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R&Bのリズムで殺れ YOU&I  作者: やましたゆずる
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第十三書 くのいち四姉妹 純麗の告白と仕事前の安らぎ

「本日をもちまして、望月小春さん。望月純麗さん。小林メイクアップ教室を卒業いたします。カリキュラムをすべて優秀な成績で終了いたしました。」小林五月先生は、二人に卒業照明証を手渡して拍手をした。「おめでとう。」先生と拓哉が声をかけ微笑んだ。「先生私、まだ卒業出来ません。だって、拓哉さんを好きになってしまったからです。結婚を前提にお付き合いさせてください。」純麗は、二人の目をじっと見つめた。「やっぱりそうだったのね。私達もそれは、薄々感じてましたよ。二人がよければお付き合い認めますよ。純麗さん。有り難う。こんな息子を好きになってくれて、私は嬉しいわよ。」先生は、純麗の目をじっと見つめた。「有り難うございます。」純麗は二人の目を見て泣き出した。「嬉しすぎます。」純麗は、涙をハンカチで吹いた。それを見ていた拓哉はスッと純麗の肩を抱いた。それを見ていた小春が泣き出した。「また、遊びにいらしてね。」先生が目頭をハンカチで押さえた。「先生、お世話になりました。」小春は、手に持っていた袋を先生に手渡した。お菓子の詰め合わせだった。「車まで見送るわね。」先生が二人の目を見て微笑んだ。「今までね。そういう、生徒さんがいたんですよ。でもあなたが最適だと思いましたのよ。」先生は純麗の目を見た。「有り難うございます。」純麗は感謝の言葉が止まらなかった。二人は、車に乗って、身を乗り出して手を振った。次の曲がり角を曲るまで先生と拓哉は手を振っていた。小春がバックミラーで確認した。「純麗、よかったわね。先生と拓哉君認めてもらえて。お姉ちゃんも嬉しかったよ。」小春は、助手席でまだ泣いていた純麗の横顔を見た。「今日、また、飲もう。居酒屋で!」小春は、首都高速をヴェルファイアで飛ばして西葛西のマンションまで来た。二人は車を降りて居酒屋まで徒歩で向かった。二人は居酒屋のドアを開けると「いらっしゃいませ!」大きな声が聞こえた。二人はカウンターに座った。「いらっしゃいませ。今日もお二人で!何にいたしますか?」大将は、二人の目を見て微笑んだ。「いつものやつください。」小春がハキハキした口調で言った。「私は、生と焼き鳥盛り合わせ。」純麗もハキハキした口調で言った。「はい!よろこんで!何か良い事ありましたか?」大将は二人の目を見た。「妹に彼氏が出来たんです。そのお祝い。」小春が大将の目を見て微笑んだ。「それは、良い事で、こちらからもお祝いで生1杯サービスします。お二人に!」大将が二人の目を見た。「有り難うございます。」二人は、大将にむかって微笑んで、頭を下げた。生ビールが運ばれて来た。「お待ちどうさま。」店員は二人の目を見て頭を下げた。「純麗、あの言葉で乾杯する。」小春が純麗の目を見てニヤリ笑った。「プロージット!」二人は声をあわせさけんだ。二人は、グビッと一口飲んだ。小春はスマホを取り出した。「澪、暇ですか?彼女もいっしょ?一緒に飲まない。こっちおいでよ。場所は、私のマンションから5分位歩いた所にある。居酒屋とり吉ってあるからそこにいる。」小春は澪に電話して、二人を誘った。1時間位したら二人は着た。小春と純麗はだいぶ出来ていた。「大将、あっちのテーブル席に移って良い。」小春が大将の顔を見た。「かまわない。お好きに!」大将は、小春の顔を見た。澪は北千住のマンションに住んでいた。以外と近かった。4人はテーブル席に座った。澪の隣には、波海が座り小春の隣に純麗が座り小春の前に澪が居て波海の前に純麗がいた。「二人好きな物頼みな!遠慮なく、ごめんなさい。急によびだしちゃて!迷惑だったかな?」小春は二人の目を見て微笑んだ。「いや!全然平気だったよ。誘ってくれて

有り難う。嬉しかった。なんかあった?」澪は小春の顔を覗き込んだ。「あったから電話したんだよ。純麗に彼氏が出来たんだよ。3年ぶりだって。相手は、二人が通っていたメイク教室の息子さん。拓哉さんって言うんだ。お母さんの先生も二人の仲、公認済み。」澪は、顔をくしゃくしゃにして喜んで純麗の目を見た。「あら!良かったじゃない。メイク教室行ってよかったね。」澪は、純麗の目を見て微笑んだ。「澪、有り難う。波海さん。有り難う。」純麗は二人の目を見て笑顔で感謝した。「一番、感謝しないといけないのは、あかりお姉ちゃんだな。純麗をメイク教室へと言ってくれたんだもの?後で電話するね。」純麗は、3人の目を見た。澪と波海は、生ビールと焼き鳥盛り合わせを頼んだ。小春と純麗も生ビールと焼き鳥盛り合わせを頼んだ。後枝豆大盛り。暫くシて品物が揃った。「仕切り直しで乾杯しますか!波海さんとはお酒飲むの初めてだね。無礼講でね。乾杯のセリフは、プロージットって言ってね。これ、アニオタの純麗の提案だから。」小春は3人の目を見た。3人はジョッキを手に持った。小春が音頭をとった。「プロージット」小春がジョッキを挙げて言うと今度は4人で「プロージット」と叫んでジョッキを鳴らした。「純麗お姉ちゃん。プロージットって何語?」澪が純麗の目を見た。「ドイツ語で乾杯とかさよならなんて意味もあるみたい。戦場の兵士がやる儀式だった。特攻隊の人が盃を飲んだ後に盃をなげて割る映像みたことない?あれといっしょだよ。」純麗は皆の目を見て丁寧に説明した。皆焼き鳥を一串とって、一番頭の肉を食べた。そして、ビールを一口だけ呑んだ。純麗がスマホをとった。電話をかけた。「あかりお姉ちゃん。こんばんは!電話大丈夫?ココに皆集まっているからお姉ちゃんもおいでよ、あっ!こられないか!私、彼氏出来た。3年ぶり。報告まで、まだ、やってないよ。」純麗は、ちょっとからかった。スピーカーホンになっていた。「なんだ!純麗オチョくってんのか?そっち行くまで一日以上かかるんだよ。彼氏出来たって?やってないから未遂だよ。妄想。彼氏ってのはやってから言うんだよ。魚臭いソーセージ食ってからな!」星璃は、お返しとばかりまくし立てた。波海がビックリした顔をしていた。「お姉ちゃん。澪の彼女の波海さんもいるよ。」小春が話した。「あかりさんてすか?澪さんと付き合っています。五十嵐波海と申します。初めてまして、電話で失礼します。皆さんから素敵な方だとお聞きております。是非島にご挨拶に伺いたいと考えております。」波海は、緊張しながら言葉を言葉にした。「良いよ来なくて、お金かかるから、だって研修生なんだろ、きゅうりょうなんてあってないような額だろ?私がそっち行った時に顔貸せや。それで良し。ウフフ。」星璃は、あっけらかんと言葉を選ばず投げ捨てた。「波海さん。澪を愛しているんだろう、アイがあればそれだけでオッケーだよ。会うのが楽しみだ。皆楽しんで飲みな!電話切るぞ。」星璃は電話を切った。小春は、うしろにブルースが聴こえた。言葉は汚いが愛情があった。良いお姉ちゃんだとあらためて思った。「あかりお姉さんってカッケー女性なんですね。」波海は、3人の目を見た。なんだかんだ言ってもあかりお姉ちゃんがいないと私達は何も出来ない事を小春、純麗、澪は知っていた。たとえ、澪の腕が良くても関係ないと思っていた。宴は、ビールを4杯飲んだ所でお開きとなった。小春は、返帰りがてら射撃の様子を澪に聞いた。波海さん。居るとわかったら仕事の話はしなかった。流石だよ。と思った。「皆、泊まっていけば。」小春は皆に声をかけた。彼氏いないの私だけになってしまったからあせらない。変な奴つかみたくなかったからだ。小春はそんな事を考えていた。その頃、星璃は、毎日海に潜っていた。カメラで水中生物を撮影していた。より良いものと必死だった。お義母さんの風邪も治っていた。塩谷勝から毎日のように謝りの電話があるが着信拒否をしていた。声も聞きたくなかった。スマホを見たらkからの電話があったようだった。海の中で気が付かなかった。折り返し電話した。場所が決まったから上京してくれ。と言う事だった。気合いをいれて海に潜った。星璃も自分の背中からブルースが流れてるのに小春同様気付いていた。いつからだろうと海の中で考えていた。海の中は最高に自分を見せてくれていた。イルカと友達になっていた。星璃はイルカの背中を叩いた。そしてキスをした。明日は上京だ。





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