第二十章 くのいち四姉妹 束の間の四姉妹の幸せ 其の2
次の日は島の名所めぐりをした。四姉妹を見かけた島の住人に沢井さんの所の星璃の妹達が来ていると噂が広まっていた。長崎灯台の見学をしている時、島の住人らしき女性に星璃が声をかけられた、「あんた、沢井さんの所のあかりさんだよぬ。こちらが妹さん達?やっぱり美人姉妹だな!噂通りだわ!」女性が星璃の顔をマジマジ見た。「はい。そうです。噂になっているってなんですか?」逆に質問を返し、星璃は女性の顔を見た。「東京から美人が来たって!男どもがザワついているぞ!」女性は星璃の目を見た。「やっぱり美人だな皆。女でも惚れるわ!」女性は皆の顔をよくよく見て微笑んだ。「有り難う御座います。」ニヤニヤしながら星璃が女性に頭をさげて女性を見た。皆は長崎灯台を後にした。そして、枕状溶岩を見て旭山へ大竹海岸へと場所を移した。砂浜に座り皆で海を見ながら昨日潜った海の中を思い出していた。皆と離れて、星璃と小春が肩を合わせ二人で座って話をしながら海を眺めていた。星璃が荷物回収の依頼が二ノ宮からあった事を離した。小春は驚いた顔をし、「祝勝会の時、辞める話をしたんでしょ?また、やるの?逆戻りじゃない?」小春は星璃の目をじっと見つめた。「そうなんだけどこの件は、だいぶ前に言われていたんだkに!」星璃は小春の目をじっと見つめた。「それでやるの?」小春は星璃の目をじっと見つめた。「私と隆志でやる!これからも完全には辞める事は出来ないと思う。その時は、私一人でやるか澪に助けを乞う。小春と純麗は幸せになりなさい。」星璃は小春を見て微笑んだ。「お姉ちゃんと澪の幸せは?」小春が星璃の目を見た。「お姉ちゃんか?今も見てるだろ幸せだ!今がそれで良い。澪は結婚して子供を生む事はたぶんないだろう?だいぶ人を殺してるし、トラウマはあると思う?私にもあるトラウマ、どうしても死んだ人達の顔がフラッシュバックする。小春はない?」星璃は心内を話、小春に質問した。「私はない。」小春はキッパリと言いきって、星璃の目を見た。「小春は強いんだね。」星璃は小春の目を見た。そんな話をしていると「お姉ちゃん達、何話しているの?純麗お姉ちゃんが心配しているよ、」澪が話かけて来た。「澪か!私達のこれからの事。澪は心配するな!」星璃は、澪の目を見たが少し動揺していた。「次は、小笠原海洋センターに行くよ。」星璃は号令を掛けた。皆、車に乗り込んだ。少し走ると小笠原海洋センターに着いた、皆で見学をし、食堂で昼食を食べた。そして、大神山公園に行き絶景を満喫した。それから三日月山ウエザーステーション展望台へ登り絶景を満喫した。そして、ジョンビーチ、ジョニービーチと海の綺麗さに感動し、南島へ船で渡った。絶景を堪能した。一日だった。「お姉ちゃん。良い所に住んでいるね!」純麗が言った。「お前達も結婚したらこっちへ来い!」星璃が純麗に声をかけた。「今晩何食べる?流石に美味しくても魚は飽きたろう?」星璃が後を振り返り皆の顔を見て微笑んだ。「うん。」と皆頷いた。「わかった!今日は違う物にしよう。スーパーにいくぞ!」星璃はそう言うとスーパーへ向かって走り出した。暫く走ると(小祝スーパー)へ着いた。「皆好きな物。カゴに入れていいぞ!」星璃がそう言うと皆、車を降りた。星璃がカートを押した。なんか、視線を皆感じていた。お客や店員が5人をじろじろ見ていた。ヒソヒソ話をする人も居た。午前中に長崎灯台で女性の言葉を思い出した。そんなに噂になっているのか?と星璃は思った。星璃はスマホを出して電話を始めた。「お義母さん。今日晩御飯作らなく結構です。皆魚飽きたらしい。今、小祝スーパーに居る、なにか欲しい物ある?」星璃はお義母さんに電話して御用聞きをした。醤油、バター、白砂糖、みりん、牛乳。を頼まれた。星璃は先にそれらをカゴに入れた。まず、精肉コーナーに行った。豚ロース生姜焼き用の肉とバラ肉、鶏モモ肉とムネ肉、ひき肉をカゴに入れた。生姜焼きタレ、レトルトハンバーグ、ハム、シャウエッセン、まるちゃんヤキソバ、カンタン酢、キャベツ、もやし、しいたけ、冷凍餃子、冷凍うどん、冷凍ハンバーグ、卵、ヨーグルト、プリン、ポテチ等を買った。皆はパンコーナーで菓子パンを何個か買った。買い物は終わった。帰路についた。車の中で拓哉が彼女と買い物出来たと初体験に興奮し言葉が明るかった。カワイイ一面を見て皆ホッコリした。「拓哉、純麗との買い物、嬉しかった。か?」星璃が後を振り返り拓哉の目を見て微笑んだ。「今の気持忘れるな!」星璃が拓哉の目を見た。「お姉ちゃん。信号、青だよ。」小春が叫んだ。話に夢中だった。急発進してタイヤを鳴らした。暫く走ると家に着いた。「お義母さんただいま帰りました。車有り難う御座いました。今度私も車買います。軽自動車でも。」星璃が母屋に顔を出した。「お帰りなさい。ご苦労さま。」お義母さんは星璃の顔を見た。「晩御飯は姉妹で作ります。」星璃はお義母さんの顔を見た。隆志も家に居た。今日は漁を休みにしたらしい。「隆志今日は有り難う。」星璃が隆志の顔を見た。「今日何食べたい。」星璃は隆志の目を見て微笑んだ。買ってきた食材をテーブルに並べた。「鶏唐揚げ。」隆志は星璃の目を見て微笑んだ。「わかった。唐揚げね。ムネ肉も買ってきたからカンタン酢焼きも作るわ。」星璃は隆志の顔を見た。「皆は何食べる?選んで!」星璃は皆の顔を見た。小春、純麗、澪、拓哉はレトルトハンバーグ。「小春手伝ってくれる?ハンバーグを電子レンジか湯煎してくれる。」星璃は小春の目を見た。星璃は、おコメをとぎ始めた。流石にリズムが良い。味噌汁はワカメにした。唐揚げを作り始めた。ニンニクを下ろし、生姜を下ろし混ぜた酒醤油をボールに入れてモモ肉を入れてかき混ぜた。下味を付けた。そのボールに片栗粉、薄力個、サラダ油を加えよく混ぜた。そこに下味を付けた先星の肉を入れてかき混ぜた。油に入れてキツネ色になるまで揚げて1個とってナイフを入れて中身を確認した。カンタン酢焼きは3センチ台に切ったムネ肉をフライパンで焼いた。そこにカンタン酢を適量かけて大根おろしを添えた。レモンも置いた。唐揚げが出来た。こちらにもレモンを添えた。2品の完成。ハンバーグは電子レンジで温めた。小春が皿に盛り付けた。ワカメの味噌汁を温めなおした。ご飯を人数分よそって各自前に味噌汁といっしょに置いた。箸置きの上にお箸をのせた。水を人数分用意し各自前に置いた。準備オッケー!「いただきます。」皆、お箸をとり、茶碗を持った。唐揚げとカンタン酢焼きを小皿にのせた。ハンバーグは各自1個あった。「皆は刺身よりこういう方が好きなんだろう。今日乗った船は星璃のプレゼントなんだ。隆志は船を星璃丸と命名した。さっきは釣りに夢中で言い忘れた..。二千万したんだ。なかなか買えないぞ。時々遊びに来い!いつでも歓迎するぞ!今日釣った魚はお土産で持って帰れ。カンタンなケースとドライアイス用意してあるから。マグロなんかはたべやすいように柵状にしておくから。魚の内蔵もとっておく。」隆志が皆の顔を見た。「隆志、私、軽自動車を買う。中古でいいから。ネット見ていたらダイハツムーブキャンパスってのがカワイくて気にいった。多分送料込みで二百万しない。ネットで買えるし。いちいち東京までいかなくて良い。後でサイトいっしょに見よう!」星璃は隆志の目を見た。「お姉ちゃん。新車がいいんじゃない?お金あるんだし。」澪が星璃の目を見て微笑んだ。「島の人に疎まれるから中古で良い。だって、船買ったばかりだし、どっから金出てくるんだの話よ。小さな島だから今日みたいに噂が広がるの早いの!若奥さんは吉原で働いてるとか、見かけたとか、無い事で嘘のデマが広まっちゃうのよ。時々、交代で男達が吉原行って偵察してるんだから。楽しみながら。嫌でしょう。だから、ワザと私、吉原行ってようか、なんて思う事あるよ。街中歩いているだけだけど。」星璃は皆の目を見て笑った。「案外住みづらいね。プライベートないね。」小春が星璃の目を見た。「唐揚げ美味しいです。」拓哉が星璃を見た。「有り難う拓哉君。」星璃は拓哉の目を見て微笑んだ。「カンタン酢焼きも美味しいよ。」純麗が星璃の目を見た。「良かった良かった。作りがえあるな!」星璃は皆の顔を見て笑った。「ハンバーグも美味しい!レトルトだけど!自分で作るより手間かからなくて良いよ。」星璃は皆の顔を見た。「明日かえるけどお姉ちゃん大丈夫?有休明日まで何だ。純麗も同じ、澪はズル休み。」小春が星璃の目を見て微笑んだ。「うん。大丈夫だ!それより、お義母さん頼む!」星璃は小春の目を見て微笑んだ。「まかせてね。」小春も星璃の目を見て微笑んだ。「お義母さんは大丈夫?向こうに着いたらつぎの日の船の予約してね。」星璃がお義母さんの目を見て微笑んだ。「皆いるから大丈夫だよ。」聡子も星璃の目を見て微笑んだ。「皆、コーヒー飲むか?淹れるから。」星璃が席を立った。インスタントコーヒーだった。ケトルに水を入れてスイッチを押した。「ご馳走様でした。」星璃が一番先に食べ終えた。やはり早食いである。澪がって来た団子がまだ残っていたのを冷蔵庫で発見した。お皿に入れて3本だけ電子レンジで温めた。「皆も食うか!」皆の顔を見た。皆クビを横に振った。コーヒーを皆に淹れて振舞った。自分の分は最後にマイカップキティちゃんに淹れた。片手に団子、片手にコーヒー足を組んで座った。なんかサマになっている。そしてぞくぞく食べ終えた。「ご馳走様でした。」一斉に聴こえた。隆志、お義母さんも食べ終えた。食べ終えた食器をシンクに皆入れた。「お姉ちゃん。洗いもの私がする。」純麗が手をあげたが「お客様はすわってろ!」星璃は一蹴した。星璃は団子3本を平らげると席を立って洗いものを始めた。洗いものが終わるとテーブルにまな板を敷いて。隆志の軽トラの荷台からクーラーボックスを持って来た。昼間皆が釣った魚が入っていた。すべて下処理を行ってマグロは捌いて柵状にした。綺麗にパックに入れて、保冷ボックスにドライアイスを敷いてその中に魚を入れた。「拓哉の家は3人前入れて置いた。父ちゃん母ちゃんにも食ってもらえ!」星璃が拓哉の目をみた。そういう事に気が回る女だった。出来る女であった。沢井家の中心人物だ。「皆、お風呂入ってね。順番で。」星璃がお風呂にお湯を自動で入れていて、「お風呂が湧きました。」案内が鳴った。魚の処理が終わるとまたコーナーを淹れた。椅子に足を組んで座った。星璃はコーヒー中毒だった。星璃と隆志は最後に風呂に入った。今晩もお風呂で一回戦をした。次の日は隆志は漁を休んだ。ゆっくり5時まで二人は寝た。朝は昨日スーパーで買ったハムエッグとトーストとコーヒーにした。お義母さんが起きて来た。「お早うございます。」星璃が声をかけた。「お早うございますあかりさん。」お義母さんも返事を返した。星璃は、お義母さんに十万円をポンと渡した。「小遣い!」星璃は一言だけ言った。「お義母さん。トースト食べてください。ハムエッグも食べて下さい。」星璃はお義母さんの座るテーブルに置いた。コーヒーを最後に置いた。星璃がその隣に座った。自分のトーストとハムエッグ、コーヒーも目の前に置いてあった。「お義母さん。都会は何年ぶりですか?」星璃がお義母さんの目を見て微笑んだ。「そうね。旦那がまだ生きている頃一緒に行ったのが最後だったから、10年以上前。おばさんの原宿、巣鴨刺抜き地蔵が最後だった。だから今回も是非行ってみたいんだ。」聡子は、星璃の目を見て微笑んだ。「そんな思い出があったんだ。小春に私が行くように伝えとく。」星璃はお義母さんの目を見た。二人は、トースト、ハムエッグを食べ終えた。「ほら!あそこ、地蔵通商店街でおしゃれな服、うってんじゃないかな?その金で好きなだけ買ってくればいい。下着はこの間、純麗が買ってくれたからいらねぇな!ちょっとエロいのあったら買ってくれば!」星璃はお義母さんの目を見て笑った。そこに隆志が起きて来た。席を立って星璃はトーストとハムエッグを作って隆志の前に出した。コーヒーは後から出した。すると純麗と拓哉が起きて来てテーブルの椅子に座った。「お早うございます。」二人は声を合わせた。星璃は二人にトーストとハムエッグをつくってテーブルの上に出した。小春と純麗が起きて来た。「お早うございます。」二人は声を合わせた。「お早うございます。」星璃も挨拶を返した。二人分のトーストとハムエッグを作って出した。「小春。巣鴨刺抜き地蔵に行ってくれ!お義母さんの思い出の場所だそうだ。頼んだ。」星璃は小春の目を見て微笑んだ。おがさわら丸の出発時間が来た。お義母さんのミニバンに全員乗って、星璃が運転した。皆、タラップを上がって行った。「お姉ちゃん。楽しかった。ご馳走様でした。」全員が申し合わせたよう声を合わせた。「小春、お義母さん頼んだ!さようなら。元気で!」星璃が怒鳴った。「また、いらっしゃい。」隆志が怒鳴った。おがさわら丸が岸壁を離れだんだん小さくなって行った。船が完全に見えなくなるまで二人は手を振った。
食事の場面は家族にとって大事だと考えます。退屈でしょうがなるべく飛ばさずお読みください。なかなか、美味しそうに伝える表現がみつかりません。悪しからず。




