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コンビネーション

「クルルゥ」


 ユキテンゲはマンダの攻撃を避けて、俺の方へ向かってくる。俺はその動きに、少しだけ違和感を抱いていた。それはこの動きが、攻撃目的なのかという事だった。


 なにせ、炎によって冷気の攻撃は少しだけ緩んでいるのだ。近接戦闘ができる俺やちくわ、二号は攻撃を通しやすくなる。なのになぜ俺たちに向かってくる?


 しかし、そこで俺達が攻撃を入れたところで、命中しない。攻撃よりも回避に専念しているような動きだ。ならば、こいつにとって避けたい攻撃、つまり俺たちにとって有効打となる攻撃は何なのか。


「っ!!」


 考えつつも、敵の思惑通りに動くつもりは無いので、近づいてきたユキテンゲから逃げるように走る。マンダの影響で攻撃が鈍っている今、それは簡単な事だった。


『おいおい、モブなんで逃げてるんだ?』

『むしろ今は攻撃のチャンスだろ』

『ちくわと二号も、モブがやらないならカバーに入らないと』


 そうだ。ちくわたちもその可能性に気付いている。こいつは俺達の攻撃が簡単に避けられることを理解した上で、俺たちと一定の距離を取っている。俺達が近くに居たらできない事に警戒しているのだ。それは――


「ドラゴンブレス!!」


 後方で控えていたねこまが魔法を再び発動させる。炎の息とでもいうような勢いで放たれた魔法は、ユキテンゲめがけて高速で迫っていく。


「クルルッ――」


 ぶつかる直前、ユキテンゲは氷で盾を作るが、それはねこまの放った魔法と相殺されて、蒸発する。マンダの炎で弱まった氷の障壁は、ねこまの魔法を防ぎ切ることはできなかったらしい。


「ふっ!!」


 一番近くに居た俺が、ガードができなくなり、熱で攻撃手段を奪われたユキテンゲへ槍を突き上げる。しかし相手はこれをひらりと躱し上空へ逃げる。


「貰った!」


 それをちくわが跳躍して、進路を塞いで双剣を振り下ろす。


「クルルル……」


 だがしかしそれも躱されてユキテンゲは地面すれすれを飛行するようにして距離を取る。


 それに追いすがるのはモブ二号だ。


「おおっ――!!」


 声をあげて振り下ろした大剣は、ユキテンゲを捕らえることはできなかった。だが、地面にぶつかった大剣は、床材の水晶を砕き、ユキテンゲの身体に破片を食い込ませる。


「火球!!」


 全員の攻撃で傷を負い、動きが鈍くなったところで、俺は今まで碌に使っていなかった魔法を発動させる。


 先程のねこまが使った火属性魔法と比べれば、随分小さく弱そうな炎だが、それでも直撃すれば火傷では済まないほどの火力は出る。


「ク――」


 礫でふらつきつつも体勢を立て直して逃走しようとしていたユキテンゲに、俺の魔法は直撃して、小さく爆ぜた。


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