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幻影道 第二巻    作者: SAKI
17/28

「激闘!オルカ戦!!」

「はぁ!」


ユイが空へと舞い上がり光の剣を一閃、オルカはそれを避けて反撃の水魔法を放つがユイは更に上の魔法で水魔法を飲み込む。


「Xアクア!!」


神秘なる潤いは汚泥さえも描き消す、水魔法を吸収しオルカに一撃を与える。


「くっ、やはり最高傑作は流石ね」


 想像以上の能力に苦い顔をする。


「戯れ言を言ってるならどんどん攻めるよ?」


ユイは至近距離に近寄り切り裂くもその腕をガードされ腹に二、三発貰うも動じないユイは何処にしまってあるのか胸元からナイフを喉元に突き刺した。オルカは咄嗟に攻撃するがユイは華麗に避けてまた獅子奮迅に猛攻する。


「あはは♪楽しい!大人を殺すの大好き♪」


「この変態め!私の喉を!」


「アンタにだけは言われたくないな~そんな布で戦うなんて馬鹿なの?」


逃げようとするオルカにユイは大きく実った胸元を掴み上を脱がせる。


「この!」


「あは♪デカイ胸♪そんなにデカイなら子どもとか作ればいいのに♪あっ、アンタの乳は悪い子になっちゃうから切り取らないとね♪」


胸を鷲掴みにしたユイの腕を切り落とそうとするが無理矢理引っ張られて自分の太腿に剣を刺してしまう。


「ユイ、アンタは甘いのよ!」


オルカは血塗れの脚から何かが噴射されてユイは転げ落ちる。目を開けると涙が流れ赤くなっている。


「催涙ガス!?」


怯むユイに一撃一撃重い攻撃を与えユイを羽交い締めにして突き刺っていたナイフを喉仏に当てる。


「形勢逆転ね、私の胸を切り落とそうとしたんだから貴女もされて当然よね?」


喉元を切り裂き今度はユイの胸元にナイフを突き刺した。


「ぐっ!痛っ……この女……!」


 激痛に耐えながらも涙ぐんだ表情で睨みつける。


「巨峰だから心臓まで通らないわね?切り落としたら……うふふ♪」


催涙ガスの痛みに耐えられないユイはいとも容易く顔面を殴られ胸を掴まれる。


「サナエちゃん、ユカリちゃんに攻撃されないように守ってる!?」


助けようとしたがユイに止められた。


「ええ!でも……」


「ぐっ!!ユカリちゃんは絶対に死なせないでね!痛っ!!離せ!!」


胸を何回も突き刺し大量の血液が流れるユイを私は我慢出来なかった。


「ユイから離れなさい!ポイズントラップ!」


私は先ず女性付近に地面に触れると毒を発生させるトラップを作り後ろにあるナイフを投げる。


「ふん、聞かない――― っ!」


気を紛らわすだけでいい、ユイはその一瞬で肘で顎を破壊して女性はナイフをかわす。


「うぅ……見えない……」


「ユイ……」


ユイの頭を優しく撫でるもそれは気休めにしかならない、女性は怨嗟の声で私達を殺しに魔法を放つ。


「アビスストーカー!!」


女性の魔法に私達は飲み込まれ身体をズタズタに引き裂かれる。彼女はユイを殺そうと倒れたユイを股に挟み、蹴り上げまた胸元に突き刺した。


「溺死してあ・げ・る♪」


女性が発生させた水の粘膜をユイに押し付ける。ゴボゴボと気泡が出てくるもユイは何も出来なかった。


「さようならユイ♪目と耳、鼻から耳の穴まで全部に行き届いてるからすぐに死んでしまうわね♪苦しい?あはは♪死んだら全部バラバラにしておっぱいだけは切り取ってあげるね♪」


少なくなっている気泡に私は身体が動かなくなっていた。手を伸ばそうにも届かない、このままユイが死ぬのを待つしかないの?


そう思ったその時、ユカリちゃんは息を吹き替えしたように起き上がった――― だが動きがおかしい、まるで何かに取り憑かれたように不自然な体勢で調子が悪かったのかフラフラしながらも武器を構えた。

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