第十四章 くのいち四姉妹 殺害予定場所の下見
午前11時のおがさわら丸に乗った。誰にも声をかけられないよう。魚釣りに変装した。帽子を深く被り、釣り竿を持ってゴム長を叩いていた。でも、つけまつげは付けていた。付け黒子もよほど気に入ったと見えた。付け黒子を鼻の脇左下にもつけていた。鼻クソに見える。でもサマになって見えてしまう、流石はあかりちゃん。おがさわら丸に乗ると部屋に籠もって映画を見ていた。アーノルドシュワルツェネッガーのターミネーター2だった。シュワちゃん演じるT800とT1000が戦う映画撃っても撃っても立ち上がって追っかけてくるT1000の迫力に飲まれていた。初めて見る映画だった。ターミネーター1は見た事があった。なかなか怖いイメージの映画だったように覚えていた。やっても追いかけてくる。今のゾンビ映画のハシリだったみたい。あっと言う間に終わった。一つ二つ思い出に残った。シーンがあった。使ってみたいセリフもあった。「少し早いけど飯食いに行くか。」星璃は今日初めて部屋を出た。食堂へ向かった。今日はメニューを見なかった。カレーに決めてきたから。席に座るとすぐウエイトレスを呼んだ。釣り雑誌を片手に持ってそれを見てパラパラしたらカレーが運ばれて来た。星璃は、また、飲み物のようにカレーを食べた。終わったらサッサと部屋に戻った。また、映画を見た、午後から2作品シティオブエンジェル、ショーシャンクの空に、どっちも感動作品だった。星璃は
オイオイ泣いた。起伏の激しい女だった。つけまつげは取れかかりブラブラしていた。ティシュを半分使った。化粧をし直して夕方デッキに出て、西の空のオレンジ色に染まるマジックアワーを見た。この時間のこの空の色が好きだった。その後食堂へ行き夕食をとった。今度はカツカレーだった。今度は大盛りにした。その後到着までお笑い番組を見て大いにすべった。夜11時過ぎに竹芝桟橋に接岸した。小春、純麗、澪が向かいに来てくれていた。星璃はタラップを下った。三人が手を降るのがわかった。星璃も手を振った。「ただいま!」星璃が怒鳴った。「おかえり。」三人が怒鳴った。地上に降りると四人で抱き合った。家では話せないからここで話す。殺害場所を明日見に行く。それだけ。kの部下が案内してくれる。4人は、小春の運転する車に乗ると走りだし、途中のコンビニでビール、酎ハイ、お茶、おつまみ、ポテチ、サンドイッチなどを買って、小春のマンションへ到着した、星璃は、自分が撮った、おがさわらの海の生物の映像を作って持って来ていた。それを小春のパソコンで4人で見た。「これ!お姉ちゃんが撮ったの?上手いね。それにこんなに綺麗なんだね。海の中。」純麗は、星璃の目を見た。「そうだろ!上手いだろ?私が撮った。海の中は最高だぞ!今度、皆で潜ろうぜ!教えっから!今日は、澪の彼女はいないのか?」星璃は波海の姿が見えないので気になっていた。「仕事の話だから連れてこなかった。」澪が星璃の目を見た。「ここでは仕事の話はしないよ。澪、波海さん呼んでやれ!」星璃は、澪の目を見てニヤリ笑った。「呼ぶね。」澪はスマホをバックの中から取り出し電話をかけた。「あっ!なみちゃん。何してる?暇なら小春姉ちゃんのマンションに来ない?あかり姉ちゃんが来てるから、なみに会いたいって!」澪は、波海に話した。今、家出るって、2時間くらいで波海がマンションに来た。波海は、千葉幕張の寮に住んでいた。「いらっしゃい。」小春が部屋に招き入れた。「なみちゃん。こっちがあかり姉ちゃん。」澪が星璃を波海に紹介した。「よぉ!初めまして、澪がお世話になっているみたいだね。あかりです。宜しく。」星璃は、波海の目を見て、微笑んだ。「私こそ、宜しくお願い致します。挨拶が遅れて申し訳ありません。」波海は星璃の目を見て微笑んで二人は握手を交わした。「これで揃ったね。」小春が皆の顔を見て微笑んだ。「波海さん。澪の何処が好きなんだ、大事な事だから聞かせてくんねぇか?」星璃は、波海の目を見た。「お姉ちゃん。やだ、恥ずいじゃん。」澪は、皆の顔を見て星璃の目を見て微笑んだ。「好きな所ですか?皆に平等にやさしい。カワイイ所、根性がある。負けず嫌い。悪口を言わない。身体の相性が良い。」波海は、星璃の目を見て微笑んだ。「有り難う。わかった。身体の相性が良い。それ大事だかんな!」星璃は波海の目を見て微笑んだ。「なみちゃん。あそこは、ダンサーになるの競争がはげしいのか?沢山いるからな…ユーチューブなんか出ている子は特別なんだ。あんたも頑張れよ。表に出られるようになったら応援に行くから。」星璃は、波海の目を見て微笑んだ。「私の主観だけど、あそこのダンサーっておどりが指先まで綺麗なんだ。感動するわあれ見ると、それに笑顔が非常に良い。女でも惚れる。ユーチューブでイイネ゙を付けた事ある。」星璃は、踊りまで披露して熱く語った。「早く上がれると良いな!波海ちゃん。笑顔、笑顔!うん。それだよ。波海ちゃん。それで良い。」波海は笑顔を披露し、星璃は、波海の目を見て笑顔を返した。「お姉ちゃんってそんなに好きだったんだ?」澪が星璃の目を見た。「お前の彼女がダンサーって言うから一生懸命ユーチューブ見たんだ。」星璃は、皆の顔を見た。「どんな子か興味があっただけじゃないの?」小春が憎まれ口を叩いた。「それもあったけど見ているうちにひきこまれちゃって!」星璃は、小春の顔を見てニガ笑いをした。「私もセンターで踊れたら気持良いだろうなあって思うわよ、それだけの事だよ。波海さんもセンター狙うんでしょ?それくらいじゃないと。」星璃は、波海の目を見た。「狙ってます。全員。殺気が凄いですよ。あの世界。」波海は、星璃の目を見て微笑んだ。「そう、こなくちゃ!なみちゃん頑張れ!」星璃は、波海の目を見てニヤリ笑った。「はい。わかりました。頑張ります。お姉さんは島で何をしてるんですか?」波海が星璃に質問した。「海の生物の研究!私が撮った映像見て!」星璃が、波海の目を見た。小春が先程まで見ていた、パソコンの映像を波海に見せた。「お姉さん。カッケー!海潜れちゃうんですね。イルカとも仲良しなんですね。羨ましい。」波海は目をキラキラさせて星璃の目を見て、微笑んだ。「私、スキューバダイビングCカード持ってっから。いつでもおいで教えてやっから。そのかわり、ダンス教えて。映像見て見て!」星璃は、波海の目を見た。「お姉ちゃん。こんなにサメに近づいて大丈夫なの?」純麗が尋ねた。「大丈夫だよ。おとなしいもんだよ。」星璃は、自慢気な顔をした。「皆来れば、島好きになるよ。コンビニ、しまむらないけど。美味しい魚は沢山いるよ。海も綺麗だし。」星璃は、皆の目を見て微笑んだ。「小春、純麗、私にメイクしてくれない。」星璃は、二人の目を見てニヤリ笑った。「お姉ちゃん。明日の朝にしよ。今日は寝るだけだからもったいない。」小春が星璃の目を見た。「今日、映画見て泣いたから目が晴れてない?」星璃は、小春の顔に自分の顔を近づけた。「何の映画見たの?」小春が星璃の顔を覗いた。「シティオブエンジェル、ショーシャンクの空に、ターミネーター2」星璃は、皆の顔を見た。「ターミネーター2で泣ける?後の2本はわかるけど私も泣けたもん。」小春が星璃の顔を見た。「小春はアマゾンプライム入ってんだろ?泣けるから後で見てみろ。ラストシーンなんて涙無しでみられねぇぞ!」星璃は、熱く語った。皆、お酒が入って来た。星璃はサンドイッチを食べ始めた。「久しぶりに食うサンドイッチはうめえなぁ!」星璃はそう言うとレモン酎ハイをグビッと飲んだ。「お姉ちゃん。まるで、おっさんだな!」純麗がボソッと言った。「純麗、誰がおっさんだよ。おばさんの間違いじやね。」星璃は、笑いを突っ込んで来たが誰も笑わなかった。「ワハハハ!面白い!」突然の笑いがおきた。波海だった。「なみちゃん。気を使って笑わなくもいいぞ!余計傷つくからな。」星璃は、波海の目を見て微笑みを浮かべた。5人は、小春の部屋に泊まった。次の朝、7時に誰かの目覚ましが鳴った。波海のスマホだった。仕事だった。9時出勤には間に合う時間だった。千葉まで行くしか無かった。波海は、しっかり着替えを持って来ていた。速攻でシャワーを浴びて着替えて、部屋を出て行った。澪は見送りについていった。「私達も何時電話来るかわからない。」順番でシャワーを浴び、着替えた。星璃が一番、小春が二番、純麗、澪と続いた。星璃がお風呂から出るとスマホが鳴った。知らない番号だったが星璃は出た。「はい。望月です。」ブラとパンティの下着姿だったがベランダに出た。星璃が返事をした。「あかりさんですか?私、kの部下の二ノ宮と申します。始めまして。今、小春さんのマンションですか?私は、皆さんの顔を知っておりますので御迎に向かいます、黒のアルファードです。マンションの下でお待ちください。9時に行きます。宜しくお願い致します。」二ノ宮は用件だけ言うと電話を切った。星璃は、恥ずかしいのですぐ部屋に入った。星璃はテーブルに座りかかって来た番号を二ノ宮と登録した。星璃は、キヤラTシャツに白のボトムスを履いた、小春がシャワーから出て来た。トーストを焼いた。コーヒーを煎れた。とりあえず3人で食べた。純麗はシャワー中だった。純麗がシャワーを終えて出て来た。「純麗、トーストとコーヒーあるわよ。」小春が声をかけた。純麗は、テーブルに座りトーストにむしゃぶりついた。星璃のメイクはしなかった。8時50分に部屋を出た。マンションの一階のエントランスに居たら通りに黒のアルファードが来た。後部座席のドアか自動に開いた。星璃を先頭に小春、純麗、澪と伸び乗った。運転席の男が「皆さん始めまして。二ノ宮と申します。今日、私が案内係です。宜しくお願い致します。皆さんの事は良く存じ上げております。自己紹介は無用です。」二ノ宮は落ち着いた口調で話した。「場所は秋葉原です。最近空きテナントが多いんです。12階部分の一部屋を借りました。1ヶ月借りました。ヤッてから1ヶ月は見つかりません。実在している人間の名義で借りました。隣のビルの屋上は鍵はかかってません。自由に出入り出来ます。」二ノ宮は、また、落ち着いた口調で話した。「二ノ宮さん。案内終わったら41PXっていうサバゲーショップに寄っていただけませんか?買いたい物がありまして。宜しくお願いします。」澪が話かけた。「明日、木更津で練習しましょう。ウェア買わないとまた、蛭に襲われますよ。」澪が姉達に激を飛ばした。「澪さん了解しました。」二ノ宮は、澪の提案を受け入れた。「グロッグは小春の部屋にあるんだっけ。」星璃が口を開いた。「うん。うちにあるよ。隠してある。盗聴器があるから泥棒入らないから安全。」小春が口にした。秋葉原に着いた。二ノ宮は有料駐車場に車を入れた。そこから暫く5人は歩いた。二ノ宮を先頭に借りたオフィスのビルの中に入って行った。人の気配はなかった。二ノ宮が鍵を開けてオフィスに入った。結構広かった。姉妹は部屋の中を歩き回った。給湯室もあった。社長室もあった。星璃と小春と純麗は、ターゲットの座る位置にバミリを付けた。6人ぶん。澪はガラスの厚さを調べた。窓を開けてガラスの厚さを機械で測った。持って来てた。タオルでガラスを吹き始めた。が「まだ早いよ。結構日決まってない。」星璃が澪を見た。「早い方が良いですよね。ナルハヤで決めます。決まったら私が連絡します。日曜日が良いですね。皆さんも仕事休みだし。」二ノ宮は皆の目を初めて見て微笑んだ。「澪さん。星璃さん。隣のビルいきましょう。」二ノ宮は、星璃と澪の目を見た。ここの鍵を小春に渡した。3人は部屋を出て行った。隣のビルに着くとエレベーターに乗った。最上階の12階で止まった。そこから屋上は階段で上がった。屋上のドアを二ノ宮が開けた。夏の風邪が3人に吹き付けた。「あそこがターゲットが居る部屋だ。狙いは少し下になるな!」二ノ宮が澪の目を見た。澪は二ノ宮の目を見て頭を縦に一回頷いた。目には自信がみなぎっていた。二ノ宮は、その目ヂカラに後ずさりした。成功を確信した。この子なら大丈夫だと。澪は、屋上のコンクリートの上にうつ伏せに寝てターゲットのオフィスをじっと見つめた。「少し逆光になるな!心配ない。午前中ならベストだな。二ノ宮さん。午前中になりませんか?それなら絶対外さない。」澪は、二ノ宮の目を見た。「わかった。その線で話は進める。」二ノ宮は、澪の目を見た。「大丈夫だ!帰ろう。」澪は、二ノ宮の目を見た。3人は階段で12階まで降りてエレベーターに乗った。「澪、雨でも大丈夫?」星璃が澪の目を見た。「うん。大丈夫だよ。」澪は星璃の目を見て微笑んだ。3人は.小春と純麗と合流する為オフィスのあるビルのエレベーターに乗った。エレベーターを降りると二人がオフィスから出る所だった。鍵を締めていた。「そっちはどうだった。」純麗が澪に尋ねた。「問題ない!」澪は純麗の目を見た。「サバゲーショップは歩いていけるの?」星璃が澪の顔を見た。「行けるすぐそこ。」澪は、皆の顔を見た。「嫌、店の前に停めます。車で行きましょう。」二ノ宮が皆の顔を見た。全員車に乗った。少し走った。「あっ!あそこです。」丁度店の前の駐車場が空いていた。そこに車を停めた。5人はサバゲーショップにはいった。お客はパラパラだった。星璃はウェアのコーナーに行った。店員が寄って来た。このタイプが新作ですよ。今、一番うれてます。サイズも揃っております。「エルサイズを2着とエムサイズを2着お願いします。皆これでいいよね。」星璃は皆の目を見た。「異議なし。」3人とも賛成してくれた。純麗は銃コーナーへ行きなんか説明を受けていた。純麗は、グロッグḠ19のモデルガンを触って説明を受けていた。「これ、なんですか?この間違う店で見た時、気になったから。」純麗はシラッと嘘ぶいた。「これは、安全装置です。撃たない時は、このレバーをこちらにすると暴発防止になります。撃たない時はこっちにしておきます。」店員は丁寧に説明してくれた。「これは、実機と重さは変わりません。どうですか?感触は?」店員は、また丁寧に説明してくれた。「うわっ!軽?って思った。が口にはしなかった。本物はもっと重いぞ!にいちゃん。と思った。知らねえでやんの!」有り難うございます。「買ってみっか!安いから。」丁寧に説明してくれた店員の為に純麗はモデルガンを買った。これがイザという所で役にたつのだった。「会計はお姉ちゃんがするから純麗モデルガンもこっち出して。ボートレースのお金まだあるから。」星璃は、レジの前にいた。買い物は終了した。二ノ宮は、小春のマンションに向かっていた。マンション着くと「本日は、ご苦労さまでした。決行日、明日の夜には連絡します。宜しくお願い致します。明日練習頑張ってください。」二ノ宮は4人の顔を見た。車を降りた。「私は帰るわ。ライフル持って来る。」澪はここでお別れした。次の朝、日曜日で皆休みだった。澪がインターフォンを鳴らした。「お早うございます。」小春はインターフォンテレビで澪の顔を確認した。ゴルフバックを持っていた。なのにサバゲーウェアってのはアンバランスだった。集合したので小春の車に乗り換えた。澪の軽自動車を小春の駐車場に入れた。4人は.木更津の山へ向かった。首都高速な乗って東京湾アクアラインを通るルートを選択した。




