殺される冒険者と新しい特訓。
冒険者達は歩を進めた。
彼らは王国から使命を仰せ使っていた。
最近おかしな草食動物が暴れると言う報を聞いてからだ。
リーダーの勇者が先頭、戦士と僧侶、魔法使いが続いた。
森の中を探索していると魔法使いの女が気づいた。
「あら、可愛い子熊」
しかし勇者は違和感に気付いた。
「何か様子がおかしいぞ!」
何と子熊は話した。
「ほう、良く異変に気付いたな」
「なっ!」
「そうだ。俺は貴様らが調査しているアンドレイ様に改良された動物よ。わざわざ殺されに来るとはな」
「くっ!」
戦士は切りかかった。
しかし子熊はニヤリとしカウンターで凄まじいスピードで爪で切り裂いた。
「ぐああ!」
「気を付けろ皆!」
「遠距離攻撃よ!」
魔法使いの女は稲妻魔法を放った。
しかしバリアで跳ね返されくらい焦げた。
「サーズ! 回復させるんだ!」
僧侶はサーズを回復させようと近づいたが二人とも今度は突如現れた猿に襲われた。
「なっ!」
そして三人は子熊と猿の吐く溶解液で死体も残さず溶かされた。
速すぎて避けられなかった。
一方クラビ達は冒険を進めながら訓練をしていた。
「皆、アンカーは便利だけど今後アンカーの使用をなるべく抑えて地力を上げようと思う」
これを受け皆でクラビを攻めた。
ジェイニーの魔法をクラビはアンカーを使わずかわす。
ボジャックとゾゾが時間差で切りかかる。
これをクラビはいなす。
大分地力が上がってきた。
「アンカーに頼らず真の勇者を目指す」




