら丸は、父島に着いた。「銀次さん。清さん。楽しかった。良い時間潰しになったよ。清さん。ツアーたのしんでね。それじゃ」星璃は、清と別れた。星璃と銀次はタラップを降りて行った。「あかり、お帰り!あっ!銀次さんも一緒だったんすか?お帰りなさい。」隆志が迎えに来ていた。銀次と二人で降りて来たのでビックリした。銀次さんの奥さんも迎えに来ていた。星璃と降りて来たので奥さんは変な勘違いを頭の中で巡らせていた。星璃と東京で合いびきしていたと思ったらしい。後日騒動が起きた事に違いはない。「隆志、ただ今!帰還した。グッドジョブ!」星璃は、隆志の目を見て微笑んだ。「あかり、銀次さんと一緒だったんだ。何処行ってたんだ!」隆志は、星璃の目を見た。「食堂で一緒になって生姜焼き定食を三人で食った。」星璃は、隆志の目を見た。「三人?後誰!ツアーの清って兄ちゃん。ぶっつかったキッカケではなすようになってな!アハハ!」星璃は、隆志の目を見た。「銀次さん。何処へ行ってたか聞いたか?」隆志は、星璃の目を見た。「漁協組合の会合って言っていたよ。アハハ!」星璃は、嘘を悟られまいと笑って誤魔化した。「会合なんて嘘だよ。そんな話聞いてない。大概に吉原でも行ったんじゃないか!」隆志は、星璃の目を見た。星璃は微笑みを浮かべ、目でそのとおりと伝えた。「そうなのかな!なにも詳しく聞いてない。当たりと言いたくしかたなかったがグッと堪えた。」星璃の目は笑っていた。「隆志、これ!お土産、A5ランクの和牛サーロインステーキだよ。後お義母さんに洋服。」星璃は、隆志の顔を見て微笑んだ。「早く家に帰ろう。」隆志が星璃の顔を見た。二人は軽トラに乗った。保冷バッグの中を見たらステーキソースまで入っていた「うわあ!小春の車と雲泥の差だな、こりゃ!小春有り難う。」星璃は、心の中で思って、ステーキソースを入れてくれた小春に感謝した。家に着くとお義母さんが居間に居た。お土産の洋服を手渡した。「これ、お義母さんに私とお揃い。色ちがうけど。こっちは、A5ランク和牛サーロインステーキ。値段貼ってあるけど気にしないで。明日の夜食べよう。」星璃は、お義母さんの目を見た。お義母さんの目は笑っていた。確かに!