第三十三書 くのいち四姉妹 星璃都会に部屋を借りる
星璃は西葛西にマンションを借りた。小春のマンションの近所だった。とりあえず、電子レンジと冷蔵庫だけ買った。洋服、下着類はユニクロ、しまむらで揃えた。後、電動アシスト自転車を買った。マンションを借りた日に隆志から電動が来た。「あかり。マジで。そっち行っちゃうのか?寂しくなるよ。あかりが決めた事だから俺は応援するけど、物置のDVD出さなきゃな!お母さんも身体に気を付けて頑張ってと言付けもらったからな。元気でがんばばれよ。あかりちゃん!時々電話する。」隆志は寂しそうな声だった。「隆志!すまん。勝手許して、裏の仕事もあるけどラーメン店の修行もしたいんだ!そっち帰ってからラーメン店拓く!海洋調査の仕事なくなっちゃたし、暇だからラーメン店のおばちゃんになる。期待して待っててな!」星璃は寂しいなんて一言も吐かなかった。気持ちは前向きだった。星璃は自分の部屋を眺めた。コーヒーカップを片手に持ちながら、足りない物は、カーテン、ダイニングテーブルセット、スマホにメモして、電動アシスト自転車にまたがり100円ショップへ向かった。とりあえず、カーテンの長さを測るメジャーを手に取った。靴下を20足、化粧品多数、ゴミ箱、ゴミ袋、ワインのコルク抜き、ワイングラス普通のグラス、お皿、茶碗、キッチン用品などを買った。会計が終わって財布を背中のリュクに入れて背負った。割れ物はちゃんと新聞紙に包んで袋へ入れた。無造作に買った物を袋に入れて、店を出た。電動アシスト自転車の前カゴに袋をぶち込んで自転車にまたがりこぎ始めた。マンションに帰り窓の高さ幅を測った。スマホにメモし、部屋を出て電動アシスト自転車にまたがってホームセンターへと走りだした。ホームセンターに着くとまず、カーテンを見た。レースのカーテンと遮光カーテンを買った。次はダイニングテーブルセットを見に行った。気にいったものを買った。届け日の確認と手続きをし、ホームセンターを後にした。カーテンは持ち帰りにした。一回マンションに戻りカーテンを付けた。なかなか良い柄だった。次はドラッグストアでシャンプーやボディソープなどを買った。星璃はこういったお店が自転車で行ける距離にある事に感謝していた。これから、ユニクロとしまむらへと駆け抜ける。まず、ユニクロへ行った。下着を20着とシャツとパンツとトップスを何着か買った。疲れたからしまむらへはいかなかった、らーめん裕之に寄って、醤油豚骨チャーシュー麺大盛りを頼んだ。「おっちゃん。この間は騒いじゃったな!迷惑かけた。例の件、引き受けてくれるか?私、こっちにマンション借りたからいつからでもいいぞ!」星璃はおっちゃんの顔を見て微笑んだ。「沢井さん。本当にうちの味でいいのか?俺はあんたに色んな味を知ってほしいと思ってな色々調べた。ラーメン学校ってのがあって色んな味を試して自分のラーメンを作るってのはどうかと思ってよ。なんか製麺技術も教えてくれる見たいだぞ!よく考えてからでも遅くないぞ!」おっちゃんは星璃の顔を見て微笑んだ。「うちのでよければいからでも良いエプロン持って来な!金は要らん。」おっちゃんは星璃の目を見て優しく微笑んだ。「わかった有り難う!ココの味が良い!頼んだ。家の片付け終わったら来る。金取ってくれよ、」星璃の顔がパあーと明るくなった。「厳しいぞ!」おっちゃんは星璃の目を見てニヤリと笑った。「金は要らん!」おっちゃんは、怖い顔を見せた。「お言葉に甘えます。」星璃はおっちゃんの目を見て優しく微笑んだ。ラーメンが出来た。「はい!お待ち!召し上がれ。」おっちゃんは星璃の目を見て微笑んだ。「明日から来る。宜しく頼みます。」星璃はおっちゃんの目を見てニヤリ笑った。ラーメンを思いっきりすすって食べ終えた。「ご馳走様でした。」星璃は合掌した。「おっちゃん。美味かった。じゃあ明日な。頼んだ!」星璃はおっちゃんの顔を見てニヤリ笑って店を出て行った。ラーメンをたべながらネットで飲食店ユニホームを売っている店を探したカッパ橋にあった。おっちゃんのユニホームもヨレヨレだったから新しい物と思った。電動アシスト自転車にまたがると飛んで行った。電車の乗りカッパ橋まで向かった。ユニホーム店につくと沢山のユニホームが飾られていた。おっちゃんが着ていた形と同じものを見つけるとそれを2枚と色違いの黒のユニホームを7枚買った、2枚以上買うとネーム刺繍を無料で入れてくれた。白のユニホームには赤で(らーめん裕之)と胸に入れてもらった。黒のユニホームには(らーめん星璃)と白で入れて胸にもらった。星璃はもう店の名前まで決めてあった。次の日、マンション駐輪場を電動アシスト自転車で飛んで出た、ユニホームを前のカゴに入れた。リュクを背負って自転車は飛んでいた。「おはようございます。今日から宜しくお願いします。」星璃は師匠の目を見た。「師匠、これお揃いのユニホームです。着てください。」星璃はユニホームを師匠に渡した。「その師匠はやめてくれよ。てれくさかい。これ、有り難うな!」師匠は星璃の目を見た。ヨレヨレのユニホームを脱ぎ捨て、新しいユニホームに袖を通した。星璃もユニホームに袖を通し着た。二人はアイコンタクトをし笑った。「今日は教える事ないから俺の動きを良く観察しろ!」師匠は星璃の目を見た。星璃はポケットからメモとペンを出した。「バックはロッカー使いな!」師匠は星璃のバックを見た。星璃はバックをロッカーに入れに裏へまわった。星璃のラーメン店修業はこうして始まった。「まず、店の中の醤油。酢、辣油、ニンニク、豆板醤をそこの新しいやつと交換してくれ。今日からお店終わったら、沢井さんが足して新しいのを作って帰ってくれ!頼んだぞ。新しいのはそこの棚に入っている。」師匠は星璃の目を見た。「はい…わかりました。」星璃は大かな声で返事をした。「いらっしゃいませ。」星璃は大きな声でお客様を迎えた。本日、一番最初の客だった。「大将、綺麗な奥さんいたんですね。」お客が大将の顔を見てニヤリ微笑んだ。「私の妻ではありません。私独身ですから!今日から見習いの沢井さんてます。宜しくお願いします。」大将は客の目を見てニガ笑いを浮かべた。「宜しくお願いします。ご注文はいかがしますか?」星璃もお客に向かって頭を下げた。「塩豚骨チャーシュー大盛り。」男性客は星璃の顔を見た。「師匠、塩豚骨チャーシュー大盛り1丁!」星璃が復唱した。「あいよ!」師匠が返事を返した。「上がったよ!塩豚骨チャーシュー大盛り!」師匠がカウンターの中から星璃に伝えた。「お客さま、塩豚骨チャーシュー大盛り出来ました。お待ちどうさまです。」星璃がお客の目を見て微笑んでお客の前に出した。「いただきます。」お客はラーメンをすすった。お昼のピークには20人程のお客様が入っていちじは賑わった。ラーメンの作り方、餃子の焼き方、チャーハンの作り方を一通り見る事が出来た。二人の賄の時間が来た。「沢井さん。何食べたい?好きな物どうぞ?でも自分で作るんだ。」師匠は星璃の目を見た。「チャーハンが食べたい。」星璃は師匠の顔を見た。「俺は醤油豚骨チャーシューを頼むよ。」師匠は星璃の目を見た。星璃はメモを見ながら醤油豚骨チャーシューを作った。師匠は後から見て頷いた。「よし!ちゃんと出来てる!もの覚えが早い。」師匠は、星璃の顔を見て微笑んだ。「はい!一丁あがり、お待ちどうさまです。」星璃は師匠の前にラーメンを出した。最初スープを味わい麺をすすった。「うん。美味い。合格点だ!上出来。」師匠は星璃の目を見て笑った。今度はチャーハンだ。師匠はカウンターの外から星璃の手つきを見て唸った。「鍋ふり上手いなあ。」師匠は感心してニヤリ微笑んだ。チャーハンも出来た。星璃はレンゲを師匠に渡して味見をしてもらった。「美味い。良く出来てるパラパラ感も半端ない。合格点だ。素質あるなあ?」師匠は星璃の顔を見て微笑んだ。星璃はチャーハンを完食した。午後はお客様もぱらぱらだったから師匠の話を聞いた。「島は天候などで船が決行する事もあるだろう。だから麺は製麺機を導入をおすすめする。うちはんかは製麺所で麺を作ってもらってる。製麺機を売っている所で製麺の指導をしてくれる。そこに行くといいよ、後で調べてみる。」師匠は星璃の目を見た。夕方になるとお客様がぼちぼち入って来た。常連のお客様が「大将、美人な奥さん居たんだね。見直したよ。」常連の市原さんが大将に声をかけた。「その人、奥さんじゃないんだ!見習いの沢井さん。こんな綺麗な奥さんいたら幸せだろうな。」師匠が市原さんの目を見て笑った。「市原さんご注文はいかがしますか?」星璃は市原の目を見て優しく微笑んだ。「ご馳走様でした。」市原は師匠と星璃の顔を見て微笑んだ。市原はお店を出て行った。入れ替わりに小春、純麗、澪、波海、拓哉の6人が来店した。「いらっしゃいませ!」星璃は皆の顔を見て微笑んだ。「こんばんは、お姉ちゃん、頑張っているか見に来た。」小春がボソッと言った。「皆何食べる?お姉ちゃんが作るからお代は私かも待つから。好きな物食べて。」星璃は皆の顔を見た。「塩豚骨チャーシューを2つ、味噌豚骨チャーシューを2つ、醤油豚骨チャーシューを2つチャーハンシェアして2つ。」小春が星璃の目を見た。「復唱します。塩豚骨チャーシュー2つ、味噌豚骨チャーシュー2つ、醤油豚骨チャーシューを2つ、チヤーハン2つ以上ね。毎度あり!」星璃は皆の顔を見て微笑んだ。星璃がラーメンを6つ作り、師匠がチヤーハンを作った。「ラーメン上がります。」星璃が
皆の前にラーメンを出した。チヤーハンも上がった。取り皿をレンゲを6つ用意して置いた。「お姉ちゃん。ラーメン美味しいよ。大将、チヤーハンも美味しいよ。」皆が口にした。皆の背中にR&Bが流れていた。そして、夜は更けて行った。




