第三十四章 くのいち四姉妹 ターゲットの隠れ家へ
星璃のラーメン修行一週間に入っていた午後、近藤から電話が入った。「行方不明だった、石井絵麻が見つかった。実家の茨城県土浦市に居る事を確認した、仕事は土浦市の歓楽街でソープランドのキャストをしている。横田は不明。先に石井絵麻を始末してくれの事だった。報酬は一億円。」それで電話は切れた。星璃は師匠に「3日程休ませてと頼んだ。石井絵麻の動きを探る為だ昼間は星璃と純麗が、夜は澪と小春が見張った。」その日は日曜日に来た。石井絵麻は横田庄司と会っている事がわかった。土浦市では有名な蓮の田んぼの中のラブホ街の洒落た名前のラブホで会っている事を夜班の小春が見つけた。石井絵麻は日曜日は早朝の勤務を終えると昼間はパチンコに勤しんでいた。夕方6時から毎週日曜日に横田と会っていた。4人は.星璃のマンションに集まって、作戦を考えた。もう、盗聴器の心配も要らなかった。「近藤からは本来一緒に居るところを殺ってくれと言われてる、でもラブホの中に入って撃ちぬくのはリスクが大きい避けよう!」星璃が口火をきった。「あのホテル駐車場に監視カメラが入口全部にある。出入りも多い!だからホテルじゃ決行出来ない。」小春が詳しく調べた。「6時に二人は必ずホテル近くのパチンコ屋で待ち合わせている。狙うならそこの駐車場がベストかな?後はホテルを出た後かな?パチンコ屋の駐車場に戻る。そこかな?」澪が皆の顔を見た。「それでは、行為の後にしてやるか?スケベ野郎、私達からの情だな。決行は来週日曜日!決まり。」星璃は皆の顔を見た。「近藤さん。こんばんは。あかりです。石井と横田の合流地点発見しました。決行は来週日曜日です。土浦市の◯◯というパチンコ屋の駐輪場です。クリーナー班の派遣お願い致します。」星璃は近藤に電話した。「報酬は二億円だな。あかりさん。今日はパチンコ五万円買ったぞ!二億円と比べたら端金だがな私には楽しくて、楽しくて!」近藤の声は弾んでいた。「おめでとうございます。また、海ですか?」星璃は話に乗って上げた。「嫌、違う、エヴァンゲリオンだ!ラーメン店の修行は上手く行ってんのかね?クリーナー班の手配任せておけ。」近藤はずっと上機嫌だった。「修行は上手く行ってます。今度食べに来て下さい。」星璃は近藤をラーメン店に誘った。「皆、御苦労様でした。多分この仕事が最後なら良いけど!飲もう!冷蔵庫の中に酒あるから好きに取って来なさい。」星璃は皆の目を見て優しく微笑んだ。「あら!お姉ちゃん、冷蔵庫の中酒しか入ってないわよ。ツマミもないか?食事はラーメン店ですんじゃうからな!」星璃は皆の顔を見た。「お姉ちゃん。太ったんじゃない?ラーメンばっかり食べてっからだよ。少しセイブしたら。」小春が星璃の目を見た。「私もわかっているんだよ。でも、食わないと味がわかんないから、せめて、大盛りやめるよ。」星璃は皆の目を見て宣言した。「酒、飲もう!」星璃が皆を見た。「プロージット!」皆が叫んで酒をぐいっと飲んだ。「あかりか?隆志だけど、ラーメン店の修業は?来週、そっち行くから。あかりの肌にも触れたいしな。ご無沙汰だからな月曜日に出るから火曜日の深夜だなそっち着くの!迎え頼むよ。お母さんも一緒だから。土産はいつものでいいか?」隆志は明るい声で話した。「マグロ、ラーメン店の師匠だけでいい、皆ココに居るから、食べるか聞いてみるマグロ食べる人手をあげて!いち、に、さん。皆食べるって!だから4人分お願い致します。楽しみに待ってるよ。」星璃も嬉しさを隠しきれなかった。「皆、隆志とお義母さん来るってよ。小春、布団貸してくれ!今日このまま置いといてくれ。」星璃は小春の顔を見て優しく微笑んだ。「車も貸してあげるし!」小春が星璃の顔を見て優しく微笑んだ。「有り難う。その前に裏切り者を殺る!」星璃の目の色かわ変わった。その日は皆、就寝した。次の日、6時に星璃のスマホが鳴った。朝ごはんはトーストとコーヒーだった。姉妹の定番だった。簡単だから。皆シャンプーを浴びて買ったばかりのダイニングテーブルに座ってトーストを食べとコーヒーを飲んだ。昨日着て居た服を着た。布団はそのまま敷きっぱなし。使った食器、カップ。はそのまんま、3人は駆け足で出て行った。星璃はまだ余裕があった。10時に店に行けばいい。ラーメン裕之は11時開店明け方5時の営業った。星璃は皆が出て行った後、布団をたたんでクローゼットに入れた。食器を自動食器洗浄機にぶち込んだ。凄い音と振動がした。コーヒーを淹れて椅子に座った。飲み終わるとシャワーを浴びた。ユニクロで買った、下着をつけシャツパンツを履いた。アウターを羽織った。電動アシスト自転車に飛び乗って、飛ぶように走ってラーメン裕之に着いた。お店は開いていた。裏口から入ると師匠が「おはようございます。」「おはようございます。」二人の目が会ってニコリ微笑んだ。「先週は休んでしまいもうしわけありません。」星璃は、師匠の目を見て微笑んだ。「いいんだよ。好きにやすんでもらって!見習いなんだから。今日から三週間目だな!よく頑張ってついてきた。偉いぞあかりちゃん。」師匠は星璃の目を見て微笑んだ。師匠が初めてあかりって呼んだ。星璃は驚きを隠せなかった。星璃は毎日のルーティンの調味料の交換と店の掃除から始まった。「あかりちゃん。準備終わったらコーヒーでも淹れてくれないか?話したい事がある。」師匠は星璃の目を見て微笑んだ。外を履いて暖簾と登りを出すとコーヒーを淹れた。師匠専用のマグカップを師匠の前に出した。星璃専用マグカップを自分の前に置いて師匠の隣に座った。「あの、この間話した、製麺の事だか、品川に学校があった。授業料はバカ高いが行く価値はあると思う?一週間だ。行って見るかい?申し込んでおく。」師匠は星璃の目を見て優しく微笑んだ。「うん。行きます。」星璃は一つ返事をした。「来週、旦那とお義母さんが顔だすそうです。宜しくお願い致します。後、言いづらいのですが日曜日休ませてください。」星璃は師匠の目を見て頭を下げた。「小笠原からわざわざ来るのかい?御苦労な事で。」師匠は星璃の目を見た。「来る理由は簡単なんですが、あっちの方が溜まっちゃて爆発すんぜんだとかで私もですけど。」星璃は師匠の目を見てニヤリ笑った。「結構、島の男性は吉原にシゲシゲと通ってるんですよ。」星璃は師匠の目を見てニヤリ微笑んだ。そこへまだ、営業時間外だがお客が入って着た。「まだ、準備中」星璃がそこまで言うと「あかりちゃん。いいんだ!入れてあげてくれ!」師匠が星璃の目を見てニヤリ微笑んだ。「いらっしゃいませ!」星璃がお客の顔を見て頭を下げた。「いらっしゃいませ」師匠も続けた。「醤油豚骨チャーシュー麺と餃子。」お客は横柄な態度で注文した。「醤油豚骨チャーシューと餃子ですね。」星璃が復唱した。「あいよ!」師匠が返答した。「あかりちゃんあがったよ。へいお待ち!」師匠が声にした。「お待ちどうさまです。」星璃がお客の前にラーメンと餃子を置いた。「いただきます。お姉ちゃん綺麗だね。こんな時化た店で働かないでもっと良い所紹介してやるぞ。」男はニヤニヤしながら星璃の目を見てお尻を触った。「お客さま困ります。そういうお店ではありません。」星璃は男を睨み付けた。「あかりちゃん。この人は坂東組の前島さんと言うお方だこの辺を取り仕切っとる。勘弁してなあ。」師匠は星璃の目を見て困った表情を見せた。「師匠、ヤクザならなんでもしていいんですか?私は違うと思います。」星璃はグッと堪えた。がちょっと無理だった。前島はラーメンを食べ終えた。「ご馳走様でした。」男は立ってレジの前に立った。「お会計は◯◯◯円です。」星璃は男の顔を見た。「親父、つけておいてくれ!」男は師匠の顔を見た。師匠も星璃の目を見て摂るなのサインを出した。男はカウンターの中まで入って着て師匠から茶色の封筒を受け取った。「ご馳走様。」男はゆうゆうと肩で風を切って出て行った。星璃は有り難うの言葉は口にしなかった。心の中で殺したいと思った。師匠がカウンターに座ってうなだれた。「みかじめ料払ったんすか?幾ら?」星璃は師匠の目を見て怒っていた。師匠は右手の指を3本立てた。「払わないでいい金三万も払ったんすか!師匠が寝る時間を削って稼いだ金をミスミス!ふざけやがって!豚野郎!」星璃のガマンも頂点まで達していた。個人的に殺る。ターゲットが増えたこの日からお昼の繁忙時間はラーメンを全て星璃が作った。チヤーハン餃子は師匠の手を借りた。この日も明け方5時まで付き合った。暇な時間に醤油の調合、味噌の調合、塩の調合を教わる。




