第二十ニ゙章 くのいち四姉妹 澪のビームライフル
澪の第1回戦は終わった。たぶん、澪のファイナル進出は決定的になった。出場はもう午後までない。二ノ宮が話がしたいからと犬坂の行きつけのレストランが永田町にあるのでそちらで食事と言う事になり全員、二ノ宮の黒のアルファードに乗った。「澪さん、ファイナル進出おめでとうございます。」二ノ宮が声をかけた。「澪、凄かった!圧巻だね。」星璃が声をかけた。「澪、そちらの殿方が犬坂さんって言って、k(さんだよ。今回のあなたのビームライフル出場を後押ししてくれたのよ。」星璃は澪の顔をみた。「後押しなんて、実力です。澪さんの。私どもはそれを良く存じております。本来ならエアライフルかと思っておりましたが、協会から実績がないと駄目だと言われ、急遽ビームライフルになってしまいました。ここで実績つみましょう。」犬坂が声にした。だいぶ走って目的のレストランに着いた。店の奥の大きなテーブル席に案内された。全員席に座ったら、奥から料理、飲み物が運ばれて来た。テーブル一杯に料理が並んだ。「皆さん。沢山食べるって聞いていたので頼んでおきました。」犬坂が皆の目を見て微笑んだ。「はい。有り難うございます。」小春が犬坂の目を見てニヤリ微笑んだ。「あさ!遠慮なく食べて食べて!」犬坂が星璃の目を見て微笑んだ。「あかりさんの旦那様ですか?初めまして、犬坂と申します。いつも回収有り難うございます。良い船買いましたね?もっと高い船でも良かったんじゃないですか?」犬坂が隆志の目を見て微笑んだ。「俺にはアレくらいが身の丈かと思います。良いかみさんと結婚できました。」隆志が犬坂の目を見て微笑んだ。「いただきます。」皆は合掌して料理を頂いた。高級レストランだけに美味しかった。星璃は例の如く飲むように料理をパクついた。一通り料理を食べ尽くし新たなにデザートとコーヒーが出てきた。星璃の事を調べ尽くしていた。「二ノ宮、お人ばらいを」犬坂は拓哉の顔を見た。二ノ宮が拓哉の肩を掴んで立たせて奥のカウンターバーへ連れて行った。隆志も立とう度したが犬坂がそれを静止した。「あなたは一緒に。聞いてください。」犬坂が隆志の目を見た。「これから話す事は、あなたがたの今後の処遇です。悪いようにしないのでもう少し我々にチカラ添いてだけませんか?これから、澪さんの超一流の腕が必要なんです。来年の選挙の時に今の馬場総理とその後に来るだろうと思われる女総理候補二人を狙撃してイレーザーしてほしい!」犬坂は目的を話をした。「犬坂さんのお気持はわかりました。本来なら辞めようと話あっていましたがその仕事引き受けます。ギャラ弾んでくださいよ。ハニートラップはやりません。女盾を封印いたしました。私どもは片羽の鳥と同じですが宜しくお願い致します。」星璃は犬坂と妹達、隆志の目をじっと見て微笑んだ。「そうか!有り難う。ハニートラップ用の新たな女はこっちで用意する心配なされるな!」犬坂は皆の目をじっと見た。「二ノ宮!話は終わったから小林さんこちらへ連れて来なさい。」犬坂は二ノ宮の顔を見た。小林と二ノ宮が元居た席に戻って来た。「小林君すまんな!大事な話があったから君には聞かせられない話だった。君も純麗さんと結婚でもしていれば別なんだがな?」犬坂は拓哉の目を見た。「これで話は終わり、ビームライフルの会場に戻ろう。余ってるケーキ包んでもらって、二ノ宮?」犬坂は皆の顔を見た。「ご馳走様でした。」皆が声を揃えた。全員車に乗り込んだ。会場に向かった。会場に帰ると本戦が始まっていた。澪も皆と一緒に観覧席に座った。「澪、上手いね、でも澪を見ちゃうと見劣りするなあ!」星璃が余裕をぶっこいでいたら澪と同じ満点でフィニッシュする選手が現れた。斎藤穂香選手、本戦は今日から一週間続いた。合計430名が参加した。この中から8人がファイナル出場の権利を手にする。この週の日曜日夕方澪に嬉しい知らせが届いた。「望月澪さん。ビームライフル部門でのファイナル出場が決定いたしました。」協会事務局から電話が来た。後から聞いた話では優勝候補が負けて居たとの事。オオトリ出て来た彼女はミスを連発して自滅したらしい。初日から満点か2人出てプレッシャーが半端なかったとか?澪から言わせれば実力がなかったまで!優勝候補とかチヤホヤされているからだ、と。「たまたま、良い得点で優勝したのがアダになったね。」澪はインタビューに答えた。「それがあなたの未来の姿じゃないんですか?」インタビューアーは澪に嫌な質問を返した。それを聞いた澪はインタビューアーを鋭い目線で睨んだ。「私はそんなにやわじゃないよ!来年はオリンピックで金メダル取ってる絵しか見えない。」澪はビッグマウスをぶち込んだ!その頃、小春のマンションには、星璃と純麗と隆志と拓哉が集まっていた。「お姉ちゃん。犬坂毛野って里見八犬伝だよね?女田楽の育ちで女装の天才だったんだよ。なんでkのおっさんが犬坂毛野なんだ?たまたま、犬坂と言う苗字だったので両親が毛野と付けたのかな?カッコいいね。顔はヤクザの親分って感じだけど。」純麗はアニオタぶりを披露した。「私も思った?犬坂毛野?冗談でしょう。」星璃は、純麗の目を見て吹いた。「ねぇ小春、この辺に美容室ある?ちょっとイメージチェンジしたくて、隆志も美容室で頭セットしてもらったら?良い男になるかも?」星璃は小春と隆志の目を見て微笑んだ。「あるよ。玄関出て左に行くと右手にある、私も行った事あるよ。」小春は星璃の目を見た。「ちょっくら行ってくる。」星璃は皆の顔を見て隆志と部屋を出て行った。暫くして二人は別人の如くゆうゆうと帰って来た。星璃はセミロングをボブにし明るめのメッシュを入れた。出来る女になった。隆志は、ボサボサをシャドウマッシュに変えて茶髪にした。だいぶイケメンになった。「うわああ!なかなか良いじゃないお姉ちゃんもお義兄さんも。素敵です。」小春が叫んだ。「似合うか?イメチェンだよ。」星璃は皆の顔を見て微笑んだ。そこへ澪からグループラインが来た。「ファイナルへ駒を進めた。明日からファイナルラウンドだよ。お姉ちゃん達まだ居るの?」星璃は、「澪が優勝するまで居るよ。隆志も仕事休んでる。」星璃は返信した。「私の出番は明日あるよ。まけた人から脱落していくから。明日午後1時。」澪も返信した。次の日3人で会場に向かった。会場には純麗と拓哉と二ノ宮と犬坂が居た。皆に挨拶をし、「星璃さんヘアスタイル良くお似合いですよ。隆志さんも同じく。」犬坂が気がつくと皆も声を上げた。星璃は特製の旗を皆に配った。全員、応援席に座った。いきなり澪が出て来た。8人によるファイナルの対戦だった。負けた方から脱落していく方式だ。まず、澪の射撃で試合は始まった。澪は10.9を連発した。第1ステージは5発✕2回である。合計10発109点星璃達は旗を振って応援した。第2ステージは1発✕14回の14発を10.9で152.6の合計261.6のトップレコードだ。澪はこの大会、一度も的を外してない。「流石やなぁ澪さん私に見る目は狂ってなかった。」犬坂が皆の顔を見た。また、トップでレコードを叩き出した。後の選手はプレッシャーかかると澪は思った。澪はガッツポーズをし会場を後にした。最後に応援団に手を振ってニコリ笑った。ファイナルは今日で決する。8人中、一人がおわった。澪も観客席に来た。「応援有り難う。上手く行った。」澪は皆の顔を見て微笑んだ。「澪の射撃凄かった!の一言だよ。安心して見れた。」星璃が澪の目を見て微笑んだ。「あれ!お姉ちゃん。ヘアスタイル変わった。増々綺麗になったよ。あれ、隆志さんも若くなってるよ。カッコいい!」澪は二人を見て驚いた。その後の7人は澪の記録を上回る事が出来ず澪の優勝が決まった。その場で全員抱き合った。澪は涙を流して喜んだ。星璃も小春も純麗も泣いていた。星璃はその場で泣き崩れオイオイ泣いていた。「澪さん優勝おめでとうございます。」犬坂と二ノ宮が声をかけた。「有り難うございます。」澪は二人の目を見て微笑んだ。犬坂が泣きていた星璃を抱きかかえて立ち上げた。「澪おめでう。」5人が声をかけた。「また、祝勝会しますか?料亭幸本予約します。」二ノ宮が言ってくれたが星璃が断わった。「お気持ちだけお受けします。」星璃は二ノ宮の目を見て微笑んだ。姉妹だけでししたかったからだ。6人は新宿駅から東京メトロ東西線に乗って、南砂町駅で降りた。タクシーに乗って居酒屋とり吉をめざした。ドアを開けると相変わらずの声に「いらっしゃいませ!」隆志が驚いた。澪の祝勝会だ。それと星璃と隆志のサヨナラ会だ。小春のマンションに役一週間滞在していたからだ。明日、島に帰る。星璃は船の予約をとってなかった事に気付いてスマホで予約をとった。便利な世の中だ。生ビール6つに焼き鳥盛り合わせ3つ、枝豆大盛り1つ、だし巻き卵焼き2つ。いつもと同じ2杯が3杯になっていつもの通りだった。




